今回は、以前の3Mポリマーワックスの液体の方の記事にて「ポリマーワックスの液体とネリの方は違うよ」と教えて頂いたので、3Mのポリマーワックス(ネリ)の実験をしてみたいと思います。
ポリマーワックス(ネリ)は要はポリマーワックスの固形版です。液体の方にはコンパウンドが入っていて、固形の方には入っていないという事だったんですが、使用感はどんな感じなのか比べてみたいと思います。
価格は3,000円台と、1,000円台のコーティング剤でも購入を迷うような私には少し高めの価格設定。でもここは勇気を出して購入です。
ポリマーワックス(ネリ)が届いた

ポリマーワックス(ネリ)が届きました。
とりあえず、一番最初に思ったのが
重たいなぁ
ってことですね、手元にある固形ワックスと比べると明らかに重たいです。
それもそうです
ポリマーワックス(ネリ)
内容量:297g
CCワックスプラス
内容量:100g
CCワックスゴールド
内容量:100g
シュアラスター スーパーエクスクルーシブフォーミュラ
内容量:200g
って事なので、CCワックス系の約3倍、シュアラスターの約1.5倍という内容量。
そりゃ重たいわ。
それで価格が3,000円台ならばまぁ妥当というより、グラム当たりの単価で言えば安めです。
次に中身。
蓋が開かねぇ
キッチキチに缶が閉まっているので、蓋を開けるのに難儀しました。10円玉とマイナスドライバーを駆使して何とか開封。

実験前に何が何でも試してみたかったんで、テーブルに施工してみましたが、中々良い感じになりました。これは期待してよさそうな雰囲気です。
車に施工してみる


シャインポリッシュで磨く場合は、そのままですとシャインポリッシュのヘッド部分にワックスがつかないので、別途ワックスがけ用スポンジなどで施工面に軽く塗布してからシャインポリッシュで伸ばす感じです。

さて、右半分だけ施工してみました。

この写真に境界線を引いてみます。

で、もう一度、線の入っていない写真。

どうでしょうか?右側だけ色が濃くなっていますよね。
で、全面施工してみたんですが…。
あれぇ…?
なんだかポリマーワックスの液体の時同様、なんだか曇ったような仕上がりになってしまいました。
で
すこし落胆していたんですが、よくよく見てみると、モヤーっとした膜が一枚張って、それにより細かい傷が見えにくくなっているような。
写真ではイマイチわからないんですけどね。
どこかの報告で「ポリマーワックス(ネリ)は二日目から凄い」というのを見たので、とりあえずこのまま車体全体に施工して様子を見ることにしました。
全体の仕上がりはこんな感じ。


ひとまず、パッと見た感じ悪くはなさそうですね。
全体を施工した感じでは、固形ワックスというよりも、ふき取り不要系のワックスに近い感じです。よく伸びるのと、あとは別に乾かす必要もない感じなので、MFタオルで磨く感じで施工してもよさそうです。
[二日目]
翌日以降の効果を見るために、出かける前にホコリを落とそうとおもったら…
あれぇ?

どうやら昨日施工したときの余剰分がこの暑さに焼かれて浮いてきた模様。施工時にしっかり拭きとったつもりなんですが
MFタオルで拭いてあげるとすっきり綺麗になりました。
施工時にはかなり薄く施工するのを意識しないとダメかもしれません。
[三日目]

いかがでしょう。このギラつき感。ゴキブリのように光っていますね。これは中々良さそうです…
が
やはり直射日光の下で角度を変えてみてみるとチラチラと筋状の反射が見えることがあります。多分ふき取りきれていない余剰成分でしょうね。
ひとまず、テラテラした仕上がりになるのは間違いないようです。多分車体が黒なんで拭き筋的なのが気になるんだと思いますが、神経質にならなければ気づかない程度ではないかと思われます。
まだパネル実験を行っていませんのでとりあえず以上。
実験したらまた追記しますのでお待ち下さい。