過去2回にわたり、コーティング剤の紫外線保護能力を比較するべく、アレコレ実験してみましたが、そこまで思った通りの結果にならず、中断気味だった実験ですが、今回でどうにかいい方法にたどり着けそうです。
参考記事
塗装や樹脂パーツを痛める言われている紫外線。カーコーティング剤にはこの紫外線の対策が行われている製品がありますが、その効果がどの程度の物なのか、検証するための準備をしてみます。
カーコーティング剤の紫外線保護成分がどの程度有効なのか、実験したくてアレコレ試してみました。
もっと顕著な変化がほしい
前回までの実験では、大きな変化を見るのが難しく、ティッシュ相手に悪戦苦闘してたわけですが、コメント欄にて「蛍光ペンで線引いて、ラップみたいな紫外線透過率が高いやつで実験したらいいんじゃね?(要約)」とアドバイスをいただき、ふと気づいたことがあります。
蛍光剤入りの洗剤ってブラックライトで光るよね?
って話。
これならもっと顕著な結果が見れるのではないかという希望が湧いてきまいた。
実験材料を集める
そうと決まれば実験材料集めです。

まずはお皿。
実験に使う面積が広い方がより変化が明確でいいかなぁというのと、紙だとそもそもに紫外線による劣化防止のためのものが入っている可能性もあり、紙自体が発行してしまう可能性もあるので、蛍光剤に反応しないであろう皿をダイソーで買ってきました。

次に蛍光剤入りの洗剤ですね。
今回は驚きの白さにならなくてもいいので、きれいに発光してもらいたいところです。
実験してみる
それでは、実験です。
購入したお皿に、水で溶いた蛍光剤入りの洗剤を塗りたくり、少し乾燥させて、ブラックライト照射!!!

はいー。
光りました。
ここまでは目論見通りですね。
写真だと微妙なんですが、結構しっかり光っています。

次に、このお皿にラップをかけ、ラップの半分だけ日焼け止めクリームを塗って
ブラックライト照射ァァァァ!!!

・・・・
違いが判らねぇ…
こんなにもわからないもんでしょうか?
実験した本人ですら、右に塗ったか左に塗ったかよくわからん位左右の違いが見えません…
今回も失敗か…。
救いの神は無印良品
今回もダメかと途方に暮れていたところ、こちらもコメント欄で頂いた「紫外線チェックカード的なのが100円ショップでも売ってるよ」という情報。
それをヒントにあれこれ探したら、どうやら丁度いい価格(ガチの紫外線チェッカーは高い)のが無印良品にありました。
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738884842

そう、紫外線チェッカーがあるんです。
しかも安い。
とりあえず、サランラップ自体は紫外線透過率は高いみたいなので、サランラップとこの紫外線チェッカーを使って試したいと思います。
まずは、何も塗っていないサランラップを紫外線チェッカーに被せて、ブラックライト照射!

ギリギリまでブラックライトに近づけて「2.1」の数値がでました。
というか離してしまうと数値が出ません(笑)
で
次に日焼け止めクリームをラップに塗って、紫外線チェッカーに被せて同じ距離で計測。

「1.6」!!!
数字に変化が現れました。
これは実験に期待が持てそうです!!
実験継続
ということで、どうにか明確な変化が見れそうな雰囲気が出てきました。
ただブラックライトでは紫外線量が足りないので、昼間に試した方がよい結果になりそうですね。
ということは…
「皿」「アタック」「ブラックライト」いらないねコレ…。
皿はこの後普通に食器棚の住人になれる。
アタックは洗車に使ったタオル類を洗うのに使える。
ブラックライト…。
どうしようねこれ(笑)
ハードオフ行きかな。メルカリで出品して発送すんのも面倒だし(箱取っておいてよかった…)。
ひとまず、比較実験自体は継続できそうなので、皆さんはブラックライトの行く末はお気になさらず、次回の報告まで今しばらくお待ちください。