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Chemical GUY’S のBUTTER WET WAXを使ってレビューしてみた!

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今回は、Chemical GUY’S のBUTTER WET WAXをアメリカのアマゾンから購入したので、レビューしたいと思います。


Chemical GUY’S のBUTTER WET WAX

Chemical GUY’S のBUTTER WET WAXは、米アマゾンでマグアイアーズや、タートルワックス、MOTHERSなんかの製品物色しているときにチョイチョイ見かけてはいたんですが、なんとなく購入するのをためらっていました。

今回は、久しぶりに米アマゾンでアレコレ買おうという気になったので、それと併せての購入です。

BUTTER WET WAXという名前なので、バターの油のようなギトギト感を期待しています。

…というかカーワックス系の製品は輸入における制限が厳しいのか「お前の国には発送できないぞ」的なことが多くて、試したくても試せない製品が多いですね…。

やっぱり米アマゾンから直接購入が安い


ということで、今回も米アマゾンからの購入ですが、実は日本のアマゾンでも購入できます。


Chemical GuysバターWetワックス 16 fl. Oz WAC_201_16
¥ 4,320で購入可能です。


ですが

米アマゾンだと…


Chemical Guys WAC_201_16 Butter Wet Wax (16 oz)
$17.99で買えます。

送料で$6くらい増えますが、それでも輸入したほうが安いんですよねー。

「輸入の場合は送料が高い」と思われがちですが、その他の商品と併せて合計3個買って$14が送料だったんで、単体で買っても国内の送料とあまり変わらないかも。

まぁ、海外からの輸入なので配達までの時間については、かなり心に余裕をもっておかないといけませんが…。

試してみたい方はこちらを参考にしてみてください
アメリカのアマゾンでの商品購入方法をまとめてみた

ケミカルガイズって聞くとこれしか思い浮かばない


さて、それではケミカルガイズのバターウェットワックスのレビューに入りたいんですが…個人的に、「ケミカル(化学的)ガイズ(連中とか人達とか)」って聞くと、もう例のコピペネタしか思い浮かばないんですよね…。

結構有名な2chのネタだと思うんですが、こんなのがあるんです。

254 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 2006/08/10(木) 18:09:03 ID:pcbBb+Y9
中学の頃、教師からの評価を良くしたかったのと、ケミカルな雰囲気が格好いいと思い込んで理科室の手伝いを良くしていた。(といってもゴム栓に穴をあけたり、ビーカーを掃除したりする程度)
でも当時の俺は、自分がだんだん子供ながら天才的な化学の知識を持つすごい奴だと勘違いし始め、ある日友人を無理やり誘って理科室に忍び込んだ。
そこで適当な物質(っつっても多分ふっとう石とか)を指で触りながら
「へえ…○○先生もなかなか良い物を仕入れて来るんだな。」
とか言ってたり、
適当な薬品の入った瓶を傾けて
「ははっ。ちょっと調合の具合がおかしいかな。ま、授業用には十分か。」
とかほざいてた。
友人は当然ハァ?って感じ。
それでも俺はおかまいなしに「ふん。」とか「ははっ!」とかやってた。
そんで一番奥の戸棚を開けて急に表情を変え、「!!これは!○○先生!いったい…!なんて物を!何をしようとしてるんだ!」
って言ってみせた。友人も驚いて「それそんなヤバイの?」って聞いてきた。
俺は「こんなの黒の教科書の挿絵でしかみたことないぜ…!それなら、もしかしてこっちの瓶は!?」って別の瓶を手に取って嗅いだ。
そしたら、それはなんか刺激臭を発する化学物質だったらしく、(手であおいで嗅がなきゃいけない奴)直嗅ぎした俺は
「エンッ!!!」って叫んで鼻血を勢いよく噴出しながら倒れ、友人に保健室に運ばれた。
俺は助かったが、どうやら俺の友人が変な勘違いをしたらしく、
「××(俺の名前)は黒の教科書に乗ってる毒物に感染したんです!!」ってふれまわっていた。
それ以来俺のあだ名は毒物くんになった。当然もう理科室に行く事は無くなった。


こんなん笑うわ

ちなみに、今回のBUTTER WET WAXも私も「毒物くん」ではないのでご安心ください。

車に施工してみる


余談もそこそこに、BUTTER WET WAXを施工してみたいと思います。

ワックス自体はニュルっとしていて、アクリル絵の具のような感じです。

海外製品は、大体あまったる~い香りがするもんなんですが、これは比較的さわやかな感じでしょうか。

「バター」とつくので、もう甘い匂いが充満するかと思ったんですけどそうでもないですね。

施工性


塗り延ばすと、思ったよりもよく伸びます。

ただ、スポンジを濡らして、絞ってから使うなど、水分がある状態のほうがもっと施工しやすいですね。



乾くと、拭き取りが超重い

多分、タートルワックスの固形ワックスを超えるであろう重さです。
参考:タートルワックス ICE ペーストポリッシュワックス を試してみた

もう、ゴシゴシとかそういうレベルじゃないんですよ。これ以上力入れて擦ったらいかんだろうというレベルで力をかけても取れない(笑)

これは施工しながら、乾く前にMFタオルで拭き上げないとダメですね。

乾いてしまったら、MFタオルを濡らして、硬く絞ってからふき取ってあげると比較的簡単になります。

施工後の様子




施工後の様子ですが、まぁワックスだけあって、そこそこヌラァっとした仕上がりですが、極端にギラギラといった感じでもないように見えます。

労力に対する対価としてはもう少し光ってくれてもよかったかなぁという印象です。

パネルで比較してみる


それでは次にパネル実験です。

まずは左に施工。


やはり、くっきりと違いが出ますね。

流石といった所です。

次に、他の製品との比較ですが、どの製品と比較するか…。


どうせなら固形ワックスと比較したい所ですが、SONAXの固形ワックスや、シュアラスターのSEF等候補がある中、今回はザイモールのカーボンと比較してみたいと思います。


写真だと判別がつきづらいんですが、肉眼だとザイモールのほうがいい感じに仕上がっています。

施工性は、ザイモールのカーボンが上。

見た目上の光沢感もザイモールのカーボンのほうがいい感じです。

滑水実験をしてみる


次に滑水実験です。

いつもはここでGIFアニメーションなんですが、今回は試しに動画にしてみました。

動画で撮影するとファイルサイズがエラくデカいもんで、スマホで見る人は大変でしょうし、私も安いサーバ使ってるんで、容量を圧迫するのが嫌で避けてたんですが、どうもGoogleのバックアップ経由させると自動で圧縮してくれるようで、サイズを抑えてくれることが分かったので、今回は動画でいってみようと思います。


※ブオオオオオ!って音は、私のPCのファンの音ですね。

いかがでしょう?

ザイモールのカーボンの水滴の落ち具合が素晴らしいですね(笑)

でも、BUTTER WET WAXも十分すぎるほど早いタイミングで水滴が落ちています。

スマートミストはいつも垂直近辺まで水滴残ってますので…

ちなみに、動画いかがでした?個人的にはこれは動画にして正解かな?と思っているんですが。
※YoutuberになりたいわけではないのでYoutubeにアップはしません(笑)

既に、施工が終わってて、写真撮影済みのものもあるのでまだ少しの間GIFアニメーションが出てくると思いますが、今後は動画で行ってみようかな。


後日の洗車の様子


さて、後日洗車をしてみると面白いことが。
※gifアニメです。

※アニメーションがガッタガタで申し訳ありません…

何だこれすげー綺麗に水流れるじゃん!

水滴がスパーーーっと切れていきますね。

これは素晴らしい!!!


…と思い、ウキウキで泡&手洗い洗車。


そして水を流したら…



あれ?さっきのはドコいった??


さっきの感動を返して欲しい!


とりあえず1発目は素晴らしい水はけ具合を発揮してくれるようです。


まとめ


以上、Chemical GUY’S のBUTTER WET WAXを試してみました。

4,320円出して買うにはちょっと施工性や、容量を考えると心もとない感じがしますが、製品としては悪くなさそうです。

「BUTTER」的な「WET」感があるかと言えば正直微妙なところですが、それなりの光沢感と素晴らしい水はけが体感できるのは間違いなさそうです。

あとは施工方法について気を付ければ、普通に使えるワックスだと思います。


KUREのLOOX RAIN COAT(ルックスレインコート)を試してみた!

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今回は、前々からコメント欄で色々な方からおすすめいただいていた、KUREのLOOX RAIN COAT(ルックス レインコート)を試してみたいともいます。

LOOXは、過去に試したことがありますので、その他の製品については下記を参考にしてみてください。

参考
KUREのLOOXを使ってみた



LOOX RAIN COATとは


ルックスレインコートはクレポリメイトや、整備用の潤滑油等でおなじみのKUREから販売されている車用のコーティング剤です。

LOOX RAIN COATの特長


「高撥水ガラス系レジン」「超滑水性ケイ素化合物」が流撥水性能をうみ、ディープグロスポリマーが光沢感、マイクロフッ素樹脂が汚れを防止してくれるという組み合わせのようです。

ガラス系とフッ素系の両方の特徴を持ち合わせた製品という認識でいいんでしょうか。

LOOXシリースにはLOOX、LOOX DXの製品が他にもありますが、ルックスレインコートは、過去の製品を大きくしのぐ製品

参照:ルックス レインコート│インテリア・エクステリア関連商品│製品情報│呉工業株式会社

…と公式的には言っていますが、そもそもにLOOXはワックス系ですし、研磨剤も含まれていて、どちらかというと汚れ落としの部分も含まれているので、厳密には役割自身が違う気がします。

公式の紹介動画はコチラになります。


LOOX RAIN COATを買ってみた





さて、ということでLOOXレインコートを購入してみましたが、付属のMFタオル…

どうでもいいんですけど


今まで買った製品の付属MFタオルの中では一番にくすんだ色だな(笑)
でも、生地的には柔らかく、使いやすい印象です。

ちなみに付属のMFタオルで、ひどいのは赤系のMFクロス。ソナックスの付属の赤いMFクロスなんて、洗ったバケツの水が赤くなって一緒に洗った白いMFクロスがピンク色になって、重ねて干したりしたらしっかり色移りしたりしますからね(笑)

車に施工してみた


それでは、車に施工してみたいと思います。

スプレーした感じは、スマートミストみたいな感じですが…




いかがでしょう?

中々良い光沢が出た感じがします。

ヌルっとした感じの仕上がりです。

撥水の状態




バッキバキに撥水していますね。

撥水はいいんですが、水滴の落ち具合はちょっと微妙かなぁという感じもします。

パネル実験をしてみる


次はパネル実験です。

パネル施工


パネル右側にLOOX RAIN COATを施工してみました。

パネルの左側がLOOX RAIN COATです。


中々いい感じの変化が現れましたね。

色も黒々としていますし、傷も目立ちにくくなった印象です。


スマートミストとの比較


お次は毎度おなじみスマートミストとの比較です。

パネルの左がLOOX RAIN COAT、右側がスマートミストです。


スマートミストとの比較を行ってみたところ、スマートミストのほうが若干光沢感が上なのがわかります。

施工した感じでは、LOOX RAIN COATのほうが若干施工しづらい感じ。

拭き取り時に、残る感じがあったので、施工性はスマートミストのほうが良い感じですね。

とはいっても実際の施工時には誤差の範疇かなぁといったところなので、気にしなくてもよさそうです。

滑水比較


次にパネルに水滴を落として、水滴の落ち具合を比較していきます。

先ほどのパネル同様、左がLOOX RAIN COAT、右がスマートミストです。



LOOX RAIN COATのほうが先に水滴が落ちました。

滑水性能は悪くはないようですね。

まとめ


以上、LOOXレインコートをためしてみましたが、性能はよさそうです。

ガラス系コーティング剤の特長と、フッ素系の特長を併せ持った製品といった感じで、普段使いにもよさそう。

価格は最近大分落ち着いてきて、2000円程で購入できるのもありがたいですね。

耐久性、防汚性能については、今回は実験できませんでしたが、フッ素系の防汚性能は期待ができそうです。

天気にも恵まれたせいか、光沢感はなかなか良かったので個人的には購入「アリ」の製品だと思いました。

PROSTAFFの エックスマールワン コーティングシャンプー を試してみた

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さて、毎度毎度、意味がないだろうと思っていても試さずにはいられないシリーズ。

コーティングできるカーシャンプーです。



エックスマールワン コーティングシャンプー


PROSTAFF(プロスタッフ) コーティング剤 エックスマールワン コーティングシャンプー S115
エックスマールワンシリーズにつきましては、「エックスマールワン」「エックスマールワン・コーティング」共に過去にレビューをしましたのでそちらを参考にしてみてください。

過去記事
プロスタッフのエックスマールワン・コーティングを試してみた
プロスタッフのエックスマールワンを使ってみた

今回は、このエックスマールワン・コーティングのカーシャンプー版です。

2014年に「ワックス入りのカーシャンプーに効果はあるのか実験してみた 」なんて記事も書いてましたし、「素直にコーティング施工したほうがいい」とずっと思っているわけなんですが

それでもやっぱり気になるよね(笑)

だって安いから(笑)

まぁ、この手のカーシャンプーは、希釈しないで原液で使用するので、使える回数が少ないことから、コストパフォーマンス的にはあまり良くないんですが、私のようにチョトつかってすぐ次へ…なんてやってる人間(そうそういないと思いますが)にとっては、この価格帯は非常に魅力的です。

今回試す、エックスマールワンコーティングシャンプーの商品説明はこんな感じです。

汚れを落として、ガラス系コーティングがこれ1本でできるシャンプーです。
スポンジにとって泡立てて洗うだけで、ボディーに付いた水アカ等の汚れをスッキリ落とし、さらに、ガラス系ポリマーによりコーティングがかかります。
ポリマー被膜が塗装面と密着し、深い艶と、雨・汚れを弾く高い撥水効果を与えます。しかも、耐久性に優れたコーティング効果が約50日持続します。
また、UVアブソーバー配合により紫外線による劣化からボディー・コーティング被膜を守ります。

・全塗装色対応・ノーコンパウンドタイプ
・エックスマールワン コーティング スプレータイプのお手入れにも最適なシャンプーです。

参照元:エックスマールワン コーティングシャンプー

という事で、ワックス入りカーシャンプーの類では珍しいガラス系のコーティングシャンプーになります。


エックスマールワン コーティングシャンプーを購入してみた


さて、購入したエックスマールワンコーティングシャンプーがコチラ。


おまけでスポンジもついてきました。


施工方法は、水を含ませたスポンジに取って、よく泡立ててから洗う。

刷り込むように洗う。

とのこと。


成分はケイ素系ポリマー、シリコーンオイル、陰イオン界面活性剤、紫外線吸収剤

という事なので、施工と同時に紫外線対策もしてくれるようですね。

またブラックライトの出番かな…(あれ準備するの面倒なんだよな…)

車に施工してみる


それでは、車に施工していきます。

いつもは洗車場の泡洗車コーナーで一気に洗い上げるんですが、今回は水→停止→水の手洗いモード。

一旦ボンネットをストロングバブルでリセットします。



全く撥水しなくなりました(笑)

この状態で施工(洗車)してみると…


洗えてるんだか洗えてないんだかよくわからないんですが…

施工後の状態


さて、洗車が終わり拭き上げ後の状態です。




いかがでしょうか?

まぁそれなりにピカピカになった感じはします。

過度な期待はしていなかったんですが、コーティングシャンプーとしてはいい方でないかなぁと思いました。

キズの隠蔽具合はあまり高くないのかなぁ。

施工後の撥水状態


施工後の撥水の状態です。



いかがでしょうか?

かなりしっかり撥水していますね。

パネルで比較してみる


次にパネルで実験です、

パネルに施工


左側にエックスマールワン コーティングシャンプーを施工(というか洗う?)してみました。


変化は現れましたね。

スマートミストと比較してみる


次にいつも通りスマートミストとの比較です。

左側いエックスマールワン コーティングシャンプー。右側にスマートミストです。


エックスマールワン コーティングシャンプーもいい感じかなぁと思ったんですが、やはりスマートミストのほうが濃い感じに仕上がりました。

滑水実験

次に水滴を落として滑水実験です。

こちらも、これまで同様に左がエックスマールワン コーティングシャンプー、右がスマートミストです。




エックスマールワンコーティングシャンプーのほうが水滴が早く落ちました。

ですが、水滴が落ちた後に明確な違いがありますね。


左側のエックスマールワン コーティングシャンプーの水滴の落ちた跡が、点々としているのに対し、スマートミストのほうはほぼ水滴跡が残っていません。

もしかしたら、スマートミストは水滴の滑りは悪くても、一度落ちてしまえば、水滴そのものが残りにくいのかな…?

まとめ



以上、エックスマールワン コーティングシャンプーのレビューでした。

ワックスインシャンプー、コーティングシャンプーという部類のものは、立ち位置が非常に微妙ではありますが、施工箇所を選ばなく、さらに価格も安い。

エックスマールワンについては、ガラス系って事なんで、普通のコーティングカーシャンプーと比較しても、まぁまぁ使いやすい部類だと思います。



今回、なぜ突然エックスマールワン コーティングシャンプーを試したのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

元々気になっていて、アマゾンの欲しいものリストに突っ込んだままだったこの商品。

今回これを試したのはこのエックスマールワンコーティングシャンプーの10倍以上のお値段で、エックスマールワンコーティングシャンプー同様に、洗いながらガラスコーティングができるという「アレ」と比較するためなんですが…その商品のレビューはまた次回までお待ちください。

以上、エックスマールワン コーティングシャンプーのレビューでした!

スパシャンというかトラシャンを試してみた

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今回は、コメント欄でも過去何度かレビューのご依頼をいただいてた、スパシャンのレビューをしてみたいと思います。
前回の記事のながれで、スパシャンをほのめかしていたんですが、お財布の都合上スパシャンの「トラシャン」となりました…。
期待していたみなさん、ゴメンナサイ…。
でも結果の方は恐らくみなさん納得いただける形になってるとおもいますよ!


スパシャンを試してみる

さて、これまで過去何度かレビューのご依頼をいただいていたスパシャンなんですが、中々購入に対して重い腰があげられずにいました。

理由はいくつかあるんですが

まぁ高いよね(笑)

正直、私のような安くてコスパの良いコーティング剤を渡り歩いている身としては送料込みで8000円のこの製品はどうにも躊躇してしまいます。


しかも、希釈して使えるとはいえ、カーシャンプーとして使うならなおさら、私ではなかなか使うことができません…。

あとは、教えていただいた当時、レビューをみたらレビュー件数数件に対して、オール星5という、逆になんとも心配になる状態だったので、さらに躊躇してしまいました。

とはいえ、これだけご依頼を頂いているのと、あとは良いにせよ悪いにせよ、一度使ってみないことにはわからないということで今回試してみることにしました。

スパシャンとは


それでは、実際にスパシャンを購入してみるわけですが、その前に「スパシャンとは」というところからですね。

スパシャンは、シャンプー洗車しながらガラスコーティングが施工できるというもの。

20cc~30ccを50倍~100倍で使えるってことなので、1本の価格は高いけど、実は最終的なコスパはそこまで高くないのかもしれません。


スパシャンというかトラシャン


【SPASHAN】 トラシャン2 500㎖ トラック専用 簡単施工でコストパフォーマンスに優れたガラス コーティング剤 疎水性 スパシャン コーティング
ということで、今回スパシャンを買おうと思ったんですが、スパシャンよりも安い製品に「トラシャン」という製品があります。

トラシャンは「トラック専用」との記載があるんですが、コメントを頂いた方々のご意見や、アマゾンのレビューなんかを見ると「トラシャンでも十分に効果は実感できる」ということだったのでトラシャンで試してみることにしました。
まぁ普通車とトラックで塗装が違うなんてことは、コンテナ車のコンテナ部分でもなければそうそうないと思いますので、勝手な想像ですが「トラックのようなサイズの大きい車でもたくさん使えるように」という価格設定と区分けなのではないでしょうか。

まぁ勝手な解釈ですが、とりあえずトラシャンを買ってみることにしました。

トラシャンを買ってみた


ということで購入したトラシャンがこちら。


成分は何が入っているのか知りたかったんですが、ボトルにも特に記載がありません…。


瓶入りで、ずっしりした感じですね。

車に施工してみる


それでは車に施工(洗車?)していこうと思います。

バケツに100ccほどとり、水をジャバジャバといれて、希釈しつつ泡立てます。

泡立ち具合はこんな感じ。


そこまでモコモコとした泡が立つわけでもないようなので、普通に洗車をした後に使ったほうがいいかもしれません。

施工時の感覚としては、スポンジにとってジャバジャバと洗うような感じ。

これが仕様なのか、私がケチりすぎたのかほとんど泡はたたず、ほぼ水洗いのような状態。

ただし、作業の間にももう撥水しているのがよくわかります。

そうですね・・・、このスポンジを走らせた後の水滴の雰囲気は、ブリスを濡れたボディーにかけて塗り伸ばしているときのあの水滴の感じに非常によく似ています。

そして、施工(洗車)後は、たっぷりの水で洗い流す。

ということで、一気に流していきます。



なんだこの撥水(笑)

水をかけたそばから撥水して流れていくのがわかりますでしょうか?

この違いを見るために、エックスマールワンコーティングシャンプーを前回施工したんですが…

前回のエックスマールワンコーティングシャンプーの撥水状態の動画がこれ。



全然違うね(笑)

「どーせカーシャンプーなんだから大した差はでないだろう」タカをくくっていたんですが、いい意味で予想外の結果になりました。

ちなみに拭き上げ後の感じはこんな感じ。



写真ではわかりづらいですが、結構ギラギラした感じになっています。

走行中も、サイドミラーに写った車体がギラギラしているのがわかるくらいです。

車体ビッカビカじゃん(笑)

と思わず笑ってしまいました。

パネルで比較


次はパネル施工で比較していきます。

まずはパネル左側に施工してみます。


いかがでしょう?

若干薄い気がしますが‥‥。

施工後の感じから、相当濃い色になるかなぁと思ったんですが、そこまで大きく変化しませんでした。

エックスマールワンコーティングシャンプーと比較


次は、前回比較のために購入したエックスマールワンコーティングシャンプーと比較してみます。

左がトラシャン、右がエックスマールワンコーティングシャンプーです。


期待をしていたんですが、エックスマールワンコーティングシャンプーのほうが光沢感がある仕上がりとなってしまいました。

シリコーンオイルが配合されているので、施工後の艶感が出やすいのかもしれません。

次は滑水の比較。



あれ!?

エックスマールワンコーティングシャンプーのほうが水滴が速く落ちてしまいました。

先ほどの洗車時の感じでは、トラシャンのほうが水滴が落ちるのは早いのかなぁと思ったんですが、パネル上ではエックスマールワンコーティングシャンプーの勝ちのようです…。

若干腑に落ちない感じがしますが…。ただ水滴の感じが違いますね。

トラシャンのほうはつぶれた感じの水滴、エックスマールワンコーティングシャンプーのほうはコロっとした水滴です。

洗車時には、トラシャンのほうは水滴どうしがくっついて、流れていくのに対して、エックスマールワンコーティングシャンプーのほうがそれぞれがコロコロと流れていく…そんな違いでしょうか?

スマートミストと比較


次に、いつも通りスマートミストとの比較。

左がトラシャン、右がスマートミストです。


いかがでしょう?

スマートミストのほうが濃い感じですね。

次に滑水比較。



これは実験前から予想がついていましたが、スパシャン云々というより、スマートミストの滑水性能は良くないので、圧倒的な差が出ました。

ブリスと比較



いつもはスマートミストとの滑水状態の比較で終わってしまうんですが、施工時に何となくブリスと似ている感じがあったので、今回は追加でブリスと比較してみたいと思います。

左がトラシャン、右がブリスです。


光沢感はブリスのほうがいい感じですね。

次に滑水比較。



これもトラシャンの勝ち。

ブリスも十分早いタイミングで滑り出したんですが、それでもトラシャンのほうが早いですね。

まとめ


ということで、スパシャンというかトラシャンを試してみたんですが、総評をまとめていきたいと思います。

撥水(疎水)性能は抜群に良い


今回試すにあたって、一番気になっていた撥水・疎水の性能ですが、とりあえずこちらは申し分なしといったところでしょう。

エックスマールワンコーティングシャンプーと大差ない結果になるだろうと予測していたんですが、まったく異なるものでした。

多分、これまでのコーティング剤の中でもかなり上位に入る滑水速度だと思います。

傷の隠蔽効果は薄め?

施工直後の車の状態としては「ビッカビカ」という感じだったんですが、パネル実験ではそこまで大きな変化が現れませんでした。
これは正直個人的にも少し不満です。

本当に施工後、肉眼で見ると非常に光沢感が出てたんですが…。

恐らく、シリコーンオイルが含まれていないため…と踏んでいますが。

塗装面のキレイな車向けかも


上記より、塗装面が整っている車であれば、恩恵は大きそうです。

カーシャンプーではなく希釈して施工するコーティング剤


施工してみた感じとしては、酷い汚れの場合は別途シャンプー洗車したほうがよさそうな感じです。

泡の量はそこまで多くはない感じではあったので、車体に傷をつけたくなければ汚れがひどい時は一度普通のカーシャンプーで洗ってあげたほうがよさそうです。

施工面は選ばないので、ジャバジャバと使えるのは楽でいいですね。

コーティングのオーバーコートにも使えそう

滑水性能がすこぶる良いので、スマートミストなどの傷の隠蔽効果が高いけど、水の滑りが悪いコーティング剤の、日々のメンテナンスに使用して、滑水性能を補って上げる…という手もアリかもしれません。

施工難易度はある意味高め?

洗っていてわかったんですが、1面ずつ洗って、水で流して…という作業工程が前提なんですが、これがまた環境的に難しい。
洗車場の洗車機では一時停止はできても使用時間は経過するので、十分な水を確保できる環境であることが前提ですね。

乾いて来ると白っぽく残ってしまうので、乾いてしまう前にあっという間に洗う…という手もありますが、日差しも気温もキツいこれからの時期はなかなか厳しそうです。

ですので、ある意味難易度は少し高めかもしれません。

お金に余裕があるなら是非


私は、スパシャンを買うほどの余裕がなくて、トラシャンを選択しました。

スパシャンの方はさらに良いようなので、お財布に余裕がある方は一度試して頂いてもいいと思います。
お金がないけど気になる!という方はトラシャンもよさそうです。


実際の施工時の感覚と、パネル施工時でのギャップがでたので、私自身少々困惑しているんですが、あの撥水の感じは一度試してみる価値はあると思いました。

以上、スパシャン…というかトラシャンのレビューでした!

おすすめカーコーティング剤ランキング 2018年版

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洗車・カーコーティング剤のオススメランキングをまとめてみました。


はじめに


つい最近、おすすめのコーティング剤についてまとめたばかりだと思っていたんですが、「2016年版」ってことで、随分と時間が経ってしまいました。

という事で、今回は前回のまとめから、レビューしたコーティング剤も増えていますので、何か変わったのかも含めて、今現在のおすすめランキングをまとめてみたいと思います。

参考:おすすめコーティング剤まとめ 2016年版

全品購入・使用・確認済み


今回も、ランキングに登場するコーティング剤は全品私の使用済みコーティング剤です。

自分で使ったからこそ主観だらけ


ということでですね、ランキングに登場する製品は全部自分で買って、自分で使った製品です。

施工時の天気とか、気温とか(気分とか)色んな条件があって個人の主観が混ざってますが、それでもどうにか平等にレビューできるようにしております。

あとはせっかくレビューを読んで製品を買ってくれた方にも申し訳ないので、いいところも悪いところもちゃんと書いておこうと思っています。

私のブログだと指針としてよくスマートミストがでてきますが、決してスマートミストを売りたいわけではありません。

各製品に得手不得手がある


各製品には得手不得手があります。

例えば前述のスマートミストならば、安くて使い勝手が良いですが、水滴の落ち具合が芳しくありません。

低価で簡単な施工性とお手軽な光沢感を求める方ならば、スマートミストでいいかもしれませんが、光沢よりも保護性能、水滴の落ち具合を優先したい、そんな方にはおすすめすべき製品が変わってきます。

ということで、人によっておすすめなコーティング剤は千差万別で、誰にでもあう唯一無二のコーティング剤なんてものは存在しません。

上記の通り、千差万別の好みの方々にあわせるとなると、ランキングも多岐にわたるんで、一般のランキングサイトのように「これが間違いない!○○がおすすめ!○○だけ買っておけばOK!」みたいなことが言えないんで、若干ふわっとしたランキングになってしまいますが、どうかご了承ください。

ランキング(結果だけ知りたい人はここから)


前置きが相当長くなってしまいましたが、ランキングに入っていきたいと思います。

総合No1はSmartMist



「やっぱりな」というため息が沢山聞こえてきそうですが、やっぱりスマートミストが一番無難。

良くも悪くも「無難」です。

価格は安い、どこでも売ってる、施工面を選ばない、効果は高い。

但し、他製品に比べると圧倒的に水滴の滑りが悪いので、そこだけ注意ですね。

それ以外はかなり優秀です。

普段のレビューに使ったパネルを放置していても、しっかり色艶が残っているのがスマートミストです。

手洗いのあとでも洗車機のあとでも、ササっと使うだけでピカピカのボディーになります。

以下のランキングでは、一応スマートミストは除外しておきます。

過去のレビュー記事
カーコーティング剤のスマートミストの効果を試してみた
スマートミスト関連記事


シーシーアイ(CCI) スマートミスト ボディコーティング 撥水タイプ 280ml W-117

簡易型ガラス系ランキング


簡易型のガラス系コーティングのランキングです。
「簡易型」の私なりの定義ですが「完全硬化型じゃない」の1点です。
「濡れたボディーに噴きかけて、水滴と一緒に拭き取るだけ」といった感じのガラス系コーティング剤が「簡易型のガラス系コーティング」に入ります。

簡易型ガラス系ランキング 1位


バリアスコート

スマートミストを除外すると、バリアスコートが1位になりますね。
クリーニングとコーティングと両立できるガラス系。

光沢良し、施工性良し、耐久性良し…価格は高しですけどね。

それとスプレー缶なので、ちょっと使う時に損した気分になります(笑)

過去のレビュー記事
効果抜群のコーティング剤!ワコーズのバリアスコートを使ってみた!


ワコーズ(WAKO’S) バリアスコート 300ml A141 STRAIGHT/36-1141

簡易型ガラス系ランキング 2位


プリズムシールド

昔からの定番製品ですが、こちらはワックス成分が含まれています。
でもそのおかげでツルツルテカテカになるのがいい所。

ワックス成分を嫌う方には大きなデメリットですが、価格が安くて使いやすいのが特徴です。

過去のレビュー記事
プリズムシールドの効果を試してみた



簡易型ガラス系ランキング 3位


ガラス系コーティング剤317

かつて「317のステマブログ」とすら呼ばれた(らしい)317。だってよかったんだから仕方がない。

今現在は製品ページからは消えてしまっていますが、以前は「水垢落としシャンプーで落ちるよ」なんてことを堂々と書いてに、実はストロングバブルでも落ちないくらい耐久性のある製品です。

艶、光沢、耐久性それぞれいい感じなので試す価値ありですが、価格は高めなのでそこがネックです。

過去のレビュー記事
ガラス系コーティング剤 317とブリスを比較してみた


簡易型ガラス系ランキング おまけ

ガラス系のコーティング剤は種類も多く、単純にランキングだけでは優劣がつけづらい所もありまして、上記の1位~3位ですら相当悩みました。

というか結構横一列って感じです。

ですので、使ってみて一応「侮れないな」と思った製品もご紹介しておきます。

イオンシャイン


これは前回のオススメの中にもいましたね。
全然日の目を見ないんですが、個人的には結構効果があると思いました。

過去のレビュー記事
タイホーコーザイのイオンシャインを使ってみた!

ゼロウォーター


旧製品のみご利用で、ゼロウォーターの評価が低い方は、一度新しくなったゼロウォーターを試してみてもいいかもしれません。
新しくなったゼロウォーターは以前のゼロウォーターよりかなり良くなっています。
というか、ゼロプレミアムよりも扱いやすくなっていて、ゼロプレミアムの立場がなくなるくらいです(笑)

過去のレビュー記事
新しくなったシュアラスター ゼロウォーターを施工してみた
新しくなったゼロウォーターを比較してみた
新しくなったゼロウォーターの施工1週間後の様子

エックスマールワンコーティング


これは結構おすすめの製品。
雰囲気的には「価格が控えめのバリアスコート」といった感じでしょうか。
カルナウバワックスが含まれていないわりに、効果が高く施工面を選ばないのが良い所です。

過去のレビュー記事
プロスタッフのエックスマールワン・コーティングを試してみた

ブリス


ガラス系の定番製品のブリスですね。
効果の方は折り紙付きなんですが、いかんせん価格は高め。
昔からある製品なので、既に使用したことのある方も多いかと思います。

お試しサイズの80mlがあるので、まだ試したことのない方はこちらから試してみるのも手です。

疎水性を謳っておりますが、初期は弱撥水です。
濃色車ですと施工ムラがきになったりする場合もあります。

過去のレビュー記事
カーコーティング剤のブリスを購入してレビューしてみた

フッ素系ランキング


最近はガラス系コーティング剤ばかり脚光を浴びていますが、なかなか無視できないのがフッ素系コーティング剤です。

フッ素系の特徴としては、高撥水と防汚性能の高さという特徴があります。

スマホのコーティング剤の撥水、撥油剤としてフッ素が用いられることもありますので、防汚性能は高め。

コーティング剤として施工すると、全体の印象としてはギラギラとした艶感になります。

フッ素系ランキング 1位


AQUADROP MIRROR POLYMER

フッ素系の中でもウルっとした感じが強く出ていたのがAQUADROP MIRROR POLYMERです。
その他の製品が、ギラギラという感じになるのに対し、ウル艶感が出たのがAQUADROP MIRROR POLYMERでした。

価格も控えめなので、一度試す価値ありの製品です。

過去のレビュー記事
AQUADROP GLASS COAT LIGHTと AQUADROP MIRROR POLYMERを施工してみた
フッ素系のコーティング剤を比較してみた




フッ素系ランキング 2位


ミラーシャイン

フッ素系の定番と言える製品です。
フッ素テクノコートと迷いましたが、ミラーシャインのほうが施工のしやすさは上です。
仕上がりはギラギラとした感じですが、傷の隠蔽といった部分ではかなり控えめ。

フッ素系は総じてそんな感じですけどね…。

過去のレビュー記事
[鏡艶] ミラーシャインの効果と比較実験をしてみた


SOFT99 ( ソフト99 ) コーティング剤 フッ素コート鏡艶 ミラーシャイン ダークカラー車用00352

フッ素系ランキング 3位


フッ素テクノコート

フッ素系自体、あまり試してないのもありますが、ウィルソンさんから出ているフッ素系ではフッ素テクノコートのほうが上かな…。
美膜ボディーコートも色々種類があるんですが、私が試したリキッドタイプは施工に難儀したので、今回はフッ素テクノコートやミラーシャインに一歩譲る形となりました。

過去のレビュー記事
ウィルソンの「フッ素テクノコート」の効果を試してみ


ウィルソン(WILLSON) コーティング剤フッ素テクノコート ダークカラー用 300ML C-84

硬化系ランキング


硬化系の製品は、あまり施工実績がありません(下準備も施工も面倒なので…)

基本的に、塗装面から古いコーティング剤を取り除き、整え、施工した後は雨や夜露など、水分を避けなければならないので、気候や環境に影響する部分があるので、難易度が高めです。

硬化系ランキング 1位


ピカピカレインプレミアム

正直これを硬化系の1位に据えるのには葛藤がありました。

「鑑人も所詮その他のアフィブログと一緒か…」という批判があるかも…と思ったわけですが、でもまぁ硬化系のコーティング剤において施工性というのが結構重要でして、その他の製品が、塗布後に少し待たなければならないのに対し、塗って、すぐふき取るという施工の楽さはポイントが高いです。
効果も十分認められましたので、1位にすることにしました。

ちなみにピカピカレインプレミアムのマイナスポイントはやっぱり価格ですね。
他の硬化系コーティング剤に比べると高いです。
ここで購入を迷っている人も多いと思います。
高いお金をだして、思った効果が得られなかったらガッカリしてしまいますもんね…。

過去のレビュー記事
ピカピカレインプレミアムの効果を実際に購入してレビューしてみた





硬化系ランキング 2位


ツヤエキスパート

次点でツヤエキスパートです。

選定の理由は、価格の安さと高価と、丁寧な説明書。
施工性ではピカピカレインに一歩譲感じですが、その他の点では上回っていると思いました。
同様にウィルソンからシランガードも出ていますが、再施工時にムラが出たのがきになるので、無難にツヤエキがいいかなぁと思いました。

過去のレビュー記事
「ツヤエキ」ことカーコーティング剤のツヤエキスパートを施工してみた
ツヤエキは本当に硬化するのか試してみた





硬化系ランキング 3位


3位がアクアドロッププレミアムです。

これは価格の安さが一番。
施工性については、ツヤエキもシランガードも同じような感じです。
施工方法についてもHP記載のものがほとんどになるので、その後のサポ―トやお問合せといった面で考えるとウィルソンさんのほうが良いかなと思いました。

性能については申し分ないので、自身でしっかり施工できて、価格が安い方がよいという場合はアクアドロップのほうが候補にあがるでしょう。

過去のレビュー記事
AQUADROP(アクアドロップ)を施工してみた!




その他個人的にオススメな製品


速攻艶ランキング 1位

プレクサス

ここまでの流れの中で「プレクサスは入ってないんかい」と思われた方もいるでしょう。

そう。ここに入ってきました。

プレクサスは、正直どこに分類していいのか迷う製品です。

過去何度か同じようなことを書きましたが「耐久性度外視の、クリーニング効果アリの艶のドーピング剤」的な立ち位置であると思っています。

施工直後から実感できる光沢感は簡易系の中では群を抜いていますが、耐久性と撥水性能はイマイチ。

頻繁に洗車する or お出かけ前に短時間で仕上げたい! という方にはプレクサスがいいでしょう。

価格は少し高めですが、時々ドン・キホーテで安くっていたりもします。

よく、バリアスコートと比較されることがありますが、バリアスコートとプレクサスは立ち位置が全く異なる製品ですので、注意が必要です。

過去のレビュー記事
プレクサスの効果を試してみた


プレクサス(Plexus) クリーナーポリッシュ (国内正規品) PL368 [HTRC 2.1]

コスパランキング 1位


フクピカトリガー強力タイプ

ここで「フクピカかよ!」とガッカリした方は、是非一度使っていただきたい。
フクピカトリガー強力タイプは結構いいですよ。実はスマートミストよりもいいかもしれない。
でも、ワックス成分入りなのでガラス面に使えないのが難点です。

今は製品が更新され「2.0」が着く製品がメインになってますが、こちらも効果は上々のようです。
いずれレビューしてみたいと思っています。

過去のレビュー記事
フクピカトリガー 強力タイプ を試して比較してみた


SOFT99 ( ソフト99 ) ワックス フクピカトリガー強力タイプ 00494

コスパランキング おまけ


カインズホームの「簡単カーワックス」


ホームセンターのプライベートブランド製品ですが、そこそこの艶が出ます。
そして何より安い(笑)
細かいことを気にせずドバドバ使えるのが良い所です。

過去のレビュー記事
ホームセンターのプライベートブランドの簡易ワックスの効果はどの程度なのか


信越化学工業のシリコーンオイル


これはもう「コーティング剤にシリコーンオイル入ってんだから原液塗ったくれ」と言わんばかりの力業。
ムラ・耐久性はともかくものすごい光沢が出ます。樹脂パーツも黒々とした感じになります。撥水も良いですが、個人的には汚れを吸い付ける感じがありました。

過去のレビュー記事
これが最強!?工業用シリコーンオイルでカーコーティングしてみた!


撥水系ランキング1位

G1000
ポリマーG1000

超絶バッキバキの撥水系製品です。
光沢感は他の製品に一歩譲りますが、撥水性能は抜群です。
これを施工した後のMFタオルは撥水して使い物にならなくなるくらい撥水します。

兎にも角にも撥水がいいんだ!という方は是非試してみてください。

過去のレビュー記事
コーティング剤のポリマーG1000をレビューしてみた


コーティング剤 超撥水性能を装備したガラス繊維系コーティング剤・お試しサイズ・ポリマーG1000・500ml

ド定番商品

ここからは、ランキング云々というより「是非知っておいて欲しい」「試してみて欲しい」製品です。

グラスターゾルオート


「古いデザインの缶」と侮るなかれ。濡れたボディーでも乾いたボディーでも「スプレーして拭くだけで艶々」の老舗といっていいでしょう。

研磨剤でおなじみのピカールの製品です。

色んな製品がでて、そして消えていく中で、昔からあって、今もまだ売ってるってことは一定数の支持がずっとあるという事です。

汚れ落とし兼、簡易コーティング。

当ブログの読者の高級車オーナーの方の中には「毎回車に乗るたびにパネル1枚施工」という使用方法で、常時車体を綺麗に保っているという方もいらっしゃいます。

過去のレビュー記事
グラスターゾルオートを試してみた
グラスターゾルオートを施工してみた


PiKAL [ 日本磨料工業 ] ガラス・ボディークリーナー グラスターゾルオート 420ml エアゾール式 [HTRC2.1]

ブライターワックス


こちらもピカール製品で、昔からの製品。
漂白されていない真っ茶色のワックスからは想像できない艶感と施工性。
最近のそこらのワックスよりも使いやすいです。
ただし、撥水性は弱めなので、逆に「ワックスの艶感は好きだけど、コロコロ撥水は嫌」という人には丁度いいかもしれません。

過去のレビュー記事
ピカール赤缶こと「ブライターワックス」を使ってみた!

しかし、気になるのが最近売ってるところがめっきり減ったんですよね…。まさか販売終了…かと思ったんですが、公式のオンラインショップではまだちゃんと売っていますね。

ちなみに、同様の製品としてニューウィルソンという対抗馬います。

過去のレビュー記事
ニューウィルソンを試してみた

シュアラスター系の固形ワックス

※写真はスーパーエクスクルーシブフォーミュラとインパクト

シュアラスターの製品については、賛否両論がある…かと思うんですが、個人的にシュアラスターのワックスは、初心者に使いやすい製品であると思っています。

ボディーが濡れたままで施工可能ですし、拭き取りも軽い。それなりの光沢がでて、耐久性もあります。

「誰でも使えるように」と作られているのがシュアラスタ―製品といった印象です。

シュアラスター製品の中でもランク分けははありますが、気になる方は一度、一番安価なインパクトから試してみてもいいでしょう。

過去のレビュー記事
シュアラスターのワックス「ブラックレーベル SEF」を試してみた

ザイモール


ザイモールというと「たけぇワックス」の代名詞的なところがありますね。
私もそう思います(笑)
はじめて知ったという方。世の中には100万円を超えるワックスが存在するんです…。



過去のレビュー記事
高級カーワックスの代名詞 ザイモールのワックスを使ってみた

まぁ私は一番安いカーボンを試しましたがなんでしょう。私が知っているワックスとちょっと違いました。
体温で溶けるし、伸ばすのも非常に楽。ふき取りも大して重くないので使いやすい製品でした。

まぁ参考までに…


zymol(ザイモール) CARBON WAX(カーボンワックス) 並行輸入品 8oz (226.8g) CS101

っていうか固形ワックスいいよ!


ここまで3連続で固形ワックスが出てきましたが、個人的に固形ワックスが好きなんですよね。

スプレー系のコーティング剤しか使ったことが無い方は是非一度試していただきたいです。

塗って、乾かして、拭き取ってと、施工性は全く持って良くないし、ルーフから雨水が垂れてフロントウィンドウの油膜の原因になったり、汚れを吸い付けたりと、これだけ見たらいい所が無いんですが、それでも施工後の光沢感はやはり簡易系のコーティング剤とは一線を画すものがあります。

ヌラヌラ、テラテラのコロコロ撥水はやはり見ていて気持ちのいいものです。

「酸化したワックスが塗装を痛める」なんてのを、よくガラス系のコーティング剤の製品ページで見かけますが、固形ワックスが酸化して塗装を痛めるまでどれくらいかかるのかはわからないし、ビンテージカーと言われる古い車達が、丹念にワックスをかけられ、そしてテラテラな状態で保管されているのを見ると、そこまで悪いものじゃないんじゃないかなぁと思っています。

ちなみに「拭き取り不要」系のワックスは、実はそこまで楽ではありません。
塗り込み+拭き取りを1度の工程でやる感じなので、実は結構フキフキフキフキしないとムラになったりします。
そういった意味では施工完了までの時間は普通の固形ワックスとあまり変わらなかったりします。

エルグライド


これは、ワックス成分入りの簡易系コーティング剤。
施工面は限られますが、水の滑りが抜群に良い。

スルスルと水滴が落ちていく様は気持ちがいいものです。

過去のレビュー記事
高撥水コーティング CARALLの『エルグライド』を使ってみた


オカモト産業(CARALL) コーティング剤 エルグライド 2097

エクストリームブリリアントシャインデテイラー


こちらはSONAX製品。

SONAXというとグロスシャンプーが有名ですが、エクストリームブリリアントシャインデテイラーも良い製品です。
光沢感とコロコロ撥水が特徴です。容量が多いのでコスパは結構いい感じです。

過去のレビュー記事
SONAX エクストリーム ブリリアントシャインディテイラーの効果をためしてみた



経年車・洗車傷多めの車向け 1位


スーパーレジンポリッシュ

実は、総合1位にしてしまおうか迷った製品です。施工性の部分で劣るのであくまでオススメ製品の一部となりましたが…。

このスーパーレジンポリッシュ、購入前後の手のひら返しが激しかった製品でもあります。
購入前はもう完全に「アンチ」の域だったんですが、購入して使ってみて評価がガラリと変わりました。
恥ずかしいくらいの手のひら返しですが、過程については過去の記事を参考にしてみてください。

過去のレビュー記事
Autoglym(オートグリム)スーパーレジンポリッシュ、グロスプロテクションを使ってみた
オートグリムのスーパーレジンポリッシュには研磨剤は入ってるけど入っていないって話



施工性を度外視すれば、これは本当にいい製品だと思います。
「拭き取りが軽いポリラック」と思っていただけると、ポリラック使用経験のある方にはわかりやすいと思います。

施工方法は、ボディーに刷り込むように塗って、拭き取るといった感じで、固形やハンネリワックスの使用法に近いです。
使用時には、シャインポリッシュなどの電動器具があると非常に楽です。
手でやると、まぁそれなりに疲れます(笑)

コンパウンド・研磨剤は入っていませんが、「削る」役割を果たす成分は含まれているそうです。以前展示ブースで伺った所によると「掌圧5キロで壊れる」成分だそうで、「削りすぎ」というのが起こらないようになっているそうです。

拭き取りは軽いので、(シャインポリッシュを使えば)実はそこまで時間はかかりません。
洗車後の濡れたボディーに噴きかけて使用できる、簡易タイプのコーティング剤には施工性で劣ってしまいますが…

そしてこのスーパーレジンポリッシュ、実は直近で再度使ってみて「おおお!!」となった製品でもあります。

とある製品をレビューしている最中に、ボンネットなどに施工ムラを発見したわけなんですが、これが中々取れない。乾いたMFタオルでも、水で濡らして硬く絞ったMFタオルでも取れない。洗車しても取れない…ってことで「じゃぁ落ちてもいいや」という事で施工したのがスーパーレジンポリッシュなんですが、これがまぁしっかりとムラごと落として綺麗にしてくれる。

ついでに汚れも落ちてヌラヌラのボディーになりました。
※毎週洗車しているのに、バフも拭き取りに使用したタオルも汚れました

改めて使用して感動してしまいました。

ただし、クリア層がもうダメになっているような車への影響まではわかりませんので、ご自身の塗装の程度をみてご使用いただければと思います。

それと「削る成分」と言っても、表面の汚れを落とす程度のものと考えたほうがいいでしょう。塗装自体の傷を削る、汚れを落として尚且つ傷を埋める製品という認識が正しいと思います。

経年車や、白いボディーで洗ってもくすんだ感じが取れないという方は、スーパーレジンポリッシュを一度試してみると効果がわかると思います。


AUTOGLYM(オートグリム) スーパー・レジン・ポリッシュ【正規輸入品】

最後に


以上、あれこれ順位をつけてみましたが、いかがでしたでしょうか?

とりあえず

ランク分け作業は疲れました。

冒頭に述べたように、人によって好みは千差万別ですし、環境も違います。

そういった中で順位をつけるというのは大変でした。

私個人の主観が大きく入っている部分もありますが、それでも平等に評価したつもりです。

どっちを上にしようか…とか、どれがランキングに入るか…とか相当悩みました。
大体は皆さんが知っているようなド定番製品ばかりとなってしまいましたが、今回のランキングが、皆さんのコーティング剤選びの参考になってくれればと思います。

「購入に迷ったからランキングを見たのに、逆に選択肢が増えて困った」

という苦情につきましては…まぁゴメンナサイとしか言いようがないですね…。
まずはとりあえず何か使ってみたいという方は、総合1位のスマートミストが無難だと思います。

ご自身でお使いのコーティング剤で、今回ランキングに入らなかった商品でも、別に悪いというわけではなく、私の根気が足りず、本記事内で紹介しきれなかっただけだと思ってください

ということで紹介したくても、紹介しきれなかった製品も沢山ありますので、過去の記事なども是非参考にしていただければと思います。

オーバーコートでスマートミストの滑水は良くなるのか試してみた

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施工性も光沢もいいのに、滑水だけが悪いスマートミスト。

今回は、このスマートミストの滑水が良くならないか試してみる事にしました。


スマートミストの上にトラシャンを施工してみる


前回試してみて、撥水状態がすこぶる良かったトラシャン。

そこで話題に上がったのが


スマートミストの上にトラシャンを施工したらどうなるのか


という話。


スマートミストの上にトラシャンが施工できるなら、滑水のいいスマートミストの光沢感が実現できるんじゃないか…

って事で試してみました。


スマートミストを施工



今回は新製品のレビューではないのでサクサク行きます。

これがスマートミスト施工後。





曇天とはいえ、流石といった光沢感。

光沢の膜が張ったような仕上がりです。

やはり、スマートミストは優秀だなぁと思いました。


スマートミスト単体の撥水具合



スマートミスト施工翌日、また洗車しました。





どうでしょうか。

高圧洗車機を使うと、水はけは悪くないようにも見えるんですが、残った水滴の落ち具合がよくないんですよね…。


トラシャン施工後


次にトラシャンで洗います。

今回は期待を込めて、前回よりも若干濃いめです。



どうでしょうか。

明らかに撥水具合が違いますね。

スマートミストの上に、トラシャンの撥水効果がプラスされた感じです。

ただし…

こちらが、前回のトラシャン単体の様子。




スマートミスト+トラシャンの状態と比べると、若干撥水具合が悪くなっている感じです。

光沢感については、スマートミストの光沢感を維持している感じですね。


トラシャン施工時の注意点


前回トラシャン単体での施工時にも薄々気づいていたんですが、実は施工ムラが発生していました。

トラシャン施工時には、洗ったらすぐ流すを繰り返さなきゃいけないんですが…、面倒くさがって、一気に車体全体を洗車したら、最初に洗ったボンネットにムラが…。


わかりますでしょうか??

ここです。


多分濃色車じゃないとわからないと思うんですが、泡の残った跡がしっかり残ってますね。

これはスマートミストの上に施工とかは関係ないみたいなので、スパシャン、トラシャン施工時には「洗ったら、たっぷりの水で洗い流す」を忘れないようにした方がよさそうです。


パネルで比較してみる


次にパネル実験です。



パネル左から、トラシャン単体、スマートミスト単体、スマートミスト+トラシャン です。

スマートミスト施工直後だからなのかもしれませんが、スマートミスト+トラシャンの所は若干薄くなりました。

それでもトラシャン単体よりは濃い感じ。

では、水滴を落としてみます。




どうでしょう?

スマートミスト+トラシャンの部分もトラシャン同様に水滴が落ちるようになりましたね。


スマートミストのオーバーコートで効果はある模様…しかし


という事で、スマートミストの上に、滑水性能のよいコーティング剤を施工する事で、滑水性を補うという事は可能なようですね。

ただ

今回のって施工順逆じゃん?


本当は、洗車して、その後スマートミスト施工という流れなんですが、今回は逆の流れですね。

洗車して、スマートミスト施工して、洗車…?なんだかおかしなことになってしまいますね。

もし、トラシャンやスパシャンを使うという場合は、1回目にスマートミスト、以降の洗車をスパシャンやトラシャンという具合にした方がよさそうです。

今回の感じだとその他の製品でも同様の事ができそうですので、1回目にスマートミスト、それ以降はブリリアントシャインデテイラーやポリマーG1000。

定期的にスマートミスト再施工という感じにするのもよさそうです。

WILLSONのWASH Coatを使ってみた

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今回はウィルソンのフッ素系コーティングカーシャンプー「WASH Coat」を試してみたいと思います。



WILLSONのWASH Coat


さて、今回試すウィルソンのウォッシュコートですが、こちらはコーティング剤でなく、「コーティングができるカーシャンプー」です。

公式の紹介動画がありました。




WASH Coatの成分


含まれる成分は以下の通りです。

・陰イオン系界面活性剤
・固体フッ素樹脂
・シリコーン

さて、ここで気になるのが「固体フッ素樹脂」という成分ですが、こちらはいったい何なんでしょう。

固体フッ素樹脂とは


固体フッ素樹脂について検索してみるとヒットするのが「テフロン」です。

そうですね、フライパンやらの調理器具で目にする「テフロン加工」のテフロンです。

テフロンには以下の特性があります。

1. 耐熱・耐低温性
2. 耐薬品性
3. 低摩擦製
4. 非粘着性
5. 難燃性
6. 電気絶縁性
7. 耐候性
8. 純粋・無毒性

ということで、固体フッ素樹脂=テフロンという事であればこれはもう優れものですね。
ボディーがテフロン加工のフライパンみたいになったらすごいんですけど(笑)

というか、ウィルソンさんはフッ素好きですよね。
ガラス系真っただ中ですが、ウィルソンさんはフッ素系推しのようです。

ガラス系とフッ素系の絶妙な融合の製品とか作ってくれたらいいんですけど…。

WILLSONのWASH Coatを使ってみる


さて、それでは早速洗車・施工していきましょう。

付属のスポンジにウォッシュコートをとって洗っていきます。


思ったよりも泡立ちますが、通常のカーシャンプーに比べると泡立ちは少な目ですね。

洗ったら、早速流していきます。



撥水はいい感じですが、水滴が結構残りますね…。

施工後の感じはこんな感じ…




日陰での撮影ですが夕日が映えていい感じですね。

ちなみに、ガラス系、シリコーン系のコーティングカーシャンプーですと、施工時に洗い流すのが遅れるとムラがすごいんですが、今回のウォッシュコートはムラを確認することができませんでした。

パネルで比較してみる


次にパネル比較です。

まずはパネル単体から。

左側にウォッシュコートを施工します。

先程のスポンジに取ったときの写真ではイマイチ感じがわかりませんでしたが、パネルに載せるとこんな感じ。


ドロっとしています。


フッ素系は個人的にあまり過度な期待はしていないんですが、思ったよりも変化が現れました。

ちなみに途中で気づいたんですが、このボトル半透明なんですね。


コーティングカーシャンプーって、大体同じ形状で、ボトルが不透明なんで、残量が感覚でしかわからない事がおおいので、これはありがたいです。

そして、1台洗車した割には思いのほか減っていません。

ノズル形状が他のコーティングカーシャンプーと違い、細いので取りすぎるという事が無いようです。

結構、原液で使うカーシャンプーって、注ぐときに「ドボドボっ」と出てしまう事があるんですが、こちらはボトルを押した分しか出ないので、写真のように1台分洗った後でも結構残っています。

エックスマールワンコーティングシャンプーと比較してみる


次にエックスマールワンコーティングシャンプーと比較してみます。

参考記事


左にウォッシュコート、右にエックスマールワンコーティングシャンプーです。


光沢の感じとしては同等といったところでしょうか。

次に、水滴を落として比較してみます。



水滴の落ち方が全然違いますね。

ウォッシュコートがツツツツ…とい言った感じの落ち方なのに対し、エックスマールワンコーティングシャンプーがツーっといった感じです。

スマートミストと比較してみる


次にスマートミストと比較してみます。

左にウォッシュコート、右にスマートミストです。


露骨に変化があらわれました。

次に、水滴を落として比較してみます。



落ち方も同様に、ウォッシュコートがツツツツと水滴が落ちますね。

うーん、洗車時と違い、パネルでの水滴の落ち方があまり綺麗ではありませんね…。

防汚性能を比較してみる


さて、フッ素系というと防汚性能なんですが、一体どうやって比較したらいいかなぁと考えて…

オイスターソースを垂らしてみることにしました(笑)

これが果たして正しいのか…サラダ油のほうがわかりやすいと思うんですが、我が家には今オリーブオイルしかないことに気づき…。
そしてさらに汚れがひどそうなオイスターソースを使ってみることに。



うん、わからないね(笑)

それとピンボケが酷くてゴメンナサイ(笑) こんなにひどいとは思わなかった…。

さらに伸ばしてみましたが…


余計にわけがわからなくなってしまいました…。

フッ素というとスマホのコーティングとして使うと、指紋がきれいに落ちるので期待は高いんですけどね…。

まとめ


という事で、今回使用したウォッシュコートですが、洗車・施工時にムラになりにくいのが一番かなぁというところ。

施工後の光沢はいい感じでしたが、フッ素系全般に言えるのは傷の隠蔽は少な目なので「きれいなボディーをきれいに保つため」というところに重点を置いた製品としてみるのがよさそうです。



防汚性能がどの程度か気になるところではありますが、私は洗車頻度が高いものでそこまでガッチリと汚れることがないんですよね(笑)

ボトル一本分使い切ったとき、どれくらい変化が現れるか…ってところなんですが、たぶんそこまで使わずにまたコーティング剤のストック棚に移動しそうです。

でも、固体フッ素樹脂の防汚性能にはちょっと期待したい所です。

あとは、いつもの使い過ぎてしまうボトルから、ちゃんと適量取れるボトルに変更、半透明で残量がわかるなど、この辺の変更は非常にありがたいですね。

ワコーズのスーパーハードもスーパークレポリメイトも凄い

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みなさん、このパネルに見覚えはありますでしょうか?

長いことブログをご愛読いただいている方は何となく覚えていらっしゃるかもしれません。

このパネル、この記事で使用したパネルです。




記事を書いてから約1年、ずーーーっと棚のすき間で放置されてたパネル。

久しぶりに引っ張り出してみたら上記の画像の通り。

一年前がコレ。


で、現在がコレ


凄くない?

室内での保管という、比較的良い条件での保管とは言え、スーパークレポリメイトは若干色が薄くなっている程度、ワコーズのスーパーハードはしっかり残っている状態です。

これは素直に感動せざるを得ない(笑)

樹脂パーツの白ボケでお悩みの方は、ワコーズスーパーハードを使っておけば間違いなさそうです。

ちなみに、参考記事はコチラ


次の使い道に困って放置していたパネルが1年後にこんな感動を生んでくれるとは思いませんでした(笑)

ちなみにスーパークレポリメイトも容量が多くて耐久性もあっていい感じなんですが、通常のクレポリメイトとは違い、こちらは油性ですのでタイヤなどには使わない方がいいでしょう。

樹脂パーツを艶々にしたいならどちらを選んでもよさそうですね。

シュアラスターのゼロフィニッシュをレビューしてみた!

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今回は、シュアラスターから新発売の「ゼロフィニッシュ」のレビューをしてみたいと思います。

ゼロフィニッシュは先行販売品


さて、このゼロフィニッシュについてですが、「聞いたことないぞ?」という方もいらっしゃるかもしれません。

それもそのはず、こちらのゼロフィニッシュ、

7月14日(土)からの販売開始で

・バイク用品店「2りんかん」
・カー用品店「イエローハット」
・シュアラスターオフィシャルオンラインショップ(自社・Amazon・楽天・Yahoo!)

で先行販売というもの。

正式販売は10月中旬から、全国のカー用品店、バイク用品店、自転車用品店、ホームセンターなどで販売を予定という事なので、まだまだ完全には出回っていない製品です。


ゼロフィニッシュはどんな製品なのか


特長は以下の通りです。


汚れをしっかり落とす(洗浄効果)
新配合洗浄成分『HGSクリーナー』による浸透・軟化・溶解のトリプル相乗作用により汚れを容易に除去します。

他とは違う深みのある艶(コーティング)
新開発『ハイブリッドコート』により塗装面、樹脂、金属など、幅広い部位で深みのある艶が得られます。
これ一本で、汚れを落とせて艶がグッと上がるので、愛車の存在を引き立てます。

汚れが付きにくくなる(防汚効果)
反応性特殊ポリマーがコーティング被膜を形成し、汚れが付きにくくなり落ちやすくなります。

とのこと。

さらに、公式サイトには

ボディに優しい無香タイプ
強力な溶剤を使用していないので、ボディにも優しく刺激臭もないので使いやすい設計になっています。

いろんな乗り物に使える
汚れをしっかり落として熱にも強いので、パーツの材質を選ばず、幅広く使えます。
車、バイク、自転車など、いろいろな乗り物のお手入れに最適です。

https://www.surluster.jp/news/products/zerofinish/
という記載もありました。

無香な事とボディーに優しい事に何の因果関係あるかわかりませんが、まぁ「臭いやつはドギツイ溶剤つかってるからボディーに良くないぞ!」ということを言いたいのでしょう。

ゼロフィニッシュの成分

ゼロフィニッシュの成分は以下の通り。

・石油系溶剤
・ケイ素系化合物
・特殊高分子化合物
・界面活性剤
・水

ということで、まぁここまででなんとなく皆さん気づいてると思いますが

バリアスコートみたいだよね



というかまぁ、バリアスコートを意識していないってことはないでしょう。

スプレー式のガラス系コーティング剤といいますと、やはりバリアスコートを思い浮かべてしまいますよね。

「ボディに優しい無香タイプ」って、バリアスコート臭いからね。刺激臭が。

ちなみに、バリアスコートの成分はこんな感じ

・石油系溶剤
・ポリマーレジン
・シリコーン化合物
・界面活性剤
・水

違うようで似てるような・・・・

もう1個近しい製品といえば、エックスマールワンコーティングでしょうか。


こちらの成分は
・ガラス系ポリマー
・シリコーンオイル
・石油系溶剤
・非イオン系界面活性剤
・紫外線吸収剤

エックスマールワンコーティングはちょっと毛色が違う感じですね。


ゼロフィニッシュの施工方法


さて、ゼロフィニッシュの施工方法ですが

1.あらかじめ使用箇所の砂やホコリを洗い流し、水滴を拭き取ります。
 ※濡れた状態でも使用可能です。

2.使用前に容器をよく振ります。

3.施工面から約20cm以上離して直接スプレーします。
 ※液剤の飛散が気になる箇所に使用する場合は、クロスなどに直接スプレーして使用。

4.液剤が乾く前にクロスなどで塗り広げます。

5.綺麗なクロスで拭きスジ・拭きムラを消すように丁寧に拭き上げます。
 ※濡れた状態で施工した場合は最後に乾いたクロスで拭くとよりきれいになります。

といった感じ。

ゼロフィニッシュを使ってみる


それでは早速使用してみたいと思います。

施工の様子

施工時の様子は動画にしてみました。



いかがでしょうか?

施工後、光沢が出てきているのが見て取れますよね。

使っている最中も「お?」という感覚がありました。

施工結果



全体的な印象としては「スッキリしていて、程よくヌラリ」といった感じです。

施工直後の撥水状態


施工直後の撥水の状態を見てみたいと思います。



綺麗に撥水していますね。

疎水系に近いようなスルスルとした水の落ち方です。

水滴跡が結構落ちる


さて、使用していて気づいたんですが、どうやら水滴跡が結構落ちるようなんですね。

前回、以前ワックスインシャンプーを使用したときにくっついて、取れずに困っていた水滴跡。


わかりますでしょうか?

ポツポツと水滴跡がついています。

これが、ボディーのアチコチにあって気になっていたんですが…


スッキリ!

これには少し感動しました。

クリーナー成分というか石油系溶剤のおかげでしょうか。

パネル比較


次にいつも通りパネル実験です。

ゼロフィニッシュ単体


まずは中央にゼロフィニッシュのみ。

まぁまぁの変化が現れました。

バリアスコート、エックスマールワンコーティングと比較


次に、対抗馬になりうるであろう、2製品。

バリアスコートと、エックスマールワンコーティングとの比較です。

左がバリアスコート、中央がゼロフィニッシュ、右がエックスマールワンコーティングです。

光源の位置をずらしながら見てみましょう。




バリアスコート、エックスマールワンコーティングコーティングのほうが若干色が濃い感じです。
傷の隠蔽もいい感じですね。

ゼロフィニッシュもいい感じの光沢がでていますね。

使い比べてみるとバリアスコートのにおいのキツさが際立ちます(笑)

汚れ落としをしてみる


さらに、丁度前回実験に使用したパネルがあったので、そちらも使って汚れ落とし効果を見てみたいと思います。

この記事で使ったパネルですね。

井戸水(雨水)、水道水、除湿器の水をそれぞれ落として、乾かして汚れの付着具合の実験を行った後、放置していたパネルです。



水滴跡が落ちました。まぁ少しゴリゴリと固い感覚が残っていますけど、水道水のところのカルキは相当落ちましたね。

滑水実験


それでは次に、水滴を落としての滑水実験です。



バリアスコート、エックスマールワンコーティングコーティングが水滴がスルリと落ちて、ゼロフィニッシュのところは水滴が残ってしまいました。

まとめ


以上、シュアラスターのゼロフィニッシュをあれこれ試してみました。

使った感覚としては、まぁ悪くないかなぁという印象。

購入したお店のスタッフさん曰く

「特徴としては、光沢感は徐々に薄くなっていくけれど、高い防汚効果が残る。他の製品より防汚効果が高い」
「繰り返し使う事で厚みが増していく」

という事でした。

というか、汚れを落としながらガラスコーティング。そして艶も出るってことで、これはシュアラスターの次世代の売れ筋になるかもしれません。

あとは、スプレー缶式では、圧倒的な人気を誇るバリアスコートと、どれくらい差分化できるかがカギではないかなぁと思います。

製品としてはいい感じなので、気になる方はぜひお試しください。

コーティング剤の紫外線保護性能を「また」試す 新実験方法編

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過去2回にわたり、コーティング剤の紫外線保護能力を比較するべく、アレコレ実験してみましたが、そこまで思った通りの結果にならず、中断気味だった実験ですが、今回でどうにかいい方法にたどり着けそうです。

参考記事

塗装や樹脂パーツを痛める言われている紫外線。カーコーティング剤にはこの紫外線の対策が行われている製品がありますが、その効果がどの程度の物なのか、検証するための準備をしてみます。
カーコーティング剤の紫外線保護成分がどの程度有効なのか、実験したくてアレコレ試してみました。

もっと顕著な変化がほしい


前回までの実験では、大きな変化を見るのが難しく、ティッシュ相手に悪戦苦闘してたわけですが、コメント欄にて「蛍光ペンで線引いて、ラップみたいな紫外線透過率が高いやつで実験したらいいんじゃね?(要約)」とアドバイスをいただき、ふと気づいたことがあります。

蛍光剤入りの洗剤ってブラックライトで光るよね?

って話。

これならもっと顕著な結果が見れるのではないかという希望が湧いてきまいた。

実験材料を集める


そうと決まれば実験材料集めです。


まずはお皿。

実験に使う面積が広い方がより変化が明確でいいかなぁというのと、紙だとそもそもに紫外線による劣化防止のためのものが入っている可能性もあり、紙自体が発行してしまう可能性もあるので、蛍光剤に反応しないであろう皿をダイソーで買ってきました。


次に蛍光剤入りの洗剤ですね。

今回は驚きの白さにならなくてもいいので、きれいに発光してもらいたいところです。

実験してみる


それでは、実験です。

購入したお皿に、水で溶いた蛍光剤入りの洗剤を塗りたくり、少し乾燥させて、ブラックライト照射!!!


はいー。

光りました。

ここまでは目論見通りですね。

写真だと微妙なんですが、結構しっかり光っています。


次に、このお皿にラップをかけ、ラップの半分だけ日焼け止めクリームを塗って

ブラックライト照射ァァァァ!!!


・・・・

違いが判らねぇ…

こんなにもわからないもんでしょうか?

実験した本人ですら、右に塗ったか左に塗ったかよくわからん位左右の違いが見えません…

今回も失敗か…。

救いの神は無印良品


今回もダメかと途方に暮れていたところ、こちらもコメント欄で頂いた「紫外線チェックカード的なのが100円ショップでも売ってるよ」という情報。

それをヒントにあれこれ探したら、どうやら丁度いい価格(ガチの紫外線チェッカーは高い)のが無印良品にありました。

https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738884842


そう、紫外線チェッカーがあるんです。

しかも安い。

とりあえず、サランラップ自体は紫外線透過率は高いみたいなので、サランラップとこの紫外線チェッカーを使って試したいと思います。

まずは、何も塗っていないサランラップを紫外線チェッカーに被せて、ブラックライト照射!


ギリギリまでブラックライトに近づけて「2.1」の数値がでました。

というか離してしまうと数値が出ません(笑)



次に日焼け止めクリームをラップに塗って、紫外線チェッカーに被せて同じ距離で計測。


「1.6」!!!

数字に変化が現れました。

これは実験に期待が持てそうです!!

実験継続


ということで、どうにか明確な変化が見れそうな雰囲気が出てきました。

ただブラックライトでは紫外線量が足りないので、昼間に試した方がよい結果になりそうですね。

ということは…

「皿」「アタック」「ブラックライト」いらないねコレ…。

皿はこの後普通に食器棚の住人になれる。

アタックは洗車に使ったタオル類を洗うのに使える。

ブラックライト…。

どうしようねこれ(笑)

ハードオフ行きかな。メルカリで出品して発送すんのも面倒だし(箱取っておいてよかった…)。

ひとまず、比較実験自体は継続できそうなので、皆さんはブラックライトの行く末はお気になさらず、次回の報告まで今しばらくお待ちください。

タートルワックスの ICE SPRAY DETAILERを試してみた

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今回は、激安なのにレビュー評価が高いタートルワックスの ICE SPRAY DETAILERを試してみることにしました。


タートルワックスとは


タートルワックスはアメリカではメジャー所らしいカーワックスメーカーの製品。

以前、当ブログでもレビューをしたことがありました。

先日のマザーズシリーズのレビューにてちょっと海外製のワックスに興味を持ったんで色々調べてみたんですが、SONAX以外に日本で買える海外製...

このワックスについては拭き取りが非常に重くて重くて、しんどかった記憶しかないんですが、今回のICE SPRAY DETAILERはなかなか評判が良いようでして、少し気になるところがあったので試してみることにしました。



Turtle Wax T-470R ICE Spray Detailer – 20 oz.

米アマゾンではとにかく人気らしい


最近の輸入製品の有名どころでいうと、「全米No1」の謎の札がぶら下がっているスピードビードが思い返されます。

あれこれ試したいコーティング剤はあるんですが、コメント欄でも、複数回オススメをいただいたのもありまして、最近ネット界隈で話題(らしい...

過去の記事にも書いてますが、謎の「全米No1」に対し…

※米アマゾンの画面です。

圧倒的に多いタートルワックスのレビュー件数。しかもお値段はスピードビードの半額です。

こちらは、「Add On Item」となっており、一定金額以上購入した際にセットで購入できるものなので、ほかの何かを買った際に一緒に買う感じにはなりますが、それにしたって$6台ってのは安いですね。


成分

全部英語表記なので読みづらいんですが、明確な成分表記が見つけられず。

とりあえず「Smart Sheld Technology」というのがすごいらしい。

汚れも落としつつ、光沢感が出てくるというのが特徴のようです。


ICE SPRAY DETAILERの使用方法


1.パネル1枚ごとにスプレーして乾いたマイクロファイバータオルや柔らかいタオルで拭き取る

というシンプルなもの。

プラスティックや、皮、ビニール類にも使えるようです。

ICE SPRAY DETAILERを使ってみる


それでは、ICE SPRAY DETAILERを使ってみたいと思います。




あれ?

結構いい感じかこれ?

ムラにもなりにくく、コーティング剤としては扱いやすい部類だと思います。

撥水状態



次に洗車時の様子。

水滴はコロコロの撥水です。水滴の流れ方は悪くないようですが、結構残りますね。

余談

写真は撮りそびれたんですが、ホイールにも使用してみたところ良い感じの光沢感。

ついでに、その後のブレーキダストの付着がマイルドになった感じがしました。

やはり、これは結構よい製品なのかもしれません。


パネルで比較してみる


次にパネルで比較・実験をしてみます。

ICE SPRAY DETAILER単体

まずは、パネル左側だけにICE SPRAY DETAILERを施工してみました。


写真で見ると若干薄い感じがしますが、それなりに光沢感は出ています。

スマートミストを比較してみる


次はスマートミストとの比較です。

ここまでの感じとしては大分スマートミストに近いかなぁという感覚だったんですが…

左にICE SPRAY DETAILER、右にスマートミストを施工します。


お?

大分いい感じですね。

スマートミストと比べても遜色ない感じです。

滑水状態の比較

それでは次に滑水の状態を比較してみます。



滑水の状態はそこまでよくはないかなぁ。

スマートミストにかなり近い…。

っていうかスマートミストみたいだなこれ(笑)

実は中身一緒なんてことは…ないよなぁ。

総評


ということで、今回タートルワックスの ICE SPRAY DETAILERを使ってみた感じでは非常に好感触。

結構使えます。

価格も安いので数本買っておけばよかったかなぁとちょっと後悔しているくらいなので、次回米アマゾンで購入する際には複数本注文しておこうかなぁと思っています。

ホント海外版スマートミストって感じがしなくはないですね。

気になる方はこちらを参考に購入してみてください。
アメリカのAmazonで買いたい ネットで欲しい商品を探していると時々当たる壁があります。 それは 輸入品の価格の高さ ...

次回海外から大々的に引っ張ってくる製品があるとすれば、このICE SPRAY DETAILERあたりは候補に入ってくるんじゃないかなぁと勝手に思っているところです。

以上、タートルワックスの ICE SPRAY DETAILERのレビューでした!

3M の クイックワックス スプレイデテイラーを試してみた

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以前レビューした、ケミカルガイズのBUTTER WET WAXを購入した際にあわせて購入していた、3Mのクイックワックスを試してみました。

海外製品のカーコーティング剤 Chemical GUY'S のBUTTER WET WAXを輸入してレビューしてみました。

3MのQUICK WAX SPRAY DETAILERとは


3Mのクイックワックスは米アマゾンで激安で購入できる簡易系のワックスです。


3M 39034 Quick Wax Spray Detailer-16 oz
お値段は$11.38 送料込みでも2,000円程度で購入することができます。

ちなみに過去に3M製品をいくつか試したことがありますが、どれも優秀だったので、今回もちょっと楽しみです。

参考記事
今回は、以前のポリラックの加水実験記事のコメント欄にてレビューのご依頼を頂きました3Mのポリマーワックスのレビューをしてみたいと思います...
今回は、以前の3Mポリマーワックスの液体の方の記事にて「ポリマーワックスの液体とネリの方は違うよ」と教えて頂いたので、3Mのポリマー...

成分

全部英語表記なので正確か不安ですが

水、イソプロピル‐アルコール、カルナウバワックス

と記載してあります。

ということで、成分的には普通のスプレーワックスという事のようですね。

3MのQUICK WAXの使用方法

  1. 泥や砂埃などのひどい汚れを洗い流します
  2. 使用前にボトルをよく振ります
  3. スプレーして乾くまで拭き取ります
  4. これをパネル一枚ごとに繰り返します
…といった感じのようです。

3MのQUICK WAXを使ってみる


それでは早速、3Mのクイックワックスを使ってみたいと思います。

一度洗車した後のボディーに吹きかけてみます。


もっと白くてドロっとした感じの液体かと思っていたんですが、透明でサラサラした液体でした。





施工してみた感じは、ヌラヌラというよりもスッキリといった印象です。

コーティング剤としては扱いやすい部類だと思います。

撥水状態



施工後1週間以上経過してからの洗車時の様子です。

撥水の仕方は、無駄にコロコロとした水滴にならず、すっきりとした撥水ですね。疎水系に近い感じです。

これはいい感じですね。

パネルで比較してみる


次にパネルで比較・実験をしてみます。

3M の Quick Wax単体

まずは、3M の Quick Wax単体での実験。

左半分だけに、施工してみました。


変化が明確に現れましたね。さすがカルナウバワックス入り。
良い光沢感です。

3MのQuick Waxとスマートミストを比較してみる


次に、いつも通りスマートミストとの比較です。

左に3M の Quick Wax、右にスマートミストを施工します。



スマートミストと比較しても遜色ないような仕上がりとなりました。
若干スマートミストのほうが濃いかなぁという印象はあります。

滑水状態の比較

それでは次に滑水の状態を比較してみます。



滑水の状態は非常に良いようですね!

これは普段使いにもいいかもしれません。

総評


ということで、以上3MのQUICK WAX SPRAY DETAILERを試してみましたが、結果としてはかなり良好だと思います。

もしかしたらそのうち日本でもちゃんと発売するかもしれません。

米アマゾンからなら安く購入できるんですが、日本で売るならプラス2000円くらい上乗せされたりするのかなぁ・・・。

そうなってしまうと、価格が安くて効果がある、このフクピカ的存在の価値が薄くなってしまいそうですが…。

とりあえず、米アマゾンから何か購入しようというタイミングがあれば、ぜひ一度試していただきたい製品ではあります。

ちなみに、米アマゾンでの購入は実はとくに難しくはありません。
画面が英語なだけで、構成も手順も日本のアマゾンとほとんど変わりません。
試してみたい方はこちらを参考にしてみてください。
アメリカのAmazonで買いたい ネットで欲しい商品を探していると時々当たる壁があります。 それは 輸入品の価格の高さ ...

以上、3MのQUICK WAXのレビューでした。

モノタロウの「シャンプー&撥水コート」を試してみた!

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巷で噂のモノタロウの「シャンプー&撥水コート」を試してみることにしました。

モノタロウのシャンプー&撥水コート


この製品は名前のとおり、モノタロウから販売されている、コーティングカーシャンプーです。

驚くべきは容量と価格。

4Lで、なんと2,990円です。

製品の特長

泡立てて洗車するだけで超撥水コート。
すすげば水玉になって流れて拭き上げがラクラク。
時間の無いスピード車検場や整備工場・カーディーラー中古車販売の方に最適。ノーコンパウンド。


施工方法

自動車ボディの汚れや砂ぼこりを軽く洗い流してください。
汚れに応じて5~10倍に希釈しスポンジ等でよく泡立てて洗って下さい。
乾燥しないうちに、成分が残らないようきれいに洗い流し、水分を乾いたきれいなタオル等で拭き上げて下さい。


施工時の注意点

※付属品の仕様が予告なく変更になる場合がございます。
※ガラスに付着した場合は、油膜の原因になりますのでガラスクリーナーで落としてください。
※必ず商品記載の使用上の注意などをよくご確認の上使用して下さい。


参考:シャンプー&超撥水コート 男前モノタロウ 撥水シャンプー 【通販モノタロウ】 3009

付属品

  • 専用500mLスプレーボトル
  • 専用ノズル
  • スポンジ(180×100×50mm)

成分

  • 非イオン界面活性剤
  • 特殊シリコーン
  • グリコール系溶剤
  • 色素

洗車してみる


それでは早速洗車してみたいと思います。

上記の説明の通り、5~10倍に希釈して使用するという事なので、バケツに希釈した水溶液を作ってみました。


あまり泡立ちは良くはないようですね。

洗車時の撥水の様子


それでは、これ系の一番の醍醐味。

洗車後の撥水の様子です。



普通にいい撥水してますね。

スルスルと水が落ちていきます。

洗車後の様子




シャンプーとコーティング兼用の製品はそこまで光沢感は期待できないんですが、そこそこの光沢感は出ていますね。

悪くないかもしれません。

パネルで比較してみる


それではいつも通りのパネル比較です。

まずはパネル左だけにシャンプー&撥水コートを施工してみます。


パネル上では明確な違いがでました。

スマートミストと比較してみる


次にスマートミストと比較してみます。

左にシャンプー&撥水コート。右にスマートミストを施工してみます。


写真の白飛びが激しいですが、スマートミストのほうが濃い感じに仕上がりました。

シャンプー&撥水コートとスマートミストの滑水比較


次に、スマートミストとの滑水の比較をしてみます。

左にシャンプー&撥水コート、右にスマートミストです。



水滴の落ち具合はスルスルと綺麗に落ちますね。

ここは洗車時の撥水具合同様に優秀なようです。

スパシャンとの違い


と、ここまで来て、やっといえる事があります。

スパシャンとは違うと思うよ!

いやー、ここまで我慢していたんですよね。

時々「スパシャンは、モノタロウのシャンプー&撥水コートを瓶に詰めただけ」なんて言う横暴な意見を見ることがあるんですが、実は今回はそのスパシャンとの比較をしてみたいなぁと思ったのがきっかけではあります。

ただ、最初からその話題を書いてしまうと、見え方が変わってしまうかなぁってことで、ここまで伏せてきたわけですが…

でもパッと見で違いますね。

まぁ私が買ったのはトラシャンですが…


まず色から違いますね。

で、撥水状態については前回のトラシャンの記事を見ていただければと思います。
抜群の撥水性能と噂のスパシャンを試してみました。エックスマールワンコーティングシャンプーや、ブリス、スマートミストとも比較しています。

撥水はトラシャンのほうがいい感じです。

トラシャンとのパネル比較


それでは次にトラシャンとのパネル比較をしてみたいと思います。

左から順番にモノタロウのシャンプー&撥水コート、スマートミスト、トラシャンです。


マスキングテープを外してみると、やはりスマートミストが一番濃い感じです。

シャンプー&撥水コート、スマートミスト、トラシャンとの滑水比較

次に、シャンプー&撥水コート、スマートミスト、トラシャンとの滑水比較を行ってみたいともいます。
左から順番にシャンプー&撥水コート、スマートミスト、トラシャンの順番になります。



1回目はトラシャンが圧倒的速さで水滴が流れていますが、一回目が終わり、2回目、ティッシュで水分を拭き取った後になると、ガクっとトラシャンの撥水が落ちる感じがあります。

実は、前回のトラシャンの記事を書いた後、翌週洗車した際に、何となく、施工直後とは撥水の感じが違うなと思っていたんですが、もしかしたらコレかもしれません。

ちなみに、この滑水実験が終わった後のパネルがコチラ。



光沢感としては、スマートミスト、シャンプー&撥水コート、トラシャンといった感じです。

コストパフォーマンス的に考えると、モノタロウのシャンプー&撥水コートはものすごくいいんじゃないかという気がしてきました。

まとめ


という事で、モノタロウのシャンプー&撥水コートを使ってみましたが、撥水よし、コスパよし、光沢感良しで「これが最強か?」と思われがちなんですが…

序盤の注意事項、ちゃんと皆さん読みましたでしょうか。

ガラスに付着した場合は、油膜の原因になりますのでガラスクリーナーで落としてください。

そう。

カーシャンプーのはずなのに、窓ガラスに使えないんです(笑)

窓についたらクリーナーで落とせと。

ルーフの洗車はどうしたらいいんですかね…。

あとは、洗車時に思ったんですが、やはり暑い日に洗って、さっさとすすがないと施工ムラになることも注意ですね。

まぁ、付属品にスプレーボトルとノズルがついていることから、あらかじめ希釈したものをピンポイントで使用するというのもありなのかもしれません。そうすれば、乾いてムラになる前にどうにかできるかも…。

あとは、ホイールを洗うときなんかにも使えそうですね。洗いながら撥水コートができるのは便利です。

以上、モノタロウのシャンプー&撥水コートをレビューしてみましたが、淡色車や等ならムラはそこまで気にならないでしょうし、普段使いのカーシャンプーとして使ってもよさそうです。

濃色車の方は、もう少し涼しい時期をまってから試してみるとよさそうですね。

モノタロウの激安コーティング剤 フラッシュリーα を試してみた!

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今回はモノタロウから販売されている、激安のコーティング剤、フラッシュリーαのレビューをしてみたいと思います。

フラッシュリーαとは


フラッシュリーαはモノタロウで販売されていいる激安のコーティング剤。

その価格はなんと¥369!!

恐ろしいほど安いんですが、この価格だと送料が発生してしまうので、何か他の物を購入するときにあわせて買ったりしないと割高になってしまいます。

そんなフラッシュリーαですが、前回のモノタロウのカーシャンプーを購入した際に、ここぞとばかりに購入しておきました。
参考
巷で噂のモノタロウの「シャンプー&撥水コート」を試してみることにしました。 モノタロウのシャンプー&撥水コート この製品...
詳細は以下の通り。
成分
  • カルナバワックス
  • シリコーンオイル
  • 界面活性剤

内容量
200ml

施工方法
  1. 洗車後タオルやクロス等に適量を取りボディに薄くムラなく塗り拡げる。
  2. きれいなタオルで拭き残しのないようにムラなく拭きあげる。

カルナウバワックスが含まれるので効果は期待できそうですが、油膜に注意も必要そうです。

ただし、やはり200mlの容量で369円の激安価格は魅力的ですね。

フラッシュリーαを施工してみる


それでは早速、フラッシュリーαを施工してみたいと思います。




肉眼で見ると、明らかに変化は大きいですが、しっとりウルウルという仕上がりではなく、すっきりした光沢感のイメージです。


フラッシュリーαの撥水


施工後1週間経過してから、洗車場にて撥水状態を試してみました。

まずは施工後一週間の洗車直前の状態。

モノタロウのフラッシュリーαの撥水状態 | 手洗い洗車前

水滴がコロコロと流れていきますね。

次に施工後一週間の洗車直後の状態です。

手洗い洗車モードで、手洗い後の状態です。

モノタロウのフラッシュリーαの撥水状態 | 手洗い洗車後

撥水の感じが大きく変わっていますね。

これは洗車前後で成分の落ちがあるからなのか、洗車前段階では余計な汚れが付着しているせいで水滴がまとまらないからなのか…。

フラッシュリーαのパネル比較


次に、パネルで比較してみます。

パネル効果を確認


パネル左側だけに、フラッシュリーαを施工してみました。


カルナウバワックス成分がはいっているので、はっきりと効果がみられますね。


スマートミストとの比較


次に、いつも通りのスマートミストとの比較です。


左がフラッシュリーα、右がスマートミストです。

大差ない感じにみえますが、肉眼で見るとスマートミストの方が傷が見えにくい感じです。

決してフラッシュリーαが悪いというわけではありません。

というか価格ではかなり優秀ですね。

スマートミストとの滑水比較


次に、フラッシュリーαとスマートミストの滑水の具合を比較してみました。

モノタロウのフラッシュリーαとスマートミストの比較

若干フラッシュリーαの方が早い感じですが、あまり差はないかも…。

一度水滴が滑り始めると、フラッシュリーαの方が素早く水滴が落ちますが、細かい雫が残ります。

スマートミストの方は、一定した速度でゆっくり落ちますが、水滴が残らない感じですね。

水滴の形状とては、フラッシュリーαの方がコロコロとした水滴です。


フラッシュリーαまとめ


以上、フラッシュリーαの施工と評価をしてみました。

価格の割に優秀!!

というのが今回の評価。

容量は200mlで、価格が400円を切る。

これ以上価格が安いコーティング剤はなかなかないじゃないでしょうか。

まぁ送料を考えると「他の商品を買うときに、あと少しで送料無料だから追加で買う」くらいの扱いになりそうな感じですが、モノ自体は悪くなさそうです。

施工性については、どうしても2度拭きが必要なので、簡単というわけではありませんが、まぁ最近のコーティング剤は効果が高い割にムラになりやすかったりして、しっかり二度拭きしてあげないといけない製品も多いので、あまり気にならない感じです。

洗車後のボディーに吹きかけて、ササっと拭き取っておしまい!…とまでは行きませんが…。

これもスプレーボトルに移して施工したらもっと楽に行けるかもしれませんね。

まぁ液体が白いのでしっかり水滴をふき取る必要はあると思います。

余談




フラッシュリーβ 「ほほぅ。αがやられ(レビューされ)たか」

フラッシュリーγ 「フフフ…αは我々フラッシュリー四天王の中でも最安の存在…。やられ(レビューされ)たとして、どうということではない…」

フラッシュリーδ 「鑑人ごときにやられ(レビューされ)るとは我々四天王の面汚し…」

フラッシュリーβ 「それでは!次は私が行って打ちのめしてまいりましょう…ククク」

To be continued…



…という会話は実際にはありませんが(あたりまえだ)、とりあえずフラッシュリーにはあと3つ種類があります。

これらのフラッシュリーシリーズもレビューしてお届けしたいと思っていますのでしばしお待ちくださいませ。
※フラッシュリーδ だけは多分やらないと思いますが…高いので。

以上、モノタロウの激安コーティング剤、フラッシュリーαのレビューでした!

モノタロウのコーティング剤「フラッシュリーβ」を試してみた

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前回「フラッシュリーα」を試しましたが、今回は同じくモノタロウから販売されている「フラッシュリー」シリーズの「フラッシュリーβ」を試します。

フラッシュリーβとは

フラッシュリーβはモノタロウのカーコーティング剤のフラッシュリーシリーズの一つですが、フラッシュリーαとは全く違う製品です。

フラッシュリーαとフラッシュリーβの違い

商品名フラッシュリーαフラッシュリーβ
特徴高品質ノーコンパウンドワックス多用途に使える
疎水ガラス系コーティング
内容量200ml300ml
施工可能
台数(目安)
5~6台3~4台
使用箇所ボディボディ・窓ガラス・ヘッドライト
・ホイール・ダッシュボード
持続期間
(目安)
1ヵ月3ヵ月
成分カルナバオイル、シリコーンオイル、界面活性剤ガラス系コロイド、変性シリコン、精製水
価格¥369¥1,590

フラッシュリーαがカルナウバワックス系の製品であるのに対し、フラッシュリーβは疎水ガラス系コーティングとなります。

施工箇所も広く、フラッシュリーαがボディだけなのに対し、フラッシュリーβはボディ・窓ガラス・ヘッドライト・ホイール・ダッシュボードと幅広く使用する事ができます。

価格は控えめで1,590円です。

施工してみる


それでは、施工していきます。

車に施工


施工方法は、洗車後の濡れたボディーに吹きかけて、水分と一緒に拭き取るだけの、いつも通りのガラス系コーティング剤です。

施工結果はこんな感じ。




スッキリ系の仕上がりというか、若干効果が薄い感じというか…。

悪くはないような気がしますが、施工後の変化が薄い気がします。

洗車前の様子


疎水性能を確認するため、2日連続で洗車&施工、その翌週に洗車を行いました。

その間、雨天走行はナシの状態です。


洗車場で「手洗い洗車コース」にての水洗いの状態。

フラッシュリーβ施工2週目の洗車の様子

疎水感が出ていますね。

水はけは良いようです。

手洗い洗車後の様子


次に、手洗いが終わった後のすすぎ洗車。

フラッシュリーβの疎水性がよくわかる動画

なんだこれ(笑)

動画を見ずにスルーした方、通信量に余裕があるならば是非見て頂きたいです。

本当に「疎水」といった感じ。

一見、水滴がベターーーっと広がり、コーティング未施工車のような状態になりますが、その後スルスルと水滴が引いていきます。

「撥水系は嫌だ」というにはかなりオススメかもしれません。

パネルで比較で比較してみる


次にパネル比較です。

今回は、フラッシュリーα、スマートミストそれぞれ実験してみたいと思います。

パネル比較


先ずはパネルの真ん中にフラッシュリーβを施工。


んーー、なんとも薄いですね。

肉眼でも境界線が非常に見づらい状態です。

傷の隠蔽効果はそこまで高くないのかな…。

フラッシュリーαとの比較


次に、前回好評だったフラッシュリーβとの比較です。
モノタロウの激安コーティング剤「フラッシュリーα」を購入してレビューしてみました。低価格なのに驚きの結果となりました。
パネル左側にフラッシュリーαを施工してみます。


圧倒的にフラッシュリーαのほうが変化が見て取れますね。

撮影する角度を変えたおかげか、重ね塗りしたおかげか、真ん中のフラッシュリーβの境界線が見えるようになりました。

スマートミストとの比較


次はスマートミストとの比較です。

左にフラッシュリーα、真ん中がフラッシュリーβ、右がスマートミストです。


スマートミストの光沢感がすごいですね。

逆にフラッシュリーβは塗り重ねても濃くなってくれません。

滑水性能の比較


滑水性能の比較です。

パネルに水滴を落としてみます。

フラッシュリーβの滑水性能の比較

今回はフラッシュリーαよりもスマートミストのほうが水滴が落ちるのが速かったですね。

動画をみるとわかりますが、フラッシュリーβは水滴が平べったく、コロコロしていません。

コロコロ水滴にならないということは、レンズ効果でボディーを焼くことも少なく済みそうです。

フラッシュリーβまとめ


以上、モノタロウのコーティング剤、フラッシュリーβのレビューでした。

光沢感については、今一つというか、全く…といった感じでしたが、疎水性能は抜群のようです。

感覚的にはCCウォーターに近い印象です。

バッキバキに撥水するより、スルスルと水滴が流れ、レンズ効果でボディーを焼かない製品がいいという方にはよさそうです。

傷だらけのボディーの傷の隠蔽効果が欲しい方が買うと後悔する製品になるでしょう。

ボディーの状態が良い方であれば、疎水性能も相まって、良い結果になるのではないかと思われます。

以上、モノタロウのコーティング剤、フラッシュリーβのレビューでした!

モノタロウのフラッシュリーγ 超滑り&持続タイプ を試してみた!

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モノタロウから販売されているコーティング剤、フラッシュリーα、βと試してきましたが、今回はフラッシュリーγを試してみたと思います。


フラッシュリーγとは


フラッシュリーγはモノタロウから販売されているコーティング剤です。

「γ」は「ガンマ」と読みます。

フラッシュリーγの外に、フラッシュリーα、フラッシュリーβ、フラッシュリーδがあります。
αとβに関しては過去記事を参考にしてみてください。

参考
モノタロウの疎水系ガラスコーティング剤「フラッシュリーβ」をレビューしてみました。同じくフラッシュリーシリーズのフラッシュリーαとの比較、スマートミストとの比較もしてみます。
モノタロウの激安コーティング剤「フラッシュリーα」を購入してレビューしてみました。低価格なのに驚きの結果となりました。

フラッシュリーγの説明はこんな感じ

まるで鏡のような風景が映り込む美しさ抜群の鏡面ポリマー。フラッシュリーβと比較してすべり効果が大幅にアップし、また持続性(約180日間程度)にも大変優れた商品です。作業性に優れた自動車ボディ用メンテナンス剤です。UVカット・PM2.5(微小粒子状大気汚染物質)対策にもなります。付加価値洗車(通常洗車の仕上げに施工)や、トップコート剤(ポリマー洗車の仕上げに施工)として、お客様のニーズに合わせて幅広くご利用いただけます。

参照:https://www.monotaro.com/p/2399/8388/?displayId=11

フラッシュリーγの特長

仕様
使用可能台数/セダンサイズで約20台
成分
非イオン系界面活性剤・シリコンレジン・シリコン化合物
タイプ
撥水性
液性
中性
特性
耐紫外線

フラッシュリーγとα、βとの違い


フラッシュリーγはお値段¥2,990 と、¥369のα、¥1,590のβと比較すると高い部類になります。

また、成分としては撥水系のコーティング剤となり、耐紫外線効果があります。

フラッシュリーγを施工してみる


それでは、車に施工してみたいと思います。






今回のフラッシュリーγは、βと比べるとウルっとした感じの光沢感です。

これは期待できますね!

フラッシュリーγの撥水状態


施工2週間後の手洗い洗車前の様子

フラッシュリーγ施工2週間後 手洗い洗車前の撥水状態

施工後一週間は台風が来たこともあり、派手に汚れていたので撥水性能が落ちてるかなぁと思ったんですが、結構撥水していますね。

施工2週間後の手洗い洗車後の様子

フラッシュリーγ施工2週間後 手洗い洗車をした後の撥水状態

次に、手洗い洗車をした後の様子。
撥水が復活し、かなり綺麗に水がはけています。

2週間後施工翌日の撥水状態

フラッシュリーγ施工2週間後 さらに重ねて施工した後の撥水状態

手洗い洗車後、施工を行った翌日も天気が良かったので、再度洗車してみました。
こちらもなかなか良い感じです。

撥水状態はおおむね良い感じですね。

パネル実験


次にパネルに施工して比較を行います。

パネル比較

まずはパネルの左側のみに施工してみました。



変化は明確ですね。

良い感じに黒々と変化しました。

フラッシュリーγとスマートミストとの比較


次はフラッシュリーγとスマートミスとの比較です。

パネルの左側にフラッシュリーγ、パネルの右側にスマートミストを施工してみました。


フラッシュリーγも優秀だと思ったんですが、スマートミストはさらに上をいく濃さですね。

フラッシュリーαとフラッシュリーβとの比較


さらに、手持ちのフラッシュリーシリーズの比較も行ってみます。

左がフラッシュリーα、真ん中がフラッシュリーγ、右がフラッシュリーβです。


写真でも肉眼でも、真ん中のフラッシュリーγが一番濃い感じになりました。

ただし、αが若干薄く映ってますが、肉眼ですと写真程大きな差は出ていません。

βが薄いのは通常通りです。

滑水比較


次は、パネルに水滴を落として滑る水比較です。

スマートミストとの滑水比較

まずはスマートミストから。

パネルの左側にフラッシュリーγ、パネルの右側にスマートミストを施工してあります。

フラッシュリーγとスマートミストの滑水比較

スマートミストよりも早いタイミングで落ちましたが、そこまで速い感じではないかもしれません。
水滴はスマートミストよりもコロコロしていますね。

フラッシュリーシリーズの滑水比較

次は、フラッシュリーα、フラッシュリーβとの比較です。

左がフラッシュリーα、真ん中がフラッシュリーγ、右がフラッシュリーβです。

フラッシュリーγとフラッシュリーαとフラッシュリーβの滑水比較

フラッシュリーβの変化の薄さは別として、水滴はβが最速でスルリと落ちました。

次点でフラッシュリーγです。

パネルにのせてみると、βの水滴が本当にペッタリと潰れていて、コロコロとした水滴にならないというのがよくわかりますね。

フラッシュリーγまとめ


というわけで、試してみたフラッシュリーγ。

光沢感のほうは申し分なしですが、今回のネックは価格ですね。

フラッシュリーαと比較すると何倍もの価格差があります。

その割に効果はそこそこ。

施工可能箇所の違いはありますが、それでもやはり少し高いという印象です。

この価格帯ですと、あえてフラッシュリーγを選ばずとも、同様の効果が期待出来て、さらに安い製品も結構あるので、あえてこれを選択するというのが難しい感じがします。

製品は悪くないんですけどね…。

というわけで、あとは硬化系コーティング剤のフラッシュリーδが残っていますが、こちらはちと高いので保留。

フラッシュリーシリーズの比較一旦終了となります。

こうしてみると、カルナウバワックス系であるという点に目をつぶれば、フラッシュリーαが一番コスパがよさそうです。

皆さん少しは参考になりましたでしょうか?

2りんかんのClean&Coat(クリーン&コート)を試してみた

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今回は、夏に購入して動画撮影までしておきながら、なかなか記事にできないでいた、2りんかんで販売されている、「Clean&Coat」をレビューしてみたいと思います。

クリーン&コートとは


クリーン&コートは、冒頭の通り、バイク用品専門店の2りんかんで販売されているバイク用のコーティング剤。

以前、コメント欄でオススメ頂いた製品でもあります。

一説にはバリアスコートよりも効果が高いという噂もあります。

さらには店頭のPOPでも「バ○アスコート」と伏字にしながらも「効果は上」的な文言もありました。

2りんかんさん強気っすね…。

で、製品を購入するために、夏に2りんかんに行って購入したものの、レビューそっちのけで美環さんばっかり記事に取り上げる始末。
当ブログには全く縁のないような、美少女が突然あらわれて困惑している読者さんも多いのではないかと思いますが、本日は、「CBR250Rに...
で、ようやくフラッシュリー兄弟のレビューも終わったところで、満を持してクリーン&コートのレビューをしてみようと思います。

成分

  • 炭化水素系溶剤
  • シリコーンオイル
  • シリコーン化合物

成分はあまりわかりづらい成分は入っていない印象です。でも「炭化水素系溶剤」という成分はあまり見かけないかもしれません。

用途

バイク・自動車塗装面の艶出し。洗浄(樹脂、金属パーツにも使用可能)

使用場所は大体のところに使用できるようです。

施工方法


施工方法は簡単です。
  1. 洗車を行い、ほこりや汚れを取り除く
  2. 容器をよく振った後、15cm程離してボディーにクロスで万遍なく塗り込むように吹き上げる

以上。

簡単ですね。

販売元


クリーン&コートですが、缶をよくよく見ると…。


製造元、株式会社タイホーコーザイ!! っていうかイチネンケミカルズですね。

個人的には、タイホーコーザイの名前の方が馴染みがありますが、現在は株式会社イチネンケミカルズが正式名称です。

イチネンケミカルズと言いますと、クリンビューなんかが有名どころ。

過去に試した製品ですと、イオンシャインがあります。

イチネンケミカルズ製品の個人的なイメージとして「派手さはないがしっかりした製品達」というイメージです。

車に施工してみる


それでは、車に施工です。

クリーン&コートのを施工してみる

今回は施工の様子を動画に撮ってみました。

施工前後で車体の光沢感に変化がでているのが見て取れると思います。

2りんかんのClean&Coat(クリーン&コート)を施工してみました

いかがでしょうか?


ちなみにボディーに吹きかけた感じはこうなります。さらさらした透明の液体です。


テラっとした仕上がりになります。

クリーン&コートの撥水状態


次に、ボディーの撥水状態。

こちらは施工後1週間経過した後の撥水具合です。

2りんかんのClean&Coat(クリーン&コート)の撥水状態

これまではモノタロウの親水に近い感じの撥水具合でしたが、こちらはコロコロとした水滴が出来上がります。

パネル実験


次に、パネルで比較です。

今回は色々比較したい製品もあるので、パネルを3つに区切り、真ん中に施工してみます。

パネルで比較してみる


パネル真ん中に施工してみました。いかがでしょう?


変化の具合は良好ですね。

シュアラスターゼロフィニッシュ、バリアスコートと比較してみる


次に、シュアラスターゼロフィニッシュ、バリアスコートと比較してみます。

パネルの左から、シュアラスターゼロフィニッシュ、真ん中がクリーン&コート、右がバリアスコートです。


写真だとバリアスコートが濃い感じにみえますね。

肉眼でもそうです。

光の角度をちょっと変えてみます。


蛍光灯の光を映り込ませてみても同じような感じですね。

光沢感はバリアスコートが頭一つ飛びぬけている感じ。

2りんかんさん…やっぱり煽りすぎたんじゃないでしょうか。

滑水比較


つぎはパネル比較です。

先ほどのパネルをそのままつかったので、同様にパネルの左から、シュアラスターゼロフィニッシュ、真ん中がクリーン&コート、右がバリアスコートです。

2りんかんのClean&Coat(クリーン&コート)の滑水比較

バリアスコートが真っ先に水滴が流れました。

やはり何だかんだ言って、バリアスコートは優秀ですね。

クリーン&コート使用レビューまとめ


以上、Clean&Coat(クリーン&コート)を試してみましたが、価格と効果のバランスが良い感じの製品です。バリアスコートが最安でも2500円以上なのに対し、クリーン&コートは1980円と比較的お買い得な価格です。

また、効果のほうも悪くはなく、安定した艶感が得られます。

使い勝手の良い製品なので、お近くに2りんかんがある方であれば、一度足を運んで購入してみるのもありだと思います。



スマートミストEX 付属のクリーナーがホイール掃除に役立った話

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皆さんスマートミストEXは使った事はありますでしょうか。

当ブログでも、以前レビューをしておりますが、そのスマートミストEXについて来るクリーナーについて便利な使い方があったのでご紹介したいと思います。

大人気のカーコーティング剤、CCIのスマートミストの上位製品「スマートミストEX」の効果をレビューしてみました。通常のスマートミストとの比較や、他の製品との比較を行いました。

試してみる


記事のタイトル通り「ホイール掃除に使うと捗る」という話なんですが。

スマートミストEXをご購入の方でも、クリーナーの方は、最初に使ったっきりだとか、毎度クリーニングするのは面倒で、先にスマートミストEXの方がなくなってしまったという方もいると思います。

例えば、こちらの洗車後のホイール。


一見きれいに見えますが、リムにまだ汚れが残っています。


神経質な方(私もですが)ですと、これが気になって、パッと見で他の人からはわからなくても「汚れてるなぁ」と目が行ってしまうポイント。

これが、ちょっと落ちづらいんですね。

写真撮影時点で既に手洗い&MFタオルでゴシゴシと拭いてみてるんですが、なかなか取れません。


そこで、スマートミストEX付属のクリーナーを、ほんのちょっとMFタオルにとって軽くふき取ると…。


ほらスッキリ!

さて、これで綺麗になったかと思いきや、まだここに汚れが残っています。


ホイールのこういった部分ってなかなか汚れが取れないんですよね。

そこに再度、クリーナーをほんの少しだけMFクロスにとって、指先を使ってふき取ると…。


ほらスッキリ。

綺麗に取れました。

タイヤワックスと一緒に固まってしまった汚れや、ブレーキダストと一緒にくっついて取れない汚れなんかは、この方法でスッキリ落ちました。

注意点


ちなみにこの方法ですが

あくまで私が実験的にやってうまくいっただけで、公式では全く触れられていませんので、本当にアルミホイールに使用してもいいかは不明です。

もしかしたら多少のダメージがあるかもしれませんので、やるならば是非自己責任でお願いいたします。

使った感じはシュアラスタースピリットに似ているかな。


もしかしたらシュアラスタースピリットで代用できるかもしれません。

その辺は今度試してみたいと思います。



このクリーナーだけ欲しいなと思ったんですが、クリーナーだけでは売ってないんですね。

今現在、クリーナーが欲しければスマートミストEXを購入するしかないんですが、まだたっぷり残っているので…。

代替品がみつかるまではこのクリーナーをチマチマ使っていこうと思います。

ホイールの汚れが気になる方で、クリーナーが余っているという方は一度試してみてください。
※ちなみにMFタオルは真っ黒になって、その後使えないので捨てる羽目になります。

オートグリム ウルトラ・ディープ・シャインを試してみた

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今回はオートグリムのウルトラ・ディープ・シャインのレビューです。

スーパーレジンポリッシュとの違い



さて、オートグリムというと定番商品となるのがスーパーレジンポリッシュです。

当ブログでも何度か登場していますが、スーパーレジンポリッシュがどんな製品かというと

「使いやすくなったポリラック」

といった感じです。

液体ワックスのようですが、カルナウバ成分は含まれておらず、若干の研磨成分が入っているのがスーパーレジンポリッシュ。

これ1本で、汚れ落としと艶出しができます。

研磨の成分は「掌圧5kgで壊れる」とオートグリムのブースの方に教えて頂いたので、塗装を削るほどのパワーは無いようです。

対するウルトラ・ディープ・シャインは、このスーパーレジンポリッシュから研磨成分を取り除いた艶重視の製品。

同じくオートグリムのブースの方曰く「研磨成分が嫌だというならウルトラ・ディープ・シャインですけど、ただ拭き取りが凄く重いです」というご説明を頂きました。

施工してみる


それでは施工してみたいと思います。

施工動画

今回は施工の様子を動画に撮ってみました。

ボンネット右半分だけ施工してどのように変わるか見てみたいと思います。

オートグリム ウルトラ・ディープ・シャイン を施工してみる

どうでしょう?

施工後、右側の方が若干光沢が上がったように見えませんか?

施工後の状態

ちなみに、これが施工後の写真。



ヌラヌラのギラギラといった感じで、固形ワックスの使用感に非常に近いです。

結構感動するレベル。


ちなみに、この写真。


この赤線の右側だけ、ウルトラディープシャインを施工しているんですが、光沢感に違いがあるのはわかりますでしょうか?

右側は曲線が多いので余計そのように見えるのかもしれませんが、肉眼で見た際に、ヌラヌラ、テラテラとした感じが上がっていました。

拭き取りは重いのか

前情報として、「拭き取りの重さ」を聞いていたわけですが…

確かに重たいです(笑)

特に、完全に乾ききってしまうと本当にふき取りが重い。

車をぐるりと塗って回ってからふき取りなんて事をすると、最初に塗ったあたりはカッサカサに乾いて非常に取りづらくなります。

固形ワックス同様、薄塗りを心がけると、塗ってるそばから白く乾いてきますので、あとはすかさず拭き取るようにしてあげたほうが楽になります。

撥水状態


施工1週間後の洗車後の様子。

オートグリム ウルトラ・ディープ・シャイン施工1週目の撥水状態

何だこれ(笑)

これまでに見たことないくらいの疎水ですね。いや、親水と言ったらいいのかな…?

コロコロ水滴にならず、水がシターっと張り付いて表面を流れて落ちていきます。

ただ、これはもしかしたら、洗車でコーティングの成分が落ちてしまったからという可能性も考えられるので、もう一度施工して、また翌週洗車してみました。

オートグリム ウルトラ・ディープ・シャイン施工2週目の撥水状態

やっぱり疎水だ(笑)

前回よりも水の落ち方がなめらかになっていますね。

この感じは今までほとんど見たことがありません。

パネル比較実験


次はパネルでの比較です。

パネルに施工


まずはウルトラディープシャインをパネルに施工してみます。



パネル左側がウルトラディープシャインですが、やはり固形ワックスのような、しっとりとした艶が出ました。

これは素晴らしいですね。

スーパーレジンポリッシュと比較


次に、スーパーレジンポリッシュとの比較です。

左にウルトラ・ディープ・シャイン、右にスーパーレジンポリッシュです。



光に当ててみると、ウルトラ・ディープ・シャインのほうが傷が目立たなくなっているように見えました。

スマートミストと比較


次は定番商品のスマートミストとの比較。

左にウルトラ・ディープ・シャイン、右にスマートミストです。



どちらも傷は見えにくくなっていますが、ウルトラ・ディープ・シャインとスマートミストでは質が違うように見えます。

どちらかというと、ウルトラ・ディープ・シャインのほうがしっとりとした艶感です。

2製品と比較してみましたが、ウルトラ・ディープ・シャインはかなり優秀だといえるでしょう。

滑水比較


毎度おなじみ滑水比較です。

これまではスポイトの水滴を使って比較をしていたんですが、この方法だと、水量が多いのと、水滴の粒の大きさにムラがでたり、水滴の出来具合の違いが分かりづらいので、今回から霧吹きを使って、霧雨の降雨状態を再現してみることにしました。

オートグリム ウルトラ・ディープ・シャインとスマートミストの降雨時再現

うーん…。

もっと明確に差が出るかと思ったんですが、差が少なく。

動画後半の方、平面での水滴の出来具合には結構差が出ました。

霧雨の時はこんな感じになるでしょうか。

スポイト実験のほうがやはり水滴の滑り具合を比較しやすいので、併せて実験してみることにしました。

オートグリム ウルトラ・ディープ・シャインとスマートミストの滑水比較

凄い速さで水滴が落ちますね。スルスルと水滴が落ちました。

先ほどの洗車時の疎水状態納得できるような落ち方です。

水滴の形状


今回から比較項目に追加。

水滴の形状です。

こちらがウルトラ・ディープ・シャイン。


こちらがスマートミストです。


ウルトラ・ディープ・シャインの水滴の方が平らになると予想していたんですが、予想に反してウルトラ・ディープ・シャインの方がコロコロとした水滴になりました。

まとめ


オートグリムのウルトラ・ディープ・シャインのレビューをしてみました。

とりあえず

「固形ワックスのような艶が欲しいけど、撥水系は嫌だ」

という方にはこれ以上ない製品だと思います。

ただ、ネックになるのは価格ですね。
アマゾンでの購入でも4,000円程のお値段なので、購入のハードルは高めだと思います。

ついでに薄塗りを心がけても、やはり固形ワックスほどの施工回数は望めません。

コスパはあまりよろしくないでしょう。

あとは、施工時のふき取りの重さ。

久しく簡易系ばかり試していたので、この拭き取りの重さは久しぶりです。

このあたりの労力を加味してでも一度試してみたいという方は是非お試しください。

仕上がりの艶感には満足いただけると思います。

という事で、この労力ですと、カルナウバワックスの成分が気にならないという方は、もっと価格の安い固形ワックスを使用したほうが、経済的にやさしく、そしてしっとりとした光沢感が味わえると思います。

以上、オートグリムのウルトラ・ディープ・シャインのレビューでした!

カーワックスのSOFT99ブラックを試してみた!

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今回は久しぶりに固形ワックスのレビューです!

試すのはSOFT99の「SOFT99 ブラック」です。

レビューのご依頼を頂いてから随分と期間が経ってしまいましたがようやくのレビューです。

SOFT99のSOFT99ブラック




ソフト99(SOFT99) カーワックス ブラック 固形 250g 00120
SOFT99のSOFT99ブラックですが、SOFT99のSOFT99ブラックと繰り返していくと、どうもわけがわからなくなってくるので以降SOFT99ブラックで統一します(笑)

SOFT99ブラックは、ピカール赤缶ことブライターワックス、ニューウェイルソンと並んでかなり古くからあるワックスになります。
販売開始は1968年という事でこちらも相当に歴史のある商品ですね。

ブライターワックス、ニューウェイルソンの時も言いましたが

ずっと残るって事はそれなりの理由がある

って事ですね。


単に価格が安いってだけで残るんなら、世界はダイソーに支配されてしまいます。

それにしたって696円は安い(笑)

どうしても気になるピカール赤缶 いつもはコーティング剤ばかり購入してはレビューしている私ですが、どうしても、どうしても気になっていた商...
以前、「ピカール赤缶」ことブライターワックスを試してみましたが、今回はそのブライターワックスと双璧を成す(と勝手に思っている)老舗、...


SOFT99ブラックの成分


SOFT99ブラックの成分ですが、公式サイトには以下のように書いてあります。

精製パラナイバ樹脂と高分子シリコーンオイルを主成分にした本格派ツヤ出し固形ワックス。

ソフト99ブラック|ワックス|ボディお手入れ|カーケア用品|ソフト99

あれ?

カルナウバワックスじゃないの?

「主成分」が精製パラナイバ樹脂と高分子シリコーンオイルなだけで、カルナウバワックスが入っていないってわけではないですよね…?多分。

ちなみに、ブライターワックス、ソフト99ブラック、ニューウィルソンを並べてみるとこんな感じ。


確かに、ブライターワックスや、ニューウィルソンと比較をした場合、SOFT99ブラックは色からして違います。

この違いが、他の製品と比較した場合にどのように現れるか楽しみですね。

車に施工してみる


それでは、購入したSOFT99ブラックを施工してみたいと思います。

施工


施工方法は、既存のカーワックスと変わりなく、付属のスポンジで塗り延ばして、乾いてきたらふき取るだけ。


…なんですが

拭き取りが重いです。


ブライターワックスや、ニューウィルソンと比較するとだいぶ重い…。

車全体を施工するにはそこそこ重労働です。

特に乾ききってしまうと非常に重たいですね。

そこはうまく調整しながら、なるべく薄塗りで、乾ききる前にMFタオルで拭きとってあげたほうがよさそうです。

仕上がり





いかがでしょうか?

固形ワックス特有のヌラっとした艶感。

いい感じですね。ただヌラっと感の中では比較的すっきり系の艶のような感じもします。

使用した感じは…あー、タートルワックスの固形のヤツが近いかなぁ。

先日のマザーズシリーズのレビューにてちょっと海外製のワックスに興味を持ったんで色々調べてみたんですが、SONAX以外に日本で買える海外製...

撥水状態


次に、洗車時の撥水状態です。

施工後1週間後の撥水状態です。

今回は動画をつなげて、手洗い洗車前、洗車後の動画になります。

soft99black

手洗い洗車前の方が水滴が細かく、手洗い洗車後は、水滴がまとまるようになっていますね。

全体的に極端にコロコロした感じの水滴にならず、程よい撥水といった感じです。

少し気になったところ


後日、洗車したときに気付いたんですが…

こちら、ムラがあるのはわかりますでしょうか?


濃いめの簡易系コーティング剤の施工ムラのような感じのムラです。

日中帯は気づきにくいですが、夕方の若干暗くなってきたタイミングで見てみると明らかなムラがありました。

前回のふき取りが甘かったのかなぁ…。

カルナウバワックス系ではあまり見ないムラですね。

コレ系のムラは、CCワックスプラスとかCCワックスゴールドなんかで見ることがありました。

パネル比較


次にパネルで比較してみます。

とはいえ、事前に申し上げときますと、固形ワックスは簡易系コーティング剤と違い、物理的に固形物を塗ったくっているので、効果が出てくるのは当たり前…という前提のもとでご覧ください。

SOFT99ブラック単体


まずは、SOFT99ブラック単体での施工です。

今回は複数種類と比較したいので、パネルを3分割。


真ん中にSOFT99ブラックを施工します。

どうでしょうか?

まぁ前述の通り、当たり前っちゃ当たり前ですが、綺麗に変化が現れました。

ブライターワックス・ニューウィルソンと比較


次に、ブライターワックス、ニューウィルソンと比較してみます。

パネル左から、ブライターワックス、SOFT99ブラック、ニューウィルソンです。


ブライターワックス、ニューウィルソンのほうが濃い感じに仕上がりましたね。

Soft99ブラックは若干薄めというか、すっきりとした感じです。

滑水性能の比較


次に滑水性能の比較です。

霧吹き実験と水滴を落としての実験です。

霧吹き実験は前回の事件でいいアイデアだと思ったんですが、あまり大きな変化は見られず…。

今回はどうでしょうか?

カーワックスのSOFT99ブラックの滑水比較

霧吹き実験のほうでは若干の違いが出ました。動画後半の水滴の比較では、ブライターワックスとニューウィルソンが圧倒的速さで水滴が落ちていますね。

これは非常に興味深い結果となりました。

SOFT99ブラックのレビューまとめ


という事で、以上SOFT99ブラックのレビューでした。

性能としては、流石老舗といった感じの仕上がりですが、施工性についてはブライターワックスや、ニューウィルソンに一歩譲るかなぁといった印象。


撥水性能は、色合い的にケミカル感があるのでバッキバキの撥水になるかと思ったんですが、意外にも他の2製品と比較するとマイルドな感じとなりました。

とりあえず価格は696円と激安のお値段となりますので、お試しで購入してみるのは十分アリです。

簡易系のコーティング剤しか使った事のない方であれば、固形ワックス減らなさ具合にきっと驚くと思いますよ?(笑)
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