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クリーナー&ワックス効果のFW1を試してみた!

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今回は水なし洗車&ワックスのFW1を試してみたいと思います。


FW1とは



水を使わない洗車&ワックス剤FW1 4537167400016
FW1は、水なし洗車、ワックスを謳うクリーナー製品です。

これ一つでありとあらゆる面に対応できるらしい。

使用可能な面は日本の公式サイトを見て頂くのがいいでしょう。

https://fw1wax.jp/about/

海外製の製品ですが、缶のラベルは全て日本語のラベルになっています。

日本のアマゾンでは\2,400。
米アマゾンでは$22程で購入可能ですので、日本向けの販売価格としては良心的な方だと思います。

時折海外製品を日本で売る際に、ベラボーに価格あげて売ってるケースがありますが、今回はそんなことは無いようです。
※関税の関係でやむなく上がっているケースは多々あると思いますが…。


FW1 Wash&Wax High Performance Cleaning Wax Np Water Required Net Wt. 1.75 OZ
上記の通り、海外製は日本で買うより、米アマゾンで買ったほうが送料込みでも安上がりというケースが結構ありますが、今回は日本アマゾンで普通に買ったほうがお得です。

個人的にあまり印象の良くないFW1


で、実のところを言いますと、正直このFW1、私の中では印象が良くありません。

私のエリアだけかもしれませんが、カー用品店に行くとチョイチョイこのFW1の実演販売の方々と遭遇するんですね。

で、車にいると寄ってきて、窓をコンコンと…。

内容としては

「FW1って知ってますか?」

「磨いてもらった事ありますか?」

「ヘッドライトとかピカピカになりますよ?」

「あなたの車で実演してもいいですか?」

という内容なんで、普通にやんわりとお断りするわけですが、心の中は修羅場です。私には断固拒否する理由があります。

それはですね

販売の人が実演に使ってるタオルが真っ黒で汚ぇんだわ…。

本来水色であろう実演に使っているクロスですが、何台も何台も使いまわしているからか、拭いてる面が真っ黒になっています。

そんなのを腰にぶら下げてやってきて

「(砂がおもいっきり噛んだタオルで)磨いてもらったことありますか?」

って言われましても…ねぇ…。

砂の力で物理的に汚れ落とすんですか?と。

人の車触るのにそんな汚いタオル使うんですか?…とね。

本当に洗車に力入れてるなら絶対にやらないと思うんですよね…。

神経質過ぎだと笑われるかもしれませんが、そもそもに洗車に関する部分ではよくわからない他人に車を触らせたくないというのもあります。この手の製品が好きな方にはこういう考えの方多いんじゃないでしょうか?

まぁそんな理由があってFW1は印象が良くないんですが、これだけで製品の批判をするのはお門違い。

製品はそのものは良いのかもしれません。じゃなけりゃわざわざ日本に輸入して実演販売までするはずもありません。

更にはもっとちゃんとした理由があります。

それは

実演受けた人が高い確率で何本も買っていくから。

そうなんですよ。ちょっと性格が悪いですが、実演販売のお断りをした後、車内から施工された他の方がどんな反応をするのかと、他車に行って実演販売する様子を見ていたんですね。

「うわー真っ黒な面でゴシゴシしてるー!ありえねー」

なんて見ていたら、こっちの感情とは裏腹に、みんな凄く喜んだ表情で、ニコニコしながら、一気に2本とか、多い時には3本とかまとめ買いしていくんですよ。

1本2400円だから2本買ったら4800円。いいお値段ですよ?3本買ったら7200円ですよ?

それなのにニコニコして買っていくんです。

さらには、ブーーーンとカー用品店の駐車場に入ってきて、実演受けて、2本購入して、そのまま帰っていくなんて人も。

「あれ?お買い物は?いいの?満足しちゃったのー!?」

なんてこともあるわけです。

となれば、製品そのものは凄くいいんじゃないかと思えてくるし、試さないわけにはいかないなと思えてくるわけです。

FW1を施工してみる


というわけで、購入して実際に使ってみる事にしました。

まずは車に施工してみたいと思います。

車に施工


まずは吹き付けた感じ。


車体に吹きかけると泡が出てきます。

結構広範囲に勢いよく広がります。

塗り延ばしてみると、比較的スルスル伸びますが、結構ムラになりやすい。


濃色車は注意が必要です。

塗り延ばし用のMFタオルと拭き取り用の乾いたMFタオルを1枚ずつ用意しておいた方が作業が捗りそうです。

施工結果


施工結果は…。




うーん、光沢は出たよう感じはしますが、正直傷のギラつきが目立って仕方ありません。

このギラつき感は、ヴゥードゥーライドのシルク施工後が近い感じでしょうか?

今回は以前の記事「プレクサスの効果を試してみた」でオススメ頂いた「VooDooRIDE(ヴードゥーライド)のSILQ(シルク)」を試...

「お前のボディーが傷だらけなだけだよ」

と言われてしまうと、ぐうの音も出ないですけど…。

直前に施工していたのが、Soft99ブラックなもんで、FW1施工時に古いワックス成分も綺麗に落としてしまったようです。

と考えると、クリーニング成分については効果が高いといえるのかな?

私の車のように、塗装面が荒れている車は逆に既存のコーティング剤が落ちて、傷が目立つようになるかもしれません。

FW1の撥水状態


次にFW1の撥水状態です。

まずは施工1週間後。

手洗い洗車前後の様子を動画でご覧ください。

FW1施工1週間後の撥水状態

うーーーーん…、疎水のような感じもしますが、弱いかなぁ…?

明らかに手洗い洗車後に効果が落ちていますね。

次にもう一度施工して1週間後。

今回も手洗い洗車の前後での比較ですが…。

FW1施工2週間後の撥水状態。合計2回施工で撥水はどう変わるか!?

お?

2週目の結果は良好ですね。

綺麗に水が引いていきます。

手洗い洗車後はやはり効果が落ちている感じはしますが、1週目と比べると効果は高くなっているようです。

1回目の時は、汚れ(古いワックスやコーティング剤の成分)と相殺、2回目から純粋にFW1の効果といった感じでしょうか?

FW1でヘッドライトを磨いてみる


FW1といいますと、よく動画で車のヘッドライトを磨いていたりします。

今回はこのヘッドライト磨きにチャレンジです。

今回試すのは、これまで洗車の「せ」の字もされたことがないような、HONDAのSTREET。

重ステ、パワーウィンドウ無し、キャブ車という時代を感じさせる車です。

ヘッドライトを磨く


それでは早速磨いてみます。

FW1でヘッドライトを磨いてみた!

うーん…予想以上にSTREETのヘッドライトが綺麗でした(笑)

もっと盛大に黄ばんでいるのかと思いきや、ピカピカしています。

全然洗っていないのに…。

設置角度の問題なのかな。フロントに対してほぼ垂直面なので、直射日光が当たる時間が短くて、劣化が少ないとか?

ちなみに、磨いた後のタオルを見ると、若干汚れているのがわかりますが、これが普通に拭いてもとれるような元々の汚れのせいなのか、FW1の効果なのかはイマイチわかりませんね…。

施工した感じでは全体に満遍なく広がって使いやすい感じはありました。

っていうか、施工方法ですが、10~20秒放置って…

あれ?溶剤入ってる?


確かに缶の方にも「石油系成分が含まれておりますので、ご使用の再にはゴム手袋の着用をお勧めします」と書いてありますね。


成分は
  • 潤滑油
  • カルナウバ蝋
  • ヘプタン等

これかな。「ヘプタン」。

ヘプタンの使用用途を調べると

塗料・インキ溶剤、重合溶媒、油脂抽出溶剤、燃焼試験用、洗浄剤

参考:ノルマルヘプタン 142-82-5  | 三協化学株式会社

と出てきました。

ちなみにwikipediaには

n-ヘプタンは、消防法上の危険物第4類第1石油類に該当するほか、労働安全衛生法で名称等を通知すべき危険物及び有害物に指定されている。

参考:ヘプタン – Wikipedia

とあります。

ゴムパーツあたりには使用しない方いいのかなぁ…。

KUREのLOOXでヘッドライトを磨く


さて、カルナウバワックスが入っていて、ヘッドライト磨きにも使えて…ということで私が真っ先に思い浮かべたのがKUREのLOOXです。

今回はKUREから販売されているLOOXレビューです。 LOOXですが、カーコーティング剤としてはイマイチ有名ではない気がしま...

LOOXレインコートとかLOOXデラックスとか色々ありますが、それらの製品ではなく初代LOOX。
LOOXには研磨剤が含まれますが、ヘッドライトのクリアパーツ磨きにも使えるようになっています。

それでは、LOOXでヘッドライトを磨いてみます。

KUREのLOOXでヘッドライトを磨いてみた!

LOOXは泡がノズルから直線的に出ますね。

施工前後の変化はこちらも正直微妙。

もっと、まっ黄色のライトが良かったかな…。

とりあえずタオルは汚れているので、一応汚れは落ちたと判断しましょう。
まぁ研磨剤入ってるし。

ちなみにLOOXにも石油系溶剤は入っているようですね。

KUREのLOOXでとFW1の使用感の違い

さて、LOOXとFW1の使用感を比較してみましたが、LOOXとFW1ではだいぶ感覚が違いました。

LOOXはFW1に比べて泡というか液体がねっとりとした感じ。ついでに拭き取り時には結構残る感じがありました。

FW1はスッキリした感じの使用感です。

スプレーした際には、FW1は勢いよく広範囲に綺麗に広がり、飛び散りは少ない感じでした。

LOOXは直線的で1か所にジュワっと出る感じ。

効果の違いはLOOXのように研磨剤の物理技で削るか、FW1のようにヘプタンで溶かして落とすかどちらを取るかって感じでしょうか?

FW1をパネルで比較


次は、FW1をパネル施工して比較してみたいと思います。

FW1単体施工


先ずはパネル左側にFW1を施工。


うーん…。

ちょーっと薄いかなぁ。

KUREのLOOXとの比較


次はLOOXとの比較です。

パネル右側にLOOXを施工してみました。


いかがでしょうか?

LOOXのほうが明らかに濃いですね。

LOOXも施工時にはだいぶギラつきが気になりましたが、やはりFW1施工後の傷のギラギラ感は、汚れというか古いコーティング剤が落ちたことで、普段見えにくかった傷が出てきたことが原因かもしれません。

FW1の滑水性能

次に、FW1の滑水性能を比較してみたいと思います。

先程のパネルを使って、霧吹き実験と、スポイトでの水滴実験です。

FW1とKURE LOOXの滑水比較実験

霧吹き実験では、FW1のほうが大きめの水滴、LOOXのほうが細かい水滴になりました。

スポイトでの水滴実験では、LOOXのほうが水滴の落ちが早い感じです。

FW1使用レビューまとめ


以上、FW1を使用してみました。

汚れの除去性能については、中々良さそうだというのが第一印象です。

古いコーティング剤、ワックスなどはしっかり落としてくれそうですし、拭き取り時の滑りの良さも相まって傷も入りにくいかなぁという印象。

LOOXと比較した場合、LOOXは結構ワックス成分がいつまでも残って拭き取りが大変なんですが、FW1はスッキリと落ちます。


この点ではFW1は優秀かと思われます。

逆に、傷の多い車での傷の隠蔽性能についてはほぼ期待できないところが少し残念です。

塗装面が綺麗な車なら、十分な効果が期待できそうです。

ホイールの汚れ落としにも使えるようですが、カルナウバワックスがはいっているのでブレーキパッド等にはなるべくつかないように施工したほうがよさそうです。MFタオルにとって、拭き取る形ならうまくいくかもしれませんね。

この辺はまた今度試してみたい所です。

コーディング剤というよりは、汚れを落としてすっきりしたボディーにしたい方や、コーティング剤を施工する前に汚れを落としておきたい方にはオススメできそうです。

逆に、傷の隠蔽効果を期待する方にはちょっと物足りない感じになりそうです。また、カルナウバワックスが含まれますので硬化系コーティング施工前の脱脂には使えなさそうです。

用途に合わせてお買い求めください。

以上、FW1のレビューでした!

シュアラスターのカーワックス「インパクト」を試してみた

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新年あけましておめでとうございます。
新年一発目のレビューは、シュアラスターのカーワックス「インパクト」のご紹介です。

シュアラスターの「インパクト」




シュアラスター カーワックス インパクト 280g SurLuster S-03
シュアラスターの「インパクト」はシュアラスターのカーワックスの中でも一番基本のグレードとなるカーワックスです。

とはいえ、通常サイズで1000円を超えてくるので、このグレードで通常のカーワックスの価格帯と同等になります。

過去に、ブラックレーベルのスーパーエクスクルーシブフォーミュラをレビューしたことがありましたが、その中で「インパクトと比較してほしい」という声もいただいていましたので、今回は新年一発目、基礎に戻ってシュアラスターインパクトを試してみようと思います。
IT系ブログといっておきながら、車のコーティング剤ネタに偏りがちの当ブログですが、そういえば今までシュアラスターの固形ワックスについて全...


中身は漂白されていて白。

固さは通常のワックスどおりの固さです。

車に施工してみる


それでは車に施工してみます。

施工した感想


久しぶりにシュアラスターのカーワックスを使用しましたが、非常に使いやすい。

流石はシュアラスターのワックスといった感じです。

薄く伸び、そして拭き取りが非常に楽。

薄く施工できるので、乾いた後のワックスカスが出にくくなります。

さらに、拭き取りも軽くムラにもなりにくい。

使いやすさという点では、やはりシュアラスターのカーワックスは優秀ですね。

施工結果




ウルツヤ感はでていますが、比較的すっきりしている印象です。

やはり、簡易系のスプレーコーティング剤ではこの感じは出せませんね。

撥水状態


次に施工1週間後の撥水状態です。

手洗い洗車前後の違いをご覧ください。

シュアラスターインパクト施工1週間後の撥水状態

動画の通り、手洗い洗車前の撥水が非常に良好。

水がスルスル流れていきます。

これまでの高撥水のコーティング剤と同等の感じ。

というか、ヘタなケイ素系コーティング剤より、余程優秀な流れ方です。

パネル実験


次にパネルで比較してみます。

シュアラスターインパクト単体


まずはインパクトだけで試してみます。

真ん中にシュアラスターインパクトを施工してみました。


少し寄ってみます。



固形ワックスだけあって、それなりに変化が出ますね。

その他のワックスと比較してみる


次にブライターワックスと、スーパーエクスクルーシブフォーミュラと比較をしてみます。

左側にブライターワックス。右側にスーパーエクスクルーシブフォーミュラを施工します。


いかがでしょう?

ブライターワックス、スーパーエクスクルーシブフォーミュラ(以下SEF)のほうが濃い感じですね。

特にSEF。


流石高いだけあって、色濃い感じに仕上がっています。


寄ってみると違いがよくわかりますね。

滑水比較


次に、滑水比較です。

先ほどのパネルの通り、左にブライターワックス、真ん中にインパクト、右側にSEFを施工してあります。

シュアラスターインパクトの滑水比較実験

水滴の落ち具合的には、丁度ブライターワックスとSEFの間くらいでしょうか。

というか、SEFの水滴の落ちが悪いですね(笑)

SEFは光沢のほうにステータスを全振りした感じでしょうか(笑)

インパクトのほうは、結果は優秀ですが、さらに価格の安いブライターワックスのほうが優秀すぎてちょっと微妙な印象です。

シュアラスターインパクトまとめ



以上、シュアラスターのカーワックス「インパクト」を試してみましたが、施工結果はまずまず、施工のしやすさはかなり良い製品です。

価格的に普通。容量の少ない「ジュニア」であれば1000円を切る価格で売られていることもありますので、「シュアラスターのカーワックスを試したことがない」もしくは「固形ワックスを試したことがない」という方の入門用には非常に扱いやすい製品だと思います。

WAKOSのシェイクワックスをレビューしてみた!

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久しぶりのコーティング剤のレビューです。

冬の寒さも緩んできて、洗車好きの皆さんにはありがたい気温になってきましたが、今度は花粉の時期ですね…。

ワコーズのシェイクワックス


ワコーズのシェイクワックスは二層式のリキッドワックスです。

最高級天然カルナウバロウとフッ素特殊界面活性剤配合で作業性と輝きを両立した製品です。

成分は以下の通り
  • 脂肪族ナフサ
  • 炭化水素系溶剤
  • カルナバロウ
  • シリコーン

さて、この成分についてはともかく、こんなにしっかり分離する製品は珍しいですね。

しばらく放置したツヤエキなんかも2層になってたりしますけど…。

なんというか

「施工性を良くするためには液体の方がいい、光沢を出すにはカルナウバロウの方がいい。でも分離しちゃう?じゃぁ振る製品として出しちゃえばいいだろ(笑)

といった雰囲気が凄い製品です。

ガラス系コーティング剤全盛期になる前は、結構色々なところでシェイクワックス推しを見かけたんですが、今やあまり話題になりませんね。


カー用品店などでは、全く触られないがゆえに、完全に分離した状態のシェイクワックスを拝むことができます。

シェイクワックスを施工してみる


それでは早速シェイクワックスを使ってみたいともいます。

施工

良く振ってから、カーワックス用のスポンジを使って伸ばしていきます。


伸びに関してはスムーズに伸びていい感じですね。

液体なので薄く塗り延ばすことができます。


施工後、通常のワックス同様、白く乾いて来るので、拭き取ります。

で、拭き取った感じですが、予想以上に軽いです。

固形のカルナウバワックスと比較すると施工性については段違い。

スルスルとふき取る事が出来て、薄塗りのおかげか白いワックスカスも非常に少なく済みます。

施工後の様子


こちらが施工後の様子です。




比較的すっきりした感じですが、確かに光沢感はあります。

ヌルヌルギトギトの光沢がいいならば固形ワックスでしょうけど、ヌルっとした光沢の中にも落ち着いた雰囲気がほしければシェイクワックスがいいですね。

施工1週間後の2回目施工後


こちらが施工二回目後。

光沢感が増しています。

施工1週間後の撥水状態


次に洗車時の撥水状態です。
Youtubeにアップしている動画のコメント欄でご指摘いただきましたが、高圧洗車機での撥水は、あくまで一例です。
こんな量の雨が降る事はないという点、ご留意ください。

シェイクワックス施工1週間後の撥水状態

うーーーん、いい撥水…というか疎水?ですね!

粒状の水滴にならず、水がスルスル流れていきます。

カルナウバワックス系の製品では比較的珍しいのではないでしょうか?

施工2週間後の撥水状態


さらに施工2週間後の状態です。

シェイクワックス施工2週後の撥水状態

汚れなどが付着して若干撥水感が出てますね。

手洗い洗車後は、またスルスルと水が引くようになります。

シェイクワックスのパネル実験


次にパネルで比較していきます。

シェイクワックス単体


まずはシェイクワックス単体をパネル左側に施工してみます。

綺麗に変化が現れました。

パネルの傷も程よく消えて良い感じですね。

スマートミストとの比較


次はスマートミストとの比較です。

パネル左側にシェイクワックス、右側にスマートミストを施工します。




どちらもいい感じの光沢です。

シェイクワックスの滑水比較


次にシェイクワックスの滑水比較です。

動画の通り、霧吹きで水をかけながら水滴の落ち具合を見ていきます。

シェイクワックスの滑水比較実験

若干ではありますが、シェイクワックスのほうが水滴の落ちは良いようです。

シェイクワックスをシェイクしないで使ってみた


本来、名前のとおり「シェイク」して使うシェイクワックスですが、試しに振らずに使うとどうなるのか調べてみました。

シェイクワックスが完全に分離した状態で、スポイトで各層から吸い取ってパネルに施工してみました。

シェイクワックスを振らないで使うとどうなるのか試してみた

とりあえず普通に使えそうな感じがします。



どちらも十分すぎるほどの効果がでていますね。

次に、この状態からの撥水を確認してみます。
シェイクワックスをシェイクしないで使った場合の撥水状態

意外や意外、ワックス成分のほうが滑りが良いという結果になりました。

これ振る意味って・・・。

と思ったんですが、施工性のほうも考えると、やっぱりこの2層のほうがいいのかぁ。

シェイクワックスまとめ



という事で、ワコーズのシェイクワックスのレビューをしてみましたが、かなり良好な結果となりました。

前々から存在は知っていましたし、比較的評判が良いのも目にしていましたが、中々手に取る機会がなかったんですが、流石ワコーズ製品というだけあって、施工後の感じはとても良い仕上がりになりました。

固形ワックスは施工が大変、でもガラス系以上の光沢は欲しいという方や、カルナウバワックス系の製品の入門用には丁度よい製品です。

また、カルナウバワックス系にもかかわらずコロコロ水滴にならないのも良い点ですね。

総合的に「良い」結果となったシェイクワックス。

気になる方は是非お試しください。

カインズホームの「まるごと撥水スプレー」を試してみた!

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今回はカインズホームで購入可能な「まるごと撥水スプレー」の効果を試してみたいと思います。

カインズの「まるごと撥水スプレー」


カインズ製品といえば、以前、コスパが抜群な「簡単カーワックス」のレビューをしたことがありますが、コメント欄にて「簡単カーワックス」がなくなって新しい製品がでたという情報を頂きました。

その代わりに登場したのが今回レビューする「まるごと撥水スプレー」と「簡単艶ワックス」(今後レビュー予定)です。

「まるごと撥水スプレー」はお値段なんと¥398。

価格は非常にお手頃です。

成分は以下の通り。

  • シリコーン
  • 撥水レジン
  • 界面活性剤

よくあるコーティング剤の成分ですね。

まるごと撥水スプレーを施工してみる


それでは早速、カインズのまるごと撥水スプレーを施工してみたいと思います。

吹きかけた感じは透明の液体。

伸びは悪くないようです。

施工後の様子





施工した感じは、まずまずの光沢感ではないかと思われます。

極端にギラギラヌメヌメの艶というよりは、すっきりさっぱり系といったほうがよさそうです。

施工1週間後の撥水の様子


カインズの「まるごと撥水スプレー」施工一週間後の撥水の様子

施工一週間後の撥水の状態です。

動画内でも触れていますが、洗車にJOYを使用したせいか、手洗い洗車後の撥水力が格段に落ちています。

これは失敗したかもしれません。

今度、まるごと撥水スプレーを施工したボンネットを、カーシャンプーで洗った場合とJOYで洗った場合の比較とかしてみたら面白いかもしれませんね。

パネルで比較してみる


次に、パネル実験です。

まるごと撥水スプレー単体


パネル左側だけに、まるごと撥水スプレーを施工してみました。
中々良い感じの変化が現れました。


もっと寄ってみると、結構違いがでていますね。
398円の効果とは思えないくらいの変化です。

スマートミストとの比較


次にスマートミストとの比較です。


まるごと撥水スプレーは結構いいかなぁと思ったんですが、やはりスマートミストと比較してみると色の違いが明確にでますね。

でも、398円でこの効果なら十分すぎる気もします。

滑水比較実験

カインズの「まるごと撥水スプレー」をパネルで滑水比較してみた

次に動画で比較してみます。

スマートミストの水滴の落ちが悪いのは元々そうですが、やはり、まるごと撥水スプレーの方が水滴の落ちがいいですね。

パネル面への残りも少なくて良好です。

カインズの「まるごと撥水スプレー」まとめ


という事で、今回試した「まるごと撥水スプレー」ですが、効果としては良好。

398円の製品にしては十分すぎる効果を確認できました。

耐久性については未検証ですが、撥水比較動画の通り、洗車に台所用洗剤を使っている方なんかは早々に撥水効果が落ちる可能性がある点だけ注意する必要があるかもしれません。

洗車機のあとにサササっと施工するとか、価格や容量を気にせずジャバジャバ使いたいとか、そういった用途には最適かもしれません。

お近くにカインズホームのある方は、一度お試しください。




カインズの「簡単艶ワックス」を使って効果を比較してみた

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今回は直近のカインズつながりで、同じくカインズのプライベートブランド製品の「簡単艶ワックス」を試してみたいと思います!

今回はカインズホームで購入可能な「まるごと撥水スプレー」の効果を試してみたいと思います。 カインズの「まるごと撥水スプレー」 ...

簡単艶ワックスとは


前述のとおり、「簡単艶ワックス」はカインズで販売されている簡易系のコーティング剤です。

価格は398円と非常にお安く、さらに容量は500mlと大容量です。

以前、カインズの簡易系コーティング剤は非常に評判が良かったのですが、いつの間にか終了し、製品が入れ替わっていました。
今回はホームセンターのプライベートブランドのカーワックスのレビューをしてみたいと思います。 製品は価格が控えめで何ともお財布に優しい比...

今回はこの新しくなったカインズのカーワックスを試してみたいと思います。

簡単艶ワックスの成分


新しくなったカインズのワックスの成分は以下の通り。


  • シリコーン
  • カルナバロウ
  • アルコール類

以前は、シリコーンオイル、ケイ素系ポリマーだったので成分が変わっていますね。

カルナバロウが含まれてちゃんと「ワックス」になったようです。

ちなみに「まるごと撥水スプレー」の成分は

  • シリコーン
  • 撥水レジン
  • 界面活性剤

となっているので、成分自体が違います。

簡単艶ワックスを施工してみる


それでは早速車に施工してみます。

施工方法は簡単。

洗車後の濡れたボディーに吹きかけて、ふき取るだけ。




あれ?結構艶出る…?

夕方のわりにしっかり艶感があります。

ムラにもならず施工もしやすい感じでした。

パネルで比較してみる


次に、パネルに施工して違いを見てみます。

簡単艶ワックス単体


パネル左側だけに簡単艶ワックスを施工してみました。


いかがでしょう?

もう少し寄ってみます。


結構な艶感出ていますね。

まるごと撥水スプレーとの比較


次に「どちらも安いけどどちらを買ったらいいかわからない」という人もいるであろう、カインズの「まるごと撥水スプレー」との比較をしてみます。

パネル左に簡単艶ワックス、パネル右にまるごと撥水スプレーを施工してあります。


あれ?あまり違いない…?

もう少し寄ってみます。


うーん、差が微妙ですね…。

光沢の質が違う気もします。

簡単艶ワックスがしっとり系、まるごと撥水スプレーがカッチリ系のような感じもしますし、まるごと撥水スプレーのほうが光沢があると言われればそんな気もしてきます…。

降雨実験

次に、パネルに霧吹きで水をかけて、霧雨のようにしながら水滴の落ち具合を比較します。

こちらは動画でご覧下さい。

カインズの「簡単艶ワックス」のパネル比較実験

いかがでしょうか。

簡単艶ワックスのレビューのはずなのに、まるごと撥水スプレーの宣伝みたいになってしまいました。

施工後1週間後の撥水状態


次に、簡単艶ワックス施工後1週間してからの、撥水状態を見てみます。
手洗い洗車前後、あとはまるごと撥水スプレーとの比較もしています。

カインズの「簡単艶ワックス」施工1週間後の撥水状態

うーん、まるごと撥水スプレー優秀ですね(笑)

簡単艶ワックスの総合評価


ということで、以上、カインズの簡易艶ワックスのレビューをしてみました。

一つ言えることは

迷っているなら「まるごと撥水スプレー」買ったほうがいいと思うよ 

ということですね(笑)

どちらかというとまるごと撥水スプレーのほうが全体的にきれいにまとまっている感じがしました。

簡単艶ワックスは施工後の光沢感は悪くなかったとおもいますが、カルナウバ蝋が入っているので施工面を選びます。

ちなみに気づいたんですが、そういえば簡単艶ワックスってワックス成分を溶かすためか、アルコール類が含まれています。
もしかしたら、これがきれいに飛べばぐっと艶が増す可能性があります。施工後少ししてからのほうが効果が見て取れるかもしれません。

どちらも価格が安くて1本ずつ買っても通常のコーティング剤未満のお値段ですので、気になる方はどちらも買って使い比べてみると面白いと思います。

以上、カインズの簡単艶ワックスのレビューでした!

日本の半ねり「ジャパンワックス」の施工方法や効果をレビューしてみた

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今回は、コメント欄でもご依頼の多かった、リンレイの「ジャパンワックス」のレビューをしてみます。


ジャパンワックスの特徴

まずはジャパンワックスの特徴ついて調べてみました。

ジャパンワックスは、リンレイから販売されているワックスで、通常のカルナウバワックスと、ハンネリワックスがあります。今回は、カー用品店や、ホームセンター双方を見て回った際に、見かけることの多いハンネリワックスの方を試してみました。

木蝋配合

さて、ジャパンワックスと言えば、皆さんが気になると思われるのは「木蝋」配合とされる点です。
では、木蝋とは何なのでしょうか。
木蝋については、wikipediaに以下のような記載がありました。

木蝋(もくろう)(japan wax)とは、生蝋(きろう)とも呼ばれ、ウルシ科のハゼノキ(櫨)やウルシの果実を蒸してから、果肉や種子に含まれる融点の高い脂肪を圧搾するなどして抽出した広義の蝋。化学的には狭義の蝋であるワックスエステルではなく、中性脂肪(パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸)を主成分とする。また粘性の高い日本酸も含んでいる。

参照:木蝋 – Wikipedia

という事で、japan waxという名前、まさに木蝋から来ているようです。「木からとれる蝋は珍しい」的な雰囲気を醸し出していますが、カルナウバ蝋はブラジルロウヤシからとれるので、蝋は基本的に木からとれるものです。

木蝋を使ったからジャパンワックスと名付けたのか、日本独自のワックスにしたかったからジャパンワックスと名付けたのか、両方なのかはわかりませんけど…。
まぁ日本の伝統的なもののようなので、日本のための日本のワックスと言えるでしょう


成分

次に成分です。

  • カルナバろう
  • 合成木ろう
  • ミクロパウダー
  • 石油系溶剤(約45%)

ミクロパウダーがコンパウンドでしょうか、あと石油系溶剤が入っています。ワックス自体が硬いので、柔らかくするために石油系溶剤を入れているケースもありますが、この2つで汚れを落とすんでしょうか。


ジャパンワックスを開封

購入したジャパンワックスを開封してみます。

開封してみると、中身は真っ白。
そして石油系溶剤のにおいが結構キツいです。

ジャパンワックスの施工方法

施工方法については、普通のハンネリワックスなので簡単です。

  1. 手洗い洗車で、ホコリや砂を良く洗い流します。
  2. きれいなスポンジに適量をつけ、薄く均一に塗りのばします。
  3. 10~20分くらい乾かした後、きれいなやわらかい布でふき上げます。
この時、薄塗りを心がけるのと、乾燥させすぎないことに注意です。
塗りすぎたり、乾燥させすぎたりすると、拭き取りが重くなる原因になります。

ジャパンワックスを車に施工してみる

それではジャパンワックスを車に施工していきたいと思います。

実際に塗り延ばしてみてわかりましたが、私の知っているハンネリワックスと比較すると若干硬い印象です。伸ばす際にも少しタマ状のものができました。

薄塗りを心掛けたつもりでしたが、思ったより厚くなってしまいました。

施工後の状態

ジャパンワックス施工後の状態です。全体的にしっとりとした感じに仕上がりました。流石はカルナウバロウといった所です。

曲面はやはり良い光沢が出ますね。

施工&拭き取りの様子は下記の動画をご覧ください。

リンレイのジャパンワックスを施工してみた
塗り延ばしが固めだったので、拭き取りも重いかなぁと思ったんですが、予想よりは簡単にふき取れました。
やはり若干塗りすぎのような感じもしますが…。

ジャパンワックスの撥水状態

次にジャパンワックス施工1週間後の撥水状態です。こちらも動画をご覧ください。

リンレイのジャパンワックス施工1週間後の撥水状態
「ワックスらしい撥水」というとしっくりくるような撥水の仕方です。
さすがに疎水系のようなスルっとした水はけにはならなそうですね。

パネルで比較実験

次にパネルで比較です。

パネル単体で比較

車に施工した時の感覚と比べて、パネルの変化が薄いですね。
もう少し黒々と変化してくれると思ったのですが…。

ニューウィルソンと比較

次に最近私の中でもブライターワックスと並んで評判のいいニューウィルソンとの比較です。

やはり、ニューウィルソンと比較してみるとジャパンワックスの薄さが目立ちますね。

もう少し寄ってみると、違いは明らかですね。
ニューウィルソンのほうがパネルのトーンが落ちてよい感じの仕上がりになっていますね。

霧吹きで水をかけてみる

次にパネルに霧吹きで水をかけて霧雨の降雨状態を再現してみました。

ジャパンワックスのパネル比較実験
動画のおとり、滑水性能は良いようです。

ジャパンワックスの総合評価

以上、ジャパンワックスを施工してみました。
総合評価としては「扱いやすいハンネリワックス」という印象です。

施工後の光沢感は、やはりカルナウバワックスという事で、しっとりとした艶感がでました。
ただし、パネル比較でもわかるように、光沢感では他のワックスに劣る印象です。
施工後のボディを肉眼で見た時には「これは行けるな」という印象だったんですけどね…。

施工のしやすさという点では、ワックスカスは少なく、拭き取りしやすかったので良かったです。極端に軽いというわけではないですが、過去に施工した本当にふき取りの重いワックスに比べれば格段に軽いですね。
完全に乾ききる前に拭き取る事が重要と思われます。

価格としては、数百円で購入できること、カー用品店だけではなく、ホームセンターなどでも気軽に購入できる事などを考えると、入手難易度が低いという点では評価が高くなります。

決して効果がないわけではないですし、価格も安いので、気になる方は一度お試しになっても良いかと思います。ハンネリワックスなので、普段の汚れが気になる方も、定期的に施工する事で、洗車だけでは落としきれない汚れを落としながら、ワックスがけもできてよいのではないでしょうか。




HORIBA グロスチェッカー IG331を買ってみた

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ずっと前から、欲しいと思っていたんですが、価格が価格なだけに手が出なかったグロスチェッカーですが、ついにHORIBAのIG331を購入しました。


グロスチェッカーとは

さて「グロスチェッカーとは何だ?」というお話ですが、グロスチェッカーはその名の通り「光沢計」です。

「光沢のある面が、どれくらい光沢があるかを計ることができる機械」と、認識頂ければよいかと思います。

私が昔々、コンビニの深夜アルバイトをしていた時、床清掃の業者さんが、研磨+ワックスがけ完了後、グロスチェッカーで計測して、作業前後の数値を報告してくれていました。

そんなのがあったので存在はしっていたのですが…まぁ、素人は普通購入しないよね(笑)

グロスチェッカーで何が変わるのか

では、グロスチェッカーを購入して何が変わるのか?という点。

これについては、お察しの方もいらっしゃるでしょうが、グロスチェッカーを導入する事によって、コーティング剤の効果を数値化する事ができるようになります。

私のレビューで「車に施工したらいい感じだったのに、パネルでみたら変化がイマイチ」とか言ってる、参考にしづらいレビューとか、「写真はイマイチだけど肉眼で見るとピカピカ」みたいな場合でも、グロスチェッカーを使ってしまえば、変化の度合いは明確に数値化されて出てくるようになります。

まぁつまり、レビュー内容に嘘が付けなくなるんですね。
もちろん、レビューで嘘をついたことはありませんが「鑑人って業者の回しもんじゃね?」なんて思いながら読んでる方々からすれば、グロスチェッカーの客観的な数値の方が私の言葉よりも信頼できることでしょう(笑)

っていうか、スポンサーとかいないし、企業から依頼なんて来ないし…。
逆にプロスタッフさん、ウィルソンさん、ソフト99さん、シュアラスターさんとか、私のブログをもし知っていたら目の敵にされているかもしれませんし…(笑)
製品の詳細とか製造過程とか、材料による違いとか、取材させてくれたら面白いんですけどね、個人的に凄く興味ありますし…。
まぁ仮に「是非取材して」なんて言われてノコノコ出ていったらボッコボコにされて返されたりして(笑)

グロスチェッカーを使ってみる

さて、それではグロスチェッカーを早速使ってみます。

前回、ジャパンワックスのパネル実験で使用したものが、まだリセットされずに放置されていましたので、今回はそのまま使ってみようと思います。

計測は、60度、20度それぞれで計測できるようですが、細かい数値まで見たい場合は、20度を使用すればよいようです。

まず、マスキングテープが貼ってあった場所。
何も施工されていない部分の光沢が「162」と出ました。

次に、ジャパンワックス施工面が「158」。

ニューウィルソン施工面が「164」と出ました。

何も施工していない面が、ジャパンワックス施工面より数値がいいのが少し納得いかないですね。
ジャパンワックス、ニューウィルソンの施工面については施工後、時間が経過していますので、施工したてとは状況が違うかと思いますが、一応この時点で数値に差がでています。

ただ、ジャパンワックス施工面の中でも、ニューウィルソン施工面の中でも、それぞれ計測位置によって光沢度に違いがでるんですね。

グロスチェッカーで計測する場合、元々の面の状態が大きく左右するようです。
これまでは、写真上での変化がわかりやすいよう、あえて傷をつけたパネルを使用していましたが、傷のつき方にムラがあると数値も誤差が出てしまいます。
という事は、今後は綺麗なパネルを使用しないとダメかな。
あとは、車の塗装で試すときは、毎回同じ位置で計測するようにしないとダメですね。

まとめ

という事で、ついに購入したグロスチェッカーですが、今後のレビューに大きく役立ってくれそうです。

グロスチェッカーも導入したし、カメラ性能も上がっていますし、今は動画での検証なんかもやってるので、現在のこの環境で過去にレビューした製品も、再度レビューしてみたいですね。
当時は気づかなかった違いなんかも発見できるかもしれません。
まずはスマートミストとバリアスコートあたりからかなぁ。プリズムシールドとか、グラスターゾルオートとかもおもしろそうですね。

以上、グロスチェッカー購入のご報告でした。
今後のコーティング剤レビューの精度もさらに上がるかと思われますので、みなさんお楽しみにお待ちくださいませ。

それにしても、ただの洗車好きのド素人のはずが、グロスチェッカーまで買ってしまって…。
私は一体どこに行こうというのでしょうか(笑)

フクピカトリガー2.0の効果を試して計測してみた

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今回は、以前レビューした、フクピカトリガーの進化版「フクピカトリガー2.0」のレビューをしてみたいと思います。

今回より新たにグロスチェッカーも導入したので、具体的な数値もみながら比較していきたいと思います。

今回はフクピカトリガーをレビューしてみたいと思います。 フクピカトリガーと言えば、クロスつきの水なし洗車でおなじみの「フク...

フクピカトリガー2.0とは

今回レビューするフクピカトリガー2.0ですが、今現在「フクピカトリガー」と「フクピカトリガー2.0」の二種類が存在するわけではなく、過去販売していたフクピカトリガーが進化してフクピカトリガー2.0となった形となります。

ですので、今現在購入できるのはフクピカトリガー2.0となります。
※一応、アマゾンで旧フクピカを購入することはできますが、2.0と比較すると価格が2倍くらいになります(笑)

フクピカ、フクピカトリガーについては以前レビューした通り、比較的効果が高く決して侮れない製品ということがわかっています。

そのフクピカトリガーがどのくらい進化したのかも含めてレビューをしてみます。

フクピカトリガー2.0の施工方法

フクピカトリガーの施工方法ですが、「水なし洗車」の謳い文句の通り、汚れたボディーにスプレーして汚れごと液剤を拭き取るだけで、洗車とワックスができるという製品。

ただし、汚れがひどいときには手洗を推奨しているので、私は通常のコーティング剤同様に、洗車後のボディーに施工してみます。

フクピカトリガーを施工してみる

早速フクピカトリガーを車に施工してみました。

前述の通り、私は洗車傷が怖いので、一度洗車をしてから、洗車後のボディーに吹きかけ、ふき取っていきます。

フクピカトリガー2.0施工時

施工時の様子も動画にまとめてみましたのでご覧ください。
1回目、2回目で映像上でも若干光沢が増しているんですが、お分かりになりますでしょうか。

フクピカトリガー2.0を施工してみた

フクピカトリガー2.0施工後

こちらが施工後の様子。
いかがでしょうか?
感覚的にはすっきりさっぱり系の艶といった印象です。

フクピカトリガー2.0施工後の撥水の様子

次に、フクピカトリガー施工後の撥水の様子です。

施工1週間後、さらに重ねて施工しての2週間後の撥水の状態を動画にまとめました。

フクピカトリガー施工1週間後と再施工後の撥水状態

施工1週間後、2週間後ともに、水滴の落ち方が良好なのはもちろんですが、2週間後はさらに撥水が強くなっているのがわかります。
重ねて施工することである程度効果が増すものと思われます。

パネル比較

次は、フクピカトリガー2.0のパネル比較実験です。

単体で施工

まずは、パネル左側にフクピカトリガー2.0を施工してみました。

しっかりとパネル左側のトーンが落ち、光沢感が増しています。
これは期待ができそうです。

旧フクピカトリガーと比較

次に旧製品のフクピカトリガーとの比較です。

双方、良い感じに仕上がりました。
あえて差をつけるとすれが、左側の方が若干暗く、艶感がアップしている印象です。

滑水比較

次はフクピカトリガー2.0と旧フクピカトリガーで滑水の比較をしてみます。
今回も動画にまとめましたのでご覧ください。

フクピカトリガー2.0と旧フクピカトリガーの滑水実験
双方とても水の滑りが良いですね。
水滴を落とすとポロポロと流れていきます。

元々、フクピカ自体が水はけがよい製品でしたので、予想できた結果ですが、フクピカトリガーになってより一層効果が高くなったといえるでしょう。

グロスチェッカーによる計測

今回初導入のグロスチェッカーによる計測結果です。

実際にグロスチェッカーを使ってみてわかりましたが、計測場所がちょっとずれても計測値にずれが出てくるようです。
この辺は、使い続けながら計測の精度を上げていきたいと思います。

グロスチェッカー計測第1回目が、有名どころのフクピカトリガーということで、今後のよい基準になってくれそうです。

それでは計測してみます。
計測の様子も動画にまとめましたが、施工前、施工後で変化がみられました。
今回使用したパネルは、以前アーマオールや、クレポリメイトの実験をしたときに使用したパネルの裏側。
クレポリメイト比較の際には、ツルツルのパネルにあえて傷をつけて比較しましたが、傷だらけだと計測値のムラがすごいので、裏側のツルツル面を使用して計測しました。

グロスチェッカーでフクピカトリガー2.0の光沢度を計測してみた
施工後の状態で2~4ポイント数値がアップしています。
フクピカトリガー自体に、光沢度を増す効果があるというのは間違いないようです。

次に別のパネルを使った場合の計測結果です。
ここまでが、施工前の状態。
低いところは50台、高いところでも70台の数値となりました。
こちらのパネルは、以前購入したものの、若干塗装があらくてあまり使用していなかったパネルのため、初期値は低めです。

こちらも数値がアップしています。
グロスチェッカーを使うと数値の変化が明確に表れて楽しいですね。
この上昇幅がどれくらいになるか、これからのレビュー製品に期待です。

フクピカトリガー2.0のまとめ

以上、フクピカトリガー2.0のレビューをしてみました。
フクピカ、フクピカトリガーといいますと、価格や公式の施工方法から、洗車に力を入れている人からすると「手抜きアイテム」のような印象を持たれがちですが、効果の方は、他の製品に負けないくらいの効果があります。

むしろ、フクピカトリガーの何倍もの値段でありながら、いまいちパッと効果が体感できない製品もありますので、コストパフォーマンスが非常に優れた製品だと思います。

安いなりの製品ではなく、安いのに良い製品だと思いますので、気になる方は一度お試しいただくのもよいでしょう。

以上、フクピカトリガー2.0のレビューでした。


フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

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DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

皆さんお久しぶりです。
鑑人です。

約3か月ぶりの投稿となります。

ここ最近プライベートの方がゴタついててなかなか投稿できないでおりましたが、今回は前回のフクピカトリガーに続きまして、フクピカトリガー2.0強力タイプのレビューをしてみたいと思います。

フクピカトリガー2.0強力タイプとは

フクピカトリガー2.0強力タイプはSOFT99さんから販売されている製品です。

今回レビューするフクピカトリガー2.0強力タイプですが、前回レビューした「フクピカトリガー2.0」の強化版となります。

post-thumb-image:フクピカトリガー2.0の効果を試して計測してみた
今回は、以前レビューした、フクピカトリガーの進化版「フクピカトリガー2.0」のレビューをしてみたいと思います。 今回より新...

過去に、「2.0」がついていない「フクピカトリガー」と「フクピカトリガー強力タイプ」の比較を行いましたが、結果はかなり良好。

もともと評価の高かったフクピカトリガー強力タイプですが、安くて高い効果を実感することができました。

ということで、今回も同様にフクピカトリガー2.0との比較もしながら実験をしていこうと思います。

post-thumb-image:フクピカトリガー 強力タイプ を試して比較してみた
安くて効果が高いといわれる、フクピカトリガーの強力タイプを試してみました。普通のフクピカトリガーやスマートミストとの比較もしてみました。

フクピカトリガー2.0強力タイプの成分

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

成分は以下の通りです。

  • ワックス
  • シリコーン
  • 撥水ポリマー
  • フッ素樹脂(PTFE)

フッ素樹脂が含まれているので、防汚性能は高そうですね。
ただし、カルナウバワックス成分も含まれていることから、窓などには使用しない方がよさそうです。

フクピカトリガー2.0強力タイプを施工してみる

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

それではさっそく車に施工してみたいと思います。

施工結果

施工後の写真はこちら。

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

肉眼でみるとかなりしっとりとした仕上がりになって、旧フクピカトリガー強力タイプ同様に結果は良好です。

かなり良い感じの仕上がりです。

フクピカトリガー2.0強力タイプの撥水状態

次に、撥水状態について。
施工1週間後、2週間後、3週間後のそれぞれの撥水状態を動画にまとめてみました。

フクピカトリガー 強力タイプ2.0施工後の撥水状態

いずれもコロコロ系の撥水ですね。
疎水系が好みの型にはちょっと向かないかもしれません。

パネル実験

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

次に、パネルで比較実験をしてみます。
パネルの真ん中にフクピカトリガー2.0強力タイプを施工してみました。

パネル施工

まずはパネルにフクピカトリガー2.0強力タイプだけを施工してみます。

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

うーん、何やら変化が乏しい感じがします。

フクピカトリガー強力タイプってもっとガッツリ変化があったような気がしますが、今回はイマイチですね。

照明を変えたせいだろうか…。

フクピカトリガー2.0と比較してみる

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

次に、フクピカトリガー2.0と比較をしてみます。

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

これも見え方がイマイチです。
前回の実験時はちゃんと変化がでたので、もしかしたら施工の仕方が悪いのかも…。

post-thumb-image:フクピカトリガー2.0の効果を試して計測してみた
今回は、以前レビューした、フクピカトリガーの進化版「フクピカトリガー2.0」のレビューをしてみたいと思います。 今回より新...

フクピカトリガー強力タイプとの比較

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

次に、旧製品のフクピカトリガー強力タイプとの比較です。
パネル右側にフクピカトリガー強力タイプを施工します。

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

あれぇ?

旧フクピカトリガー強力タイプのほうにしっかり変化が現れました。
旧製品のほうがいいのでしょうか。

施工方法が悪ければ、すべて薄くなりそうなものですが…。
ちょっと自分の実験結果に不安をおぼえますね。

滑水性能比較

最後に、フクピカトリガー、フクピカトリガー2.0強力タイプ、フクピカトリガー強力タイプの滑水性能の比較をしてみます。

フクピカトリガー強力タイプ2.0の滑水比較実験

グロスチェッカで変化を計測

次に別のパネルを使って計測です。

センター部分

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

施工前が68。

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

施工前が77。

センター部分で9ポイントUPです。

左サイド部分

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

施工前が61。

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

施工後が69。

こちらは8ポイントアップです。

右サイド部分

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

施工前が71。

DSC_3174 フクピカトリガー2.0 強力タイプの効果を試してみた

施工後が77。

6ポイントアップです。

グロスチェッカー計測結果

計測結果的に、光沢値が上昇しているので、艶出し効果はしっかりあるようです。
この数値の変化具合を貯めていけば、いいデータになりそうですね。

フクピカトリガー2.0強力タイプまとめ

ということで、今回試したフクピカトリガー2.0強力タイプですが、結果は全体的に良好。というかかなり優秀な部類に入ると思います。
なにより価格が安いのが素晴らしいですね。
どこで買っても600円~700円程度で購入できてしまうのは素晴らしいです。
しかもこの価格で、性能はその辺の高価なコーティング剤以上の光沢感が期待できるというのは、優秀としか言いようがないですね。

以上、フクピカトリガー強力タイプ2.0を試してみましたが、価格が安く、効果も高い製品ですので、おすすめの商品と言えます。

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