前回の紫外線対策についての記事(カーコーティング剤の紫外線保護力を比較してみる 準備編)が、思いのほか反響が多くて、ご期待されている方が非常に多いようなんですが、申し訳ないんですが、今回は別件。
カーコーティング剤のVuPlex(ヴュープレクス)のレビューをしてみたいと思います。
VuPlex(ヴュープレクス)とは
さて、このビュープレクス、汚れ落としとコーティング両方を兼ね備える製品という事で、プレクサスに似ているような感じです。
アマゾンの商品説明にはこのような記載がありました。
アメリカでは Plexus の存在があまりにも有名ですが、オーストラリアやヨーロッパでは、この VuPlex ( ヴュープレクス ) の方がかなり有名で高性能なメジャーアイテムとなっております。
VuPlex(ヴュープレクス)簡単コーティング剤 クリーナーポリッシュ 445mlスプレー [HTRC2.1]
という事で、製品的に似ているのは間違いないようです。
VuPlexの特徴
製品の特長につては、アマゾンに記載がありましたので引用します。
商品紹介
VuPlex(ヴュープレクス)は、汚れを落とし表面をつるつるにして、
撥水・防汚性や擦傷防止効果に優れたミクロの保護被膜を形成し、
美しい輝きを蘇らせる『素材に優しい中性の超カンタン洗浄・保護・ツヤだし剤』です。
【特徴】
・1本で簡単に、「洗浄・保護・ツヤだし」が出来ます。
・使い方は、「スプレーして、拭き取って、乾拭きする」だけ(3ステップ)。
また、濡れている状態でも乾いている状態でも効果は変わりません。
・使える箇所は、プラスチック・金属類・ガラス等何にでも。
(滑っては困る箇所、吸水性のある、紙・布・革・ゴム等の素材以外はOK)
・用途はたくさん。
車やバイクは全般的に使用可能。自転車や釣り用品、
サーフボードやスノーボード等のホビー用品にも。
PC、スマートフォン(携帯電話)、ゲーム機、携帯音楽プレイヤー、
デジカメや家電、またCD・DVD、メガネ・サングラス等の小物等にも。
・豪州・米国・英国における4つの検査基準のもとでテストを実施し
「消費者の健康に対する危険性は無い」ことが証明されているため、
食品関連設備にも使用可能です。
≪豪州enHealth2004、米国EPA1989、2000a、米国ATSDR1992、英国Regulation(EC)No1935/2004≫
※食器類や調理器具には使用できません。
・成分は、アンモニア・シリコン・コンパウンド・石油・アルコール等の溶剤・研磨剤を含まない
完全な中性でどんな物に使用しても、素材に影響を与える事がなく安心してご使用いただけます。
【成分】
天然植物ワックス、天然果実エキス、ポリマー、界面活性剤、オーガニックソルベント、噴射剤、水
【液性】
中性
【用途】
プラスチック、金属等の洗浄・保護・艶出し
【使用可能箇所】
塗装面、プラスチック・樹脂面、金属面、クリアコート、ホイール、ライトカバー、スクリーン、シールド、マフラー、ミラー、メッキパーツ、
エアロパーツ、フェアリング、ダッシュボード、カーボンパーツ、計器類、アクリル、ポリカーボネート、FRP、ABS樹脂、塩化ビニール、
フィルム類、CD・DVD等
VuPlex(ヴュープレクス)簡単コーティング剤 クリーナーポリッシュ 445mlスプレー [HTRC2.1]
という事で、ビュープレクスには一応ワックス成分が含まれているようです。
車に施工してみる

それでは車に施工してみたいと思います。

噴きかけると、ほのかにオレンジの香りがします。
一度の噴射量はプレクサスと比較すると少な目です。
施工した感じでは、伸びは悪くないものの、プレクサスと比較すると若干劣る感じ。結構こまめに噴いて使いました。
ムラになりにくさで言えばビュープレクスのほうが、ムラにならずスッキリ仕上がります。
ただし、最後の乾拭きの際の拭き取りは少し重い感じがしました。
それでは施工後の様子をどうぞ。



光沢感は悪くないですね。
スッキリとした印象です。
パネルで比較してみる

次にパネル実験です。
左側にVuPlexを施工します。

如何でしょう?ちゃんと変化が現れましたね。いい感じです。

左側にVuPlex、右側にプレクサスを施工します。

左右比較してみると、大差ない感じですね。
どちらもよい感じです。
これは使えそうです。
滑水性能の比較
次に、水滴を落としてみずの落ち具合を比較します。
左がVuPlex、右がプレクサスです。

どちらも水滴の落ちは悪くありませんが、VuPlexのほうが水滴が丸く、落ちる速さも若干早い感じです。
滑水の性能で言えば、VuPlexのほうが優秀です。
まとめ
以上、VuPlexをレビューしてみました。
製品単体で見ると、優秀な製品と言えるでしょう。
ただ、どうしても比較対象にプレクサスが上がってきてしまいます。
プレクサスと比較すると、施工のしやすさではプレクサスに軍配が上がります。
ただ、プレクサスより施工時のムラのようなものが少ないので、スッキリ仕上げて2度拭きしたくないという場合はVuPlexnのほうが良いようです。
スプレー缶で言えば、プレクサスはノズル失踪の可能性がありますが、押しやすい。VuPlexはノズルが取れることはほぼありませんが、押しづらいなど、あれこれ違いがあるので、あとは個人の好みによって分かれるところですね。
購入しても失敗するような製品ではないので、気になる方は一度お試しになってもいいと思います。