洗車・カーコーティング剤のオススメランキングをまとめてみました。
はじめに
つい最近、おすすめのコーティング剤についてまとめたばかりだと思っていたんですが、「2016年版」ってことで、随分と時間が経ってしまいました。
という事で、今回は前回のまとめから、レビューしたコーティング剤も増えていますので、何か変わったのかも含めて、今現在のおすすめランキングをまとめてみたいと思います。
参考:
おすすめコーティング剤まとめ 2016年版
全品購入・使用・確認済み
今回も、ランキングに登場するコーティング剤は全品私の使用済みコーティング剤です。
自分で使ったからこそ主観だらけ
ということでですね、ランキングに登場する製品は全部自分で買って、自分で使った製品です。
施工時の天気とか、気温とか(気分とか)色んな条件があって個人の主観が混ざってますが、それでもどうにか平等にレビューできるようにしております。
あとはせっかくレビューを読んで製品を買ってくれた方にも申し訳ないので、いいところも悪いところもちゃんと書いておこうと思っています。
私のブログだと指針としてよくスマートミストがでてきますが、決してスマートミストを売りたいわけではありません。
各製品に得手不得手がある
各製品には得手不得手があります。
例えば前述のスマートミストならば、安くて使い勝手が良いですが、水滴の落ち具合が芳しくありません。
低価で簡単な施工性とお手軽な光沢感を求める方ならば、スマートミストでいいかもしれませんが、光沢よりも保護性能、水滴の落ち具合を優先したい、そんな方にはおすすめすべき製品が変わってきます。
ということで、人によっておすすめなコーティング剤は千差万別で、誰にでもあう唯一無二のコーティング剤なんてものは存在しません。
上記の通り、千差万別の好みの方々にあわせるとなると、ランキングも多岐にわたるんで、一般のランキングサイトのように「これが間違いない!○○がおすすめ!○○だけ買っておけばOK!」みたいなことが言えないんで、若干ふわっとしたランキングになってしまいますが、どうかご了承ください。
ランキング(結果だけ知りたい人はここから)
前置きが相当長くなってしまいましたが、ランキングに入っていきたいと思います。
総合No1はSmartMist
「やっぱりな」というため息が沢山聞こえてきそうですが、やっぱりスマートミストが一番無難。
良くも悪くも「無難」です。
価格は安い、どこでも売ってる、施工面を選ばない、効果は高い。
但し、他製品に比べると圧倒的に水滴の滑りが悪いので、そこだけ注意ですね。
それ以外はかなり優秀です。
普段のレビューに使ったパネルを放置していても、しっかり色艶が残っているのがスマートミストです。
手洗いのあとでも洗車機のあとでも、ササっと使うだけでピカピカのボディーになります。
以下のランキングでは、一応スマートミストは除外しておきます。
過去のレビュー記事
カーコーティング剤のスマートミストの効果を試してみた
スマートミスト関連記事
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シーシーアイ(CCI) スマートミスト ボディコーティング 撥水タイプ 280ml W-117
簡易型ガラス系ランキング
簡易型のガラス系コーティングのランキングです。
「簡易型」の私なりの定義ですが「完全硬化型じゃない」の1点です。
「濡れたボディーに噴きかけて、水滴と一緒に拭き取るだけ」といった感じのガラス系コーティング剤が「簡易型のガラス系コーティング」に入ります。
簡易型ガラス系ランキング 1位
バリアスコート
スマートミストを除外すると、バリアスコートが1位になりますね。
クリーニングとコーティングと両立できるガラス系。
光沢良し、施工性良し、耐久性良し…価格は高しですけどね。
それとスプレー缶なので、ちょっと使う時に損した気分になります(笑)
過去のレビュー記事
効果抜群のコーティング剤!ワコーズのバリアスコートを使ってみた!
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ワコーズ(WAKO’S) バリアスコート 300ml A141 STRAIGHT/36-1141
簡易型ガラス系ランキング 2位
プリズムシールド
昔からの定番製品ですが、こちらはワックス成分が含まれています。
でもそのおかげでツルツルテカテカになるのがいい所。
ワックス成分を嫌う方には大きなデメリットですが、価格が安くて使いやすいのが特徴です。
過去のレビュー記事
プリズムシールドの効果を試してみた
簡易型ガラス系ランキング 3位
ガラス系コーティング剤317
かつて「317のステマブログ」とすら呼ばれた(らしい)317。だってよかったんだから仕方がない。
今現在は製品ページからは消えてしまっていますが、以前は「水垢落としシャンプーで落ちるよ」なんてことを堂々と書いてに、実はストロングバブルでも落ちないくらい耐久性のある製品です。
艶、光沢、耐久性それぞれいい感じなので試す価値ありですが、価格は高めなのでそこがネックです。
過去のレビュー記事
ガラス系コーティング剤 317とブリスを比較してみた
簡易型ガラス系ランキング おまけ
ガラス系のコーティング剤は種類も多く、単純にランキングだけでは優劣がつけづらい所もありまして、上記の1位~3位ですら相当悩みました。
というか結構横一列って感じです。
ですので、使ってみて一応「侮れないな」と思った製品もご紹介しておきます。
イオンシャイン
これは前回のオススメの中にもいましたね。
全然日の目を見ないんですが、個人的には結構効果があると思いました。
過去のレビュー記事
タイホーコーザイのイオンシャインを使ってみた!
ゼロウォーター
旧製品のみご利用で、ゼロウォーターの評価が低い方は、一度新しくなったゼロウォーターを試してみてもいいかもしれません。
新しくなったゼロウォーターは以前のゼロウォーターよりかなり良くなっています。
というか、ゼロプレミアムよりも扱いやすくなっていて、ゼロプレミアムの立場がなくなるくらいです(笑)
過去のレビュー記事
新しくなったシュアラスター ゼロウォーターを施工してみた
新しくなったゼロウォーターを比較してみた
新しくなったゼロウォーターの施工1週間後の様子
エックスマールワンコーティング
これは結構おすすめの製品。
雰囲気的には「価格が控えめのバリアスコート」といった感じでしょうか。
カルナウバワックスが含まれていないわりに、効果が高く施工面を選ばないのが良い所です。
過去のレビュー記事
プロスタッフのエックスマールワン・コーティングを試してみた
ブリス
ガラス系の定番製品のブリスですね。
効果の方は折り紙付きなんですが、いかんせん価格は高め。
昔からある製品なので、既に使用したことのある方も多いかと思います。
お試しサイズの80mlがあるので、まだ試したことのない方はこちらから試してみるのも手です。
疎水性を謳っておりますが、初期は弱撥水です。
濃色車ですと施工ムラがきになったりする場合もあります。
過去のレビュー記事
カーコーティング剤のブリスを購入してレビューしてみた
フッ素系ランキング
最近はガラス系コーティング剤ばかり脚光を浴びていますが、なかなか無視できないのがフッ素系コーティング剤です。
フッ素系の特徴としては、高撥水と防汚性能の高さという特徴があります。
スマホのコーティング剤の撥水、撥油剤としてフッ素が用いられることもありますので、防汚性能は高め。
コーティング剤として施工すると、全体の印象としてはギラギラとした艶感になります。
フッ素系ランキング 1位
AQUADROP MIRROR POLYMER
フッ素系の中でもウルっとした感じが強く出ていたのがAQUADROP MIRROR POLYMERです。
その他の製品が、ギラギラという感じになるのに対し、ウル艶感が出たのがAQUADROP MIRROR POLYMERでした。
価格も控えめなので、一度試す価値ありの製品です。
過去のレビュー記事
AQUADROP GLASS COAT LIGHTと AQUADROP MIRROR POLYMERを施工してみた
フッ素系のコーティング剤を比較してみた
フッ素系ランキング 2位
ミラーシャイン
フッ素系の定番と言える製品です。
フッ素テクノコートと迷いましたが、ミラーシャインのほうが施工のしやすさは上です。
仕上がりはギラギラとした感じですが、傷の隠蔽といった部分ではかなり控えめ。
フッ素系は総じてそんな感じですけどね…。
過去のレビュー記事
[鏡艶] ミラーシャインの効果と比較実験をしてみた
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SOFT99 ( ソフト99 ) コーティング剤 フッ素コート鏡艶 ミラーシャイン ダークカラー車用00352
フッ素系ランキング 3位
フッ素テクノコート
フッ素系自体、あまり試してないのもありますが、ウィルソンさんから出ているフッ素系ではフッ素テクノコートのほうが上かな…。
美膜ボディーコートも色々種類があるんですが、私が試したリキッドタイプは施工に難儀したので、今回はフッ素テクノコートやミラーシャインに一歩譲る形となりました。
過去のレビュー記事
ウィルソンの「フッ素テクノコート」の効果を試してみ
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ウィルソン(WILLSON) コーティング剤フッ素テクノコート ダークカラー用 300ML C-84
硬化系ランキング
硬化系の製品は、あまり施工実績がありません(下準備も施工も面倒なので…)
基本的に、塗装面から古いコーティング剤を取り除き、整え、施工した後は雨や夜露など、水分を避けなければならないので、気候や環境に影響する部分があるので、難易度が高めです。
硬化系ランキング 1位
ピカピカレインプレミアム
正直これを硬化系の1位に据えるのには葛藤がありました。
「鑑人も所詮その他のアフィブログと一緒か…」という批判があるかも…と思ったわけですが、でもまぁ硬化系のコーティング剤において施工性というのが結構重要でして、その他の製品が、塗布後に少し待たなければならないのに対し、塗って、すぐふき取るという施工の楽さはポイントが高いです。
効果も十分認められましたので、1位にすることにしました。
ちなみにピカピカレインプレミアムのマイナスポイントはやっぱり価格ですね。
他の硬化系コーティング剤に比べると高いです。
ここで購入を迷っている人も多いと思います。
高いお金をだして、思った効果が得られなかったらガッカリしてしまいますもんね…。
過去のレビュー記事
ピカピカレインプレミアムの効果を実際に購入してレビューしてみた
硬化系ランキング 2位
ツヤエキスパート
次点でツヤエキスパートです。
選定の理由は、価格の安さと高価と、丁寧な説明書。
施工性ではピカピカレインに一歩譲感じですが、その他の点では上回っていると思いました。
同様にウィルソンからシランガードも出ていますが、再施工時にムラが出たのがきになるので、無難にツヤエキがいいかなぁと思いました。
過去のレビュー記事
「ツヤエキ」ことカーコーティング剤のツヤエキスパートを施工してみた
ツヤエキは本当に硬化するのか試してみた
硬化系ランキング 3位
3位がアクアドロッププレミアムです。
これは価格の安さが一番。
施工性については、ツヤエキもシランガードも同じような感じです。
施工方法についてもHP記載のものがほとんどになるので、その後のサポ―トやお問合せといった面で考えるとウィルソンさんのほうが良いかなと思いました。
性能については申し分ないので、自身でしっかり施工できて、価格が安い方がよいという場合はアクアドロップのほうが候補にあがるでしょう。
過去のレビュー記事
AQUADROP(アクアドロップ)を施工してみた!
その他個人的にオススメな製品
速攻艶ランキング 1位
プレクサス
ここまでの流れの中で「プレクサスは入ってないんかい」と思われた方もいるでしょう。
そう。ここに入ってきました。
プレクサスは、正直どこに分類していいのか迷う製品です。
過去何度か同じようなことを書きましたが「耐久性度外視の、クリーニング効果アリの艶のドーピング剤」的な立ち位置であると思っています。
施工直後から実感できる光沢感は簡易系の中では群を抜いていますが、耐久性と撥水性能はイマイチ。
頻繁に洗車する or お出かけ前に短時間で仕上げたい! という方にはプレクサスがいいでしょう。
価格は少し高めですが、時々ドン・キホーテで安くっていたりもします。
よく、バリアスコートと比較されることがありますが、バリアスコートとプレクサスは立ち位置が全く異なる製品ですので、注意が必要です。
過去のレビュー記事
プレクサスの効果を試してみた
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プレクサス(Plexus) クリーナーポリッシュ (国内正規品) PL368 [HTRC 2.1]
コスパランキング 1位
フクピカトリガー強力タイプ
ここで「フクピカかよ!」とガッカリした方は、是非一度使っていただきたい。
フクピカトリガー強力タイプは結構いいですよ。実はスマートミストよりもいいかもしれない。
でも、ワックス成分入りなのでガラス面に使えないのが難点です。
今は製品が更新され「2.0」が着く製品がメインになってますが、こちらも効果は上々のようです。
いずれレビューしてみたいと思っています。
過去のレビュー記事
フクピカトリガー 強力タイプ を試して比較してみた
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SOFT99 ( ソフト99 ) ワックス フクピカトリガー強力タイプ 00494
コスパランキング おまけ
カインズホームの「簡単カーワックス」
ホームセンターのプライベートブランド製品ですが、そこそこの艶が出ます。
そして何より安い(笑)
細かいことを気にせずドバドバ使えるのが良い所です。
過去のレビュー記事
ホームセンターのプライベートブランドの簡易ワックスの効果はどの程度なのか
信越化学工業のシリコーンオイル
これはもう「コーティング剤にシリコーンオイル入ってんだから原液塗ったくれ」と言わんばかりの力業。
ムラ・耐久性はともかくものすごい光沢が出ます。樹脂パーツも黒々とした感じになります。撥水も良いですが、個人的には汚れを吸い付ける感じがありました。
過去のレビュー記事
これが最強!?工業用シリコーンオイルでカーコーティングしてみた!
撥水系ランキング1位
ポリマーG1000
超絶バッキバキの撥水系製品です。
光沢感は他の製品に一歩譲りますが、撥水性能は抜群です。
これを施工した後のMFタオルは撥水して使い物にならなくなるくらい撥水します。
兎にも角にも撥水がいいんだ!という方は是非試してみてください。
過去のレビュー記事
コーティング剤のポリマーG1000をレビューしてみた
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コーティング剤 超撥水性能を装備したガラス繊維系コーティング剤・お試しサイズ・ポリマーG1000・500ml
ド定番商品
ここからは、ランキング云々というより「是非知っておいて欲しい」「試してみて欲しい」製品です。
グラスターゾルオート
「古いデザインの缶」と侮るなかれ。濡れたボディーでも乾いたボディーでも「スプレーして拭くだけで艶々」の老舗といっていいでしょう。
研磨剤でおなじみのピカールの製品です。
色んな製品がでて、そして消えていく中で、昔からあって、今もまだ売ってるってことは一定数の支持がずっとあるという事です。
汚れ落とし兼、簡易コーティング。
当ブログの読者の高級車オーナーの方の中には「毎回車に乗るたびにパネル1枚施工」という使用方法で、常時車体を綺麗に保っているという方もいらっしゃいます。
過去のレビュー記事
グラスターゾルオートを試してみた
グラスターゾルオートを施工してみた
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PiKAL [ 日本磨料工業 ] ガラス・ボディークリーナー グラスターゾルオート 420ml エアゾール式 [HTRC2.1]
ブライターワックス
こちらもピカール製品で、昔からの製品。
漂白されていない真っ茶色のワックスからは想像できない艶感と施工性。
最近のそこらのワックスよりも使いやすいです。
ただし、撥水性は弱めなので、逆に「ワックスの艶感は好きだけど、コロコロ撥水は嫌」という人には丁度いいかもしれません。
過去のレビュー記事
ピカール赤缶こと「ブライターワックス」を使ってみた!
しかし、気になるのが最近売ってるところがめっきり減ったんですよね…。まさか販売終了…かと思ったんですが、公式のオンラインショップではまだちゃんと売っていますね。
ちなみに、同様の製品としてニューウィルソンという対抗馬います。
過去のレビュー記事
ニューウィルソンを試してみた
シュアラスター系の固形ワックス
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※写真はスーパーエクスクルーシブフォーミュラとインパクト
シュアラスターの製品については、賛否両論がある…かと思うんですが、個人的にシュアラスターのワックスは、初心者に使いやすい製品であると思っています。
ボディーが濡れたままで施工可能ですし、拭き取りも軽い。それなりの光沢がでて、耐久性もあります。
「誰でも使えるように」と作られているのがシュアラスタ―製品といった印象です。
シュアラスター製品の中でもランク分けははありますが、気になる方は一度、一番安価なインパクトから試してみてもいいでしょう。
過去のレビュー記事
シュアラスターのワックス「ブラックレーベル SEF」を試してみた
ザイモール
ザイモールというと「たけぇワックス」の代名詞的なところがありますね。
私もそう思います(笑)
はじめて知ったという方。世の中には100万円を超えるワックスが存在するんです…。
過去のレビュー記事
高級カーワックスの代名詞 ザイモールのワックスを使ってみた
まぁ私は一番安いカーボンを試しましたがなんでしょう。私が知っているワックスとちょっと違いました。
体温で溶けるし、伸ばすのも非常に楽。ふき取りも大して重くないので使いやすい製品でした。
まぁ参考までに…
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zymol(ザイモール) CARBON WAX(カーボンワックス) 並行輸入品 8oz (226.8g) CS101
っていうか固形ワックスいいよ!
ここまで3連続で固形ワックスが出てきましたが、個人的に固形ワックスが好きなんですよね。
スプレー系のコーティング剤しか使ったことが無い方は是非一度試していただきたいです。
塗って、乾かして、拭き取ってと、施工性は全く持って良くないし、ルーフから雨水が垂れてフロントウィンドウの油膜の原因になったり、汚れを吸い付けたりと、これだけ見たらいい所が無いんですが、それでも施工後の光沢感はやはり簡易系のコーティング剤とは一線を画すものがあります。
ヌラヌラ、テラテラのコロコロ撥水はやはり見ていて気持ちのいいものです。
「酸化したワックスが塗装を痛める」なんてのを、よくガラス系のコーティング剤の製品ページで見かけますが、固形ワックスが酸化して塗装を痛めるまでどれくらいかかるのかはわからないし、ビンテージカーと言われる古い車達が、丹念にワックスをかけられ、そしてテラテラな状態で保管されているのを見ると、そこまで悪いものじゃないんじゃないかなぁと思っています。
ちなみに「拭き取り不要」系のワックスは、実はそこまで楽ではありません。
塗り込み+拭き取りを1度の工程でやる感じなので、実は結構フキフキフキフキしないとムラになったりします。
そういった意味では施工完了までの時間は普通の固形ワックスとあまり変わらなかったりします。
エルグライド
これは、ワックス成分入りの簡易系コーティング剤。
施工面は限られますが、水の滑りが抜群に良い。
スルスルと水滴が落ちていく様は気持ちがいいものです。
過去のレビュー記事
高撥水コーティング CARALLの『エルグライド』を使ってみた
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オカモト産業(CARALL) コーティング剤 エルグライド 2097
エクストリームブリリアントシャインデテイラー
こちらはSONAX製品。
SONAXというとグロスシャンプーが有名ですが、エクストリームブリリアントシャインデテイラーも良い製品です。
光沢感とコロコロ撥水が特徴です。容量が多いのでコスパは結構いい感じです。
過去のレビュー記事
SONAX エクストリーム ブリリアントシャインディテイラーの効果をためしてみた
経年車・洗車傷多めの車向け 1位
スーパーレジンポリッシュ
実は、総合1位にしてしまおうか迷った製品です。施工性の部分で劣るのであくまでオススメ製品の一部となりましたが…。
このスーパーレジンポリッシュ、購入前後の手のひら返しが激しかった製品でもあります。
購入前はもう完全に「アンチ」の域だったんですが、購入して使ってみて評価がガラリと変わりました。
恥ずかしいくらいの手のひら返しですが、過程については過去の記事を参考にしてみてください。
過去のレビュー記事
Autoglym(オートグリム)スーパーレジンポリッシュ、グロスプロテクションを使ってみた
オートグリムのスーパーレジンポリッシュには研磨剤は入ってるけど入っていないって話
施工性を度外視すれば、これは本当にいい製品だと思います。
「拭き取りが軽いポリラック」と思っていただけると、ポリラック使用経験のある方にはわかりやすいと思います。
施工方法は、ボディーに刷り込むように塗って、拭き取るといった感じで、固形やハンネリワックスの使用法に近いです。
使用時には、シャインポリッシュなどの電動器具があると非常に楽です。
手でやると、まぁそれなりに疲れます(笑)
コンパウンド・研磨剤は入っていませんが、「削る」役割を果たす成分は含まれているそうです。以前展示ブースで伺った所によると「掌圧5キロで壊れる」成分だそうで、「削りすぎ」というのが起こらないようになっているそうです。
拭き取りは軽いので、(シャインポリッシュを使えば)実はそこまで時間はかかりません。
洗車後の濡れたボディーに噴きかけて使用できる、簡易タイプのコーティング剤には施工性で劣ってしまいますが…
そしてこのスーパーレジンポリッシュ、実は直近で再度使ってみて「おおお!!」となった製品でもあります。
とある製品をレビューしている最中に、ボンネットなどに施工ムラを発見したわけなんですが、これが中々取れない。乾いたMFタオルでも、水で濡らして硬く絞ったMFタオルでも取れない。洗車しても取れない…ってことで「じゃぁ落ちてもいいや」という事で施工したのがスーパーレジンポリッシュなんですが、これがまぁしっかりとムラごと落として綺麗にしてくれる。
ついでに汚れも落ちてヌラヌラのボディーになりました。
※毎週洗車しているのに、バフも拭き取りに使用したタオルも汚れました
改めて使用して感動してしまいました。
ただし、クリア層がもうダメになっているような車への影響まではわかりませんので、ご自身の塗装の程度をみてご使用いただければと思います。
それと「削る成分」と言っても、表面の汚れを落とす程度のものと考えたほうがいいでしょう。塗装自体の傷を削る、汚れを落として尚且つ傷を埋める製品という認識が正しいと思います。
経年車や、白いボディーで洗ってもくすんだ感じが取れないという方は、スーパーレジンポリッシュを一度試してみると効果がわかると思います。
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AUTOGLYM(オートグリム) スーパー・レジン・ポリッシュ【正規輸入品】
最後に
以上、あれこれ順位をつけてみましたが、いかがでしたでしょうか?
とりあえず
ランク分け作業は疲れました。
冒頭に述べたように、人によって好みは千差万別ですし、環境も違います。
そういった中で順位をつけるというのは大変でした。
私個人の主観が大きく入っている部分もありますが、それでも平等に評価したつもりです。
どっちを上にしようか…とか、どれがランキングに入るか…とか相当悩みました。
大体は皆さんが知っているようなド定番製品ばかりとなってしまいましたが、今回のランキングが、皆さんのコーティング剤選びの参考になってくれればと思います。
「購入に迷ったからランキングを見たのに、逆に選択肢が増えて困った」
という苦情につきましては…まぁゴメンナサイとしか言いようがないですね…。
まずはとりあえず何か使ってみたいという方は、総合1位のスマートミストが無難だと思います。
ご自身でお使いのコーティング剤で、今回ランキングに入らなかった商品でも、別に悪いというわけではなく、私の根気が足りず、本記事内で紹介しきれなかっただけだと思ってください
ということで紹介したくても、紹介しきれなかった製品も沢山ありますので、過去の記事なども是非参考にしていただければと思います。