今回は、なんだか久しぶりのコーティング剤のレビューです。
洗車自体はちゃんと定期的にしているんですが「新しいコーティング剤」となると、なかなかタイミングが合いませんね。
もっと日頃の洗車状況もUPしようかなぁ…。更新止まりっぱなしよりも、大分マシでしょうか?
オートバックスの「No8 ハイブリッドガラスコーティング」
さて、今回レビューするのは、コメント欄にて教えて頂いた「No8 ハイブリッドガラスコーティング」です。
この製品はオートバックスグループのオリジナル製品です。
製品の特長としてこのような記述がありました。
■簡単作業でムラになりにくいスプレータイプのコーティング剤です。
■使うほど、ガラスコーティング効果が増し、水洗いだけで汚れが落ちます。
■「ガラスの保護力」と「シリコーンの輝き」の特長を併せ持つハイブリッドコートです。
https://www.autobacs.com/shop/g/g4971475278811
という事ですが、さらに補足としてこのような内容が。
本製品は、洗車後の水滴を軽く拭き取ったボディにスプレーして拭くだけの簡単作業で、ガラスコーティングができる、全塗装色対応の簡易コーティング剤です。
本製品は主成分である「天然ガラス成分」と「被膜形成型シリコーンオイル」を同時に電着(※)させることにより、ガラス系コーティングの保護とシリコーン系コーティングの輝きの双方の特長を併せ持った、ハイブリッドなガラスコーティングです。水アカや雨ジミもできにくくなり、汚れが落ちやすくて強い保護力と深みのある艶のあるボディに仕上がります。
また、電着したガラス成分は、塗装表面に無数にあるミクロの凹凸の凹部分を埋め、何度も繰り返し施工することで、凹部分が結晶で埋めつくされ、塗装表面そのものがガラス質へと進化していきます。使えば使うほど、水洗いだけで汚れが落ちるピカピカボディになります。
https://www.autobacs.com/shop/g/g4971475278811
って事なので、ペルシードやグラシアスと似たような製品でしょうか。
公式の紹介動画はコチラ
「クリア層がガラス化」とか「塗装がガラス質に」とか
というか、このNo8 ハイブリッドガラスコーティングの売り文句で納得した点がいくつかあります。
「塗装表面のクリア層をガラス質に変える
とか
「天然ガラス成分がクリア層の浸透定着してガラス化する」
とか
「クリア層自体がガラス化」
という、この手の製品の謳い文句。
そんなわけねぇだろ
と思っていたんですが、まぁつまり、No8 ハイブリッドガラスコーティングの謳い文句を参考にするならば
浸透=傷などの凹凸に入り込む
塗装をガラス質に変化 or 塗装をガラス化=ただ表面に乗っかってるだけ
って解釈でいんでしょうか?
上記のような解釈でいいのであれば
ワックス施工した車だったら「塗装がワックス化」とか「塗装がワックス質に変化」って表現をしてもいいって事?
なんか字面だけ見ると、塗装がエラくヤバいことになているように見えてしまいますね(笑)
いつまでも乾かないヌルヌルの塗装…みたいな?
この解釈方法が当たってるかについては、私個人の解釈なので、まぁ参考程度に。
「お前の貧相な語彙力だとそういう解釈になったかもしれないけど、正しい日本語の解釈だとこうなるんだぞ!」というご指摘があれば是非…。
施工してみる

「結局買うなら四の五の言わず買え!」とか言わないでくださいね(笑)
ということで、製品レビュー。
内容はNo.8 ハイブリッドガラスコーティングの他、マイクロファイバークロスがつきます。
その他の情報はコチラ
液性:弱アルカリ性
洗車後のボディーに施工してみます。

スプレーした感じは、若干泡立つ感じで、ペルシードやグラシアスに非常に近い感じですね。
施工後のボディーはこんな感じ。


うん、まぁいい感じかな?
変化は見て取れます。
施工日は曇天だったので、日を変えて晴天時に施工してみました。
施工前の洗車の様子。

水はシターーーっと流れていきます。
※見づらいGIFでゴメンナサイ…
ただ、これが雨だとしたら警報レベルの豪雨ですのでは雨天時の撥水・疎水の参考にはなりませんからね?
まぁ、GIFの都度同じことを言っていますので、昔からの読者の方はウンザリかもしれませんが、初見の方もいると思いますので一応…。
2回目の施工結果は…


晴天だというせいもあるかと思いますが、テラテラですね。
ただ、肉眼でみた光沢感としては、ヌラヌラ、ヌメヌメといった感じよりも、もう少しすっきりした感じの光沢でした。
ちなみに同梱のマイクロファイバータオルの質は、厚さも毛の長さも手触りも中々よいものでした。
そのうち「同梱MFタオルランキング」とかやってみようかな(笑)
パネルで比較してみる
次に、パネル実験です。
まずはど真ん中にNo.8 ハイブリッドガラスコーティングを施工。

ちゃんと変化が見て取れますが、少し薄い感じがしますね。
ペルシード、グラシアスと比較してみる

次に同様に「ガラス質に変化」系の製品であるペルシードやグラシアスと比較してみます。
参考
ミラリード コーティング剤 ペルシードの効果を比較してみた
プロスタッフの「グラシアス」を試してみた

真ん中のNo8 ハイブリッドガラスコーティングが一番薄いように見えますが、あくまで光の加減の問題なので、肉眼でみると大した差は見て取れません。

水滴を落としてみる
いつもならここでgifアニメーションなんですが…

わかりづらいですね(笑)

ペルシードが少しコロっとした感じでしょうか。
これを少しずつ立てていくと…



グラシアスとNo8 ハイブリッドガラスコーティングの水滴が流れ落ちました。
ペルシードは残りましたね。水滴の量の問題かなぁ…。
で、実験後、水分をふき取ります。

!?
No8 ハイブリッドガラスコーティングとペルシードが見えなくなりました(笑)
グラシアスはちゃんと残っていますね…。
そういえば、ペルシードのレビューの時も同じことがありましたね。

No8 ハイブリッドガラスコーティングのレビューまとめ
という事で、No8 ハイブリッドガラスコーティングを試してみましたが、悪くないかな。
光沢も感じられましたので、効果はあるのかなといった感じです。
1回目、2回目と繰り返していくと効果は増しているのかなぁ~という感じはしますが、パネル実験の通り、耐久性について若干の不安が残ります。
まぁパネルじゃなくて塗装面だったら違うのかもしれませんが…。でもグラシアスは残ってるし…
施工した感じとしては、施工ムラも起きにくいので、立ち位置的にはやはりにペルシードにかなり近い所ではないかなぁと思います。
付属のタオル的にはペルシード付属の物のほうが私は好きですけど。
でも、約2,700円は少し高いかなぁという感じですね。
もう少し価格が落ちてくれれば、もっと使いやすくなるんじゃないかなぁと思います。
1本使い切るまで施工したらもしかしたらもっともっと光沢は増すかもしれません。
同じ製品を繰り返し施工したときの比較も今後やってみたいと思います。